チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「花器のある風景」泉屋博古館東京

2025-03-09 20:00:00 | 2025美術館 博物館
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。
今日わ、東京港区六本木にある美術館ですにゃ。住友家由来のコレクションを保存展示していますにゃ。

「花器のある風景」泉屋博古館
南北線六本木一丁目駅

※撮影が許可されている作品ですにゃ。

青華紅彩桃樹文耳付花瓶
初代宮川香山
美しい青い花に吉祥の絵柄の桃がたくさん描かれていて縁起のよい花瓶ですにゃ。やさしげな桃色とクールな青さが際立つ作品ですにゃ。小さくて分からないけど、縁起のよい鯉とか龍も描かれているですにゃ。

菊花形藤花壺
初代宮川香山

宮川香山わ中国や欧州のスタイルから独自の釉薬をつくりだし、明治時代欧米への輸出品として人気だったそうですにゃ。高浮彫と当時流行していたアールヌーボーを取り入れた美しい壺でございますにゃ。はぁ~、うっとりしますにゃ。発色、ツヤ感、精密さと他にわないですにゃ。

チビクロ気になった作品ですにゃ。
村田香谷 「花卉・文房花果図巻」
四季の花々や果物の他に(文房四宝)と呼ばれる筆、紙、硯、墨が描かれていますにゃ。枇杷、筍、栗、葡萄、南瓜、ガラスの器に入った金魚、ハスの実、仏手柑とかあってよくわからない植物とか果物とかあって見ているのがとても楽しかったですにゃ。他の絵師の作品でも野菜とか果物とか描いたものをよくみかけるのわ、なぜだろう?みんなが描いておきたいテーマなのだろうかにゃ。

浦上春琴「蔬果蟲魚帳」
12図からなる画帖ですにゃ。江戸後期の文人画家。展示されていたのわ、貫入と呼ばれるヒビ模様が入った青磁の花器にばらとジャスミンがいけてありますにゃ。その後ろにわ枝についた柿がおかれていますにゃ。細密でありながら、省略されている描き方わ、日本的ボタニカルアートだにゃと思いましたにゃ。植物が描かれている絵ってなんか好きですにゃ。

絵はがきとか画集を取り扱っている場所に、作家さんの小さな作品が販売されていてとても可愛かったですにゅ。あれわ、素材わなんだったのだろう?小さなちいさなうさぎわ手足がパーツになっていて、動くみたいだったのだ。壊すといけないと思って手を触れなかったけど、お店の人わ、お手にとって見てくださいと言ってくれたから、もっとよく見ておけばよかったですにゃ。なんというかそこはかとないかわいさわ、やっぱり作家さんが感じて作るものわ、トクベツなのかにゃ。黒猫もあったですにゃ。

京都にあるという泉屋博古館にもぜひ
行ってみたいですにゃ。
ステキ美術鑑賞タイム過ごすことが
できてありがとうございますにゃ。

駅通路の寄せ植えがあまりにきれいだったのでパチリ。いろんな種類がたくさんかっこよく植えられていましたにゃ。


今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。