偶々聞いた下記のラジオ番組は、興味深い漱石批判だった。
— Riki67 (@tikarato) 2016年12月16日 - 10:37
ラジオ第2 カルチャーラジオ 科学と人間「漱石、近代科学と出会う」(10) 2016年12月16日 午前10時0分
nhk.jp/P3065 #radiru #nhkr2
偉大な人物を批判するのは容易でない。まっとうな批判でも、「自分はどれほどの人間?」とか、「格下なのに上から目線?」と思われるのを恐れ、つい自己規制してしまう。人文系学問の領域で恩師が活躍中なのに批判的な論文を書いたり引用するのは、アカデミックな現実の世界ではかなりの覚悟が要る。
— Riki67 (@tikarato) 2016年12月16日 - 12:52
デザインに興味がある人なら下の国立西洋美術館のギザギザマークがNMWAだということは、すぐわかる。建物よりずっとあとに生まれたシンプルきわまりない優れたデザイン。モダニズム建築の美術館にとても相応しい。別なデザイナーが考えても同じ… twitter.com/i/web/status/8…
— Riki67 (@tikarato) 2016年12月16日 - 13:32
美術館での作者名表示に「誰々に帰属」というのがある。例えばフェルメールに帰属。財産や権利についての帰属は、「終局的」に誰々の所有の意味になるが、美術館での「帰属」は決して「終局的」ではなく、むしろその作者名がまだ確定されていないことを示している。
— Riki67 (@tikarato) 2016年12月16日 - 18:09
@tikarato
— Riki67 (@tikarato) 2016年12月16日 - 18:21
ただし、誰かが、またはある機関や著作物が、その作者であると「帰属」させている。日本美術では「伝誰々」があるが、伝聞というニュアンスが含まれるのでこれを嫌ったのかもしれない。なら、「誰々に推定」ではダメなのか?曖昧すぎるのか、弱いのか、これも嫌われている。