二階観測デッキの整備が始まったのに平行して、一階床の工事も進み始めた。とはいっても工事をする手は一つ。二階が手詰まりになると一階に、一階が材料不足でどうにもならなくなると二階へという具合だ。
一階の本床は、シロアリ対策をした根太の上に薬剤をたっぷり浸み込ませたコンパネを張り、その上に45ミリ角の垂木を30センチ置きに並べてその上にコンパネを張るという方法をとった。コンパネは新品だが、垂木は観測デッキの仮屋根を支えていた材料を流用した。色が焼けているだけで強度に問題は無い。
この流用分で節約した材料代も馬鹿にはならない。その分進展に貢献できると言うものだ。頭の中に完成したときの部屋を思い描きながら、牛歩どころか蝸牛の歩みで作業が進む。
一階の本床は、シロアリ対策をした根太の上に薬剤をたっぷり浸み込ませたコンパネを張り、その上に45ミリ角の垂木を30センチ置きに並べてその上にコンパネを張るという方法をとった。コンパネは新品だが、垂木は観測デッキの仮屋根を支えていた材料を流用した。色が焼けているだけで強度に問題は無い。
この流用分で節約した材料代も馬鹿にはならない。その分進展に貢献できると言うものだ。頭の中に完成したときの部屋を思い描きながら、牛歩どころか蝸牛の歩みで作業が進む。