天気はいつまで待っても回復しなかった。それどころか小雨さえ落ちてきて僕らの不安をあおる。ただ、時には雲を薄くして、欠けて行く太陽を垣間見させてもくれた。その度に広場に歓声が上がる。
僕が持ち込んだ機材は、一眼レフのデジタルカメラが2台とレンズ4本。それにビデオカメラとワイド、テレの2本のコンバーターだ。望遠鏡は口径6センチの屈折を小型赤道儀に載せている。
ただ、これだけの機材をひとりで扱う。ずっと晴れていればその時間も有るが、雲が薄くなるのはほんの数秒。それもその時の条件で明るさが猫の目のように変わる。結局一眼レフではたいした写真は撮れなかった。フィルターの切り替えが間に合わないのだ。
この写真はテレコンバータを付けたビデオカメラで捉えた食分5.5の太陽。現地時間で午前9時4分8秒のひとコマだ。
僕が持ち込んだ機材は、一眼レフのデジタルカメラが2台とレンズ4本。それにビデオカメラとワイド、テレの2本のコンバーターだ。望遠鏡は口径6センチの屈折を小型赤道儀に載せている。
ただ、これだけの機材をひとりで扱う。ずっと晴れていればその時間も有るが、雲が薄くなるのはほんの数秒。それもその時の条件で明るさが猫の目のように変わる。結局一眼レフではたいした写真は撮れなかった。フィルターの切り替えが間に合わないのだ。
この写真はテレコンバータを付けたビデオカメラで捉えた食分5.5の太陽。現地時間で午前9時4分8秒のひとコマだ。