宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

垣間見る南天

2010年02月21日 10時54分04秒 | 

昨日は昼からべた曇。これはだめだと諦めて、煉瓦を積むためだけにみかんの丘に上がる。そして、ようやく作業が一段落して外を見ると日が暮れかかっていた。
西の空の雲が切れ始めている。あれ、晴れるのかな。そう思いながら後片付けをして二階に上がり、屋根を開けると見渡せる範囲の半分近くが星空に代わっていた。五日月がまぶしい。このまま晴れるのだろうか。そう思いながら服を着込んで時を待つ。
やがてあれほど有った雲はすっかり東に去り、南の空、島影の上に、普段あまり目を向けない星座が煌く。おおいぬの足元から、「とも」「らしんばん」「ほ」。もともとは「ガリオン船」という壮大な星座だったらしいが、あまりに大きすぎて使いにくい為にそれぞれのパーツに分けられたと、昔何かで読んだ気がする。見ると長生きが出来るといわれる南極老人星カノープスは、残念ながら地平線近くの雲にさえぎられて見えなかった。
何を撮影しようか。月明かりがあるので星雲は無理かもしれない。そう思いながら時が過ぎていった。

コメント
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