宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

ふたご座流星群

2010年12月15日 11時54分12秒 | Weblog

昨日職場から帰ろうとしていたらふたご座流星群の話が出た。お前は撮らないのかと聞く。あいまいな返事をしていたら、何時ごろが見頃か、どれくらい流れるのかなどと畳み掛けてくる。仕方なく、撮ってみるよと答えて帰宅した。
みかんの丘は遠い。明日も仕事だし、出来れば家の近くで撮影したい。機材一式を車に積み込んで、街の北に広がる山の裏側を目指した。みかんの丘がまだ無かった頃、よく足を運んでいた場所だ。空は明るいけれども直接の街明かりを隠してくれる。

現場に到着したのは午後10時半。ワイドズームを取り付けた小さいほうのカメラを赤道儀に、ズームをいっぱいワイドにした大きいほうのカメラを普通の三脚に載せた。ビデオカメラは回しっぱなしにして、空を見上げる。雲が無い。風も弱い。やっぱり丘に上がれば良かったかな。と少し反省。
零時を回った頃、ようやく大きな流星が一つ。それからは15分置きくらいに明るい流星が飛ぶ。ただ、なかなかカメラの正面を飛ばない。体が冷えてくる。帰ろうかな。そして午前2時。ようやくカメラの前、北斗七星の側を大きい流れ星が一つ飛んだ。よし。これで終わり。後ろ髪を多少引かれながら帰宅した。

帰って画像を調べたらもう1枚、これは明らかにふたご座から飛び出ている写真が有った。


収穫はこの2枚か。写真左上の太い光の筋がふたご座の主人公カストルとポルックスだ。ふたご座の流星は明るくて素直。しし座のそれが消える間際に明るく輝いて存在をアピールするのと正反対。流れ星にもそれぞれの性格がある。

コメント (1)
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