観測デッキを開いたまま大工仕事を続けた。丘を爽やかな風がわたってゆく。それにしても、一生懸命撮影していた頃にはきちんと片付いていたデッキの上が今は物置と化している。何とかしなければならないが、そのためには今の建物の北側に寝室と物置を建て増ししなければならない。いつの事やら。
今やっているのは竹取庵の玄関ドア作りだ。思えば、屋根が出来上がってから4年にもなるのに、玄関の場所には四角い穴が開いたまま。そこを板でふさいで脚立で押さえている。まったくの日曜大工で、それも一週間に4時間から5時間くらいしか仕事に来ない。でもその間に居間の天井が出来、台所も完成に近づいている。そろそろちゃんとした入り口を作らなくては。ドアの設計に入ったのが今年の2月。工作を始めたのが3月の初め。そして、今ようやく内側部分がほぼ完成した。ひし形のところには会社の先輩が作ってくれるというステンドグラスが入る。
かなり良く出来ているとは思うのだが、材料はホームセンターの材木だ。時間をかけて作っているうちに出来た部材が乾燥して縮んだりしわったりしてくる。まあ、仕方ないというか、それも手作りの味かなと無理やり納得する。