前にブログアップしてからちょうど3か月。今回は本当に体が壊れるかと思った。仕事がまるでラザニアのように折り重なって、いくら考えても一日24時間ではこなし切れない。どうしようかと思いながらもコツコツ片付けてゆけば何とかなるものだ。ようやく一昨日すべて終了したが、最後は徹夜の連続だった。
そして、今日こそはとカメラを準備して丘に上がろうとしたのだが、朝また仕事の電話が入って出発が遅れ、午後は高校の同窓会の会合が有ってさらに先延ばし。丘に上がれたのは4時もかなり回ったころだった。
もう桜は無理だろう。今年は見逃した。そう思いながら到着してみると…
咲いている。まだ残っている。いや、頑張って残ってくれている。4本の枝垂桜のうち、早咲きの2本はもう若葉だけになっていたけれども、残りの2本はしっかり花びらが残っている。僕を待っていてくれたのだ。遅まきながらの花見。なんだか嬉しかった。
おばさんと3か月も来られなかった理由を話し、番犬太郎とも再開を喜び合った。そうこうしているうちに日が暮れる。今夜は晴れるかな。ただ、天気予報は思わしくなかった。
案の定、一番星は見えたものの、次の星が現れるころには西の空から次第に雲が迫ってくる。
仕方ないか。今日ここに来られただけでもめっけものかな。心と体がほぐれていくのがはっきり分かった。この春から仕事が一段と忙しくなっている。今までほど来られないかも知れない。ただ、僕の帰るところはここしかない。だって、ここは僕にとって宇宙(そら)に続く丘だから。