文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

Adobe systems社の動きに関して日本での対応は (3)

2013-07-02 18:27:25 | 電子出版はEPUB3が標準規格に
 はっきりとしていることは、日本国内で堅く構築されてきたビジネスモデルが大きく揺らいでしまうだろうという事です。
 それは、従来の古典的な印刷産業など、典型的な受注産業としてのいままでの業務環境がどんどん規模縮小していかざるを得ない状況に入りつつあるという認識があるからです。
 本来の印刷産業とは、明確にいって装置産業でもあり、それ以上に製造業の一端であるはずだからです。
 日本的な印刷産業での受注形態は世界的に見たら異端な形式だといわざるを得ません。

 同様にして、その受注産業としての印刷業を裏からしっかりと支えてきたとされる従来型の販売デイラーにとっては、顧客先の規模縮小と合わせて、取扱い販売製品・サービスの一つの主役から外されてしまうという、Adobe社などの主体的な取り扱い製品の販売手法の変更も重なって、その存立基盤が大きく崩れ、今のままでは存在しえない時代に入ったと考えられる。

 電子書籍出版と呼ばれる分野でのepub3用のオーサーリング環境やpdfでの展開など、Adobe社などへの期待は今後難しいという事ははっきりとしてきました。

 epub3をフルにサポートする親切なベンダーなどは存在することが、明らかに困難な時代に入ったと考えています。ベンダーからの提案を期待して待つなどのことはできなくなりましたと思います。

 多分、気が付いたら大手ベンダーそのものが、新たに構築されていくであろうEpubでのマーケテイングで主体的な役割を担っていくというイメージも考えていかねばならない状況も想定されます。


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