文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

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印刷産業の不振、それは媒体(メディア)への影響力喪失から

2008-03-01 18:28:32 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008-3-1
 印刷関連産業の動向が目を離せなくなってきました。
富士フイルムは、医薬品中堅企業を買収し、この分野への参入を発表。今なぜとの疑問が。どの業界でも経営資源の見直しと本業回帰を鮮明にしている中で、なぜ。
 なりふり構わず、新たな収益源を求めて、えっと驚く市場への参入を。最新の媒体(メディア)開発の先端を抑えられていません。最新の市場で勝ち抜く力が落ちていることは確かです。
 中堅の印刷関連商社で、思い切って人材派遣業に特化してしまった会社も出ています。
こちらは、10,000台もの専用組版ソフトウェアを販売した実績がありますが、ハードが松下製であるがゆえに、市場規模が合わず大手としてハードもソフトも簡単に撤退。
大日本印刷(株)が、書籍輸入販売大手の丸善を実質的に傘下へ、これもなぜ?。
 印刷産業及び関連産業は、ここ15年以上、本来のメインのIT環境(WindowsやLinux)を退き、MACとAdobenとの連携で開発を進めてきてしまいました。
 そのため、最新のIT分野で極端なほどのローカル化に落ち込み、影響力を喪失したと考えられています。いろいろなことが重なり、結果として印刷関連産業自体が
 いま、IT産業ではとても影が薄くなってきてしまっています。新製品の発表もあっても一般紙上では記事にもなりません。
 全般的にマスコミ上でも情報の露出がとても減ってきています。

 社会的な存在感が明らかに減ってきています。最新の媒体(メディア)への接触がとても悪くなってしまっている証ともいえます。


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