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なにか、定食だと井に重く感じることがある。以前はほとんど麺類を食べなかった私であるが、最近は何か中華街で、麺を食べたくなるときがある。ワンコインでどんぶりでもと思い、南門シルクロードを歩けば、「福龍飯店」にたどり着く。なんと今日はどんぶりがない。麺。メニューには「海老入りワンタン麺」となっている。こうなると興味がわく。
正確には、メニューには「エビ入り、ワンタン麺」と書かれていた。そうなると、「ぷりぷりの海老が・・・」と思うようになる。それにワンタン麺。かつて名判断と画像が私の脳裏を巡る。そんな無駄なことを考えながら出来るのを待つ。時間が遅かったせいか、店内には客はいない。家族経営の福龍飯店。すぐに厨房で音がする。
やはり通常の「海老ワンタン」のワンタン麺。醤油味の汁はやや淡泊。あまりだし(スープ)の味がしない。青菜とワンタンが5個ほど入っていた。ワンタンは赤身が見えていたので、確かにエビ入りなのであろうが、あまり海老の風味は感じなかった。つるりとしたワンタンは喉腰がよい。何か疲れがあるときにはありがたい料理である。調度お腹も落ち着きました。
「ランチの以前のイメージ」
龍「福建」 045-663-8896 改装後:福龍酒家 ランチ
700円(料理1品+スープ(中)+漬け物「シナチク」+ご飯」+デザート「自家製カステラ」)
南門通りに数年前に開店した店である。最も南門に近い中華料理店である。ランチを設けているので,その中で変化を持たしながら検討している店舗である。入り口は狭いが,内部は意外とふくらんでいる。4人程度の椅子が4脚と,10人程度の円卓2脚が1階に置かれている。2階は少人数にも対応できる宴会スペース(最大60人)となっている。
ランチは,4種用意されている。週替わりで,工夫を凝らして提供している。比較的ゆったりとしている店内を,愛想の良い女性がテキパキと切り盛りしている。この店も解りやすいメニューがテーブルの上に置かれたままになっておりありがたい。「豚肉の細切りとニンニクの茎炒め」を注文してみた。しばらく何も出てこないまま待つ。全てがセットになって運ばれてきた(本来このサービス中華街では個人的には好まない)。品のあるおぼんなので容認する(女性の愛想で相殺,大切な要素)。スープが多少冷めてきているのが気になるが,薄味ながらコクのあるスープである。岩のりか韓国海苔のようなものが入っており,美味しい。漬け物は,シナチクの味漬けがついていた。料理は,多少茎が生の感があり,味が甘ったるかったことを除けば,合格である(申し訳ないが醤油を少し足すと,私好みになった)。ご飯も大きな器で提供され,炊き具合・品質とも完璧。ご飯のおいしいというのは,ランチの鉄則である。
ランチ例)Aかに玉 B豚肉の細切りとニンニクの茎炒め C麻婆豆腐 Dニラレバ炒め
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