中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

まだ「雙十節」は中華街で残っている② 10月10日が中華民国建国記念日

2017-11-04 02:15:45 | 中山路

2.中山路・萬和楼
 

 今日は非常に寒かった。そのせいか何かつゆものが食べたくなった。だけど定食(ご飯もの)に執着したい。以前より,ラーメンと肉バラご飯が食べる店として興味を示していた「萬和楼(味味香)」に行ってみることにした。香港家庭料理・香港ラーメンに興味があったのだが,なかなか入れずにいた。

 小さな店舗に,店頭に売店があるので,客席は20人程度が限界であろうか,時間も遅かったので店内には2人しか居ない。普段からあまり混んでいる雰囲気はないが,昼時は,基本はランチらしい。看板に書いてある「ランチメニューを店主と思われる男が説明する」 。一番人気が,880円(最も高い)のセットだと力説する。香港ラーメンに水餃子が付くというランチだが,先ほどの客が頼んでいたので見ると,小さな器で3個の水餃子が盛られているだけ,頼まず正解だった。「香港ラーメン+豚バラ肉ご飯+漬け物(680円)」を頼んでみた。

 まず驚いたのは,豚バラ肉ご飯は,メニューに載せるものではない。取り皿に冗談のように盛られた,ひとすくいのご飯に,くずのようなバラ肉が盛られたもの。卵付きというが半分に切られた煮玉子が添えられているだけ。やけに八角の香りがきつい。香港ラーメン=胆たん麺となっているが,インターネットなどでも「胆々麺」にこだわりを持っているひとはいる。その基準にはとうてい達しない,単なる素人蕎麦。まずくはないがお金を出して食べるほどのものではない。肉バラご飯が期待はずれ(中華街では最低でも小どんぶり程度のものである)であっただけに,戦意を失っている。どうもあまり客を大切にしているとは思えない店であった。

 名前が2つあるのは,基本は「萬和楼であったが,香港料理を基本とするようになり『味味香』に改めたようである」守る姿勢がおおい。

 

 

 

 

 

 雙十節(双十節)とは1911年10月10日中国で起こった辛亥革命で清王朝を倒し、アジアで初めての立憲民主主義国家 中華民國が成立した日を記念する祭り(建国記念日・國慶節)です。十が二つ重なるので雙十節とも言われます。横浜中華街では毎年この日を記念し関帝廟横の中華學院校庭での民族舞踊演技、中華街での祝賀パレード・獅子舞等盛大に開催されます。毎年10月10日に開催されます。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まだ「雙十節」は中華街で残っ... | トップ | 意外と知らない中華街の基本②... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中山路」カテゴリの最新記事