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順海閣では、酒家がもっともお気に入りである。この店は広めのフロアー2階もあるが、1階の6席程度のペースが実によい。また基本相席の中華街において、可能な限りしない姿勢もありがたい。相席は苦にならい(時々美しい人とご一緒できるときもある)が煙草を吸われるのがたまらない。
今日はやや肌寒い。最近夏場は水を出す店が多いが、ここもそうなったらしい。お茶を頼めば快くポットで持ってきてくれた。やや薄めであるがホットする。漬けものは「キュウリのキューちゅん?」。似ているが自家製らしい。
600円は3種。「イカと野菜の炒め」を頼む。当然出されたものは、おいしいそうな炒め物。ランチでも化粧包丁が施すのはさすが順海閣である。彩りも良い一品。シャキシャキ感が残り、あんが旨くからみあう一品はおいしい。味付けも薄め、おいしい。ご飯にのせて食べると絶品である。
ご飯もおいしいのがこの店。まして大きめの器に十分に盛られてくる。ランチ族にはありがたい。卵スープにもコーンが入っている。綺麗に卵が混ざっているスープもおいしい。すぐ飲み干していれば、おかわりを勧めてくれる。今度はできたて、熱々である。
満腹くになり、ポットに残ったお茶を楽しみに呑む。デザートはやや少ないが、フルーツも入った一品。容器で固めているのであろう切れていないもの。器から冷やされているので、清涼感が出る。午後からの仕事に意欲を見いだせる。
売店もある店頭は、だいぶ貫禄も出始めているが、中華街の店舗はこのような雰囲気が望ましいと思うのは私だけだろうか。香港路は最近通路が無くなるほど通路に出ている。順海閣酒家は最低限の表現なのかもしれない。
最近おもしろいのは生ビールがつく「飲み物付きセット」は、昼に軽いコース思っている人には良いのかもしれない。フカヒレをふんだんに盛り込んだ「プチセレブセット」等も女性には受けるのかもしれない。
「以前のイメージ」
順海閣酒家「広東・海鮮」 045-662-5503
600円から(料理1品+スープ+漬け物+ご飯+デザート「杏仁豆腐」)+おしぼり
日常「1000円バイキング」で客を呼んでいる新館とは異なり,こぢんまりとした店構えである。1階は10数名しか座ることができず,2階も20名程度である。広東料理を看板に出しているだけに味付けは,あっさりとしている物が多い。濃い口の中華料理が苦手だという人には良いかもしれない。
ランチは5種用意されているが,最低を600円に800円程度まで幅がある。特徴は,漬け物がザーサイではなく日本の漬け物になっていることであろうか。私が行ったときは,キュウリの醤油漬けであった。ボリュームいっぱいのご飯は,この漬け物に実に合う。私は「イカの炒め物」を食べたが,素材の下ごしらえが実に繊細である。特にイカは飾り包丁が施され,鳥のような模様に加工されていた。老舗の配慮が感じられた。味は非常にあっさりしており,物足りない感じがするほどである。難を言えば,コーン卵スープがコクもなく,味が薄過ぎる点であろうか。
店内は,小さいながらこぢんまりとした受付もあり,2階へ上がる階段なども調度を施してある。インテリアも老舗らしい落ち着いた雰囲気を維持している。順海閣の中で,私は持つとも気に入っている。
ランチでもコースの雰囲気をと言う人には「サービスセット」がよい。2名以上であるが,(1.二種前菜の盛り合わせ2. コーンスープ3. 芝エビのマヨネーズ和え4. 鶏肉のバーベキューソース炒め5. 春巻き
6. チャーハン7. ココナッツムース)コースを1600円で楽しめる。基本のコースも2000円程度から有り,相談も十分にできる雰囲気がある。
ランチ例)A鳥の前菜盛りBピーマンの細切り牛肉炒めCイカとニンニクの芽炒めなど
※2007年春からランチメニューも展開している。
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