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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

バート・ランカスター モンゴメリー・クリフト「地上より永遠に」

2016-01-07 15:39:00 | 日記
池袋文芸坐の人気企画「魅惑のシネマ・クラシックスVol.19」で「地上より永遠に」見てきました。1953年 私が生まれる前の作品ですが、さすがに名作 色あせません。
時は、真珠湾攻撃を間近に控えた時期。転属してきたプルーイット(モンゴメリー・クリフト)が主人公。部隊同士のボクシング対決に勝てば昇進できるということで、中隊長は、名選手だったプルーイットをリングに上げようとしますが、かつて、リングで仲間を傷つけてしまった彼は、承諾しません。すると、たちまちイジメが・・・このあたり、いつの時代だろうが、どんな場所だろうが、人間の本質は変わりません。そんなプルーイットをかばうのは、同僚のマジオだけ。この役のF・シナトラが、また最高。アカデミー賞助演男優賞を獲っただけのことはあります。
こんな男くさい軍隊生活を描くだけでなく、当然、ラブロマンスもあります。主人公とバーの女ロリーン 曹長(バート・ランカスター)と中隊長夫人(デボラ・カー) このデボラ・カーの、なんと美しいこと。で、いよいよ、真珠湾攻撃が、ラストシーン 陣頭指揮を採る曹長 思わぬアクシデントに合うプルーイット ハワイを去る船の中の女性2人 各々の行く末が、なんとも言えません。