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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

なつかしいタモリの珍芸が観られる「九八とゲイブル」

2016-01-29 15:24:50 | 日記
1978年の映画で、主演が当時売り出し中のタモリと愛川欽也。原作は、井上ひさし氏の短編です。
舞台は浅草。ひょんなことから知り合った売れない喜劇役者のキンキンと正体不明の男タモリ。意気投合した2人は「九八とゲイブル」と名乗り、ストリップ劇場のコント役者として売り出します。この劇場の進行(秋野太作)が、若き日の井上ひさしを彷彿とさせる役です。大当たりとなった「九八とゲイブル」ですが、実はタモリ演じる九八には、ある秘密があり、それを知ったゲイブルは、折角のテレビ出演の機会を断念します。ここから、物語は、原作と違う展開をするので、原作読んでいると、かえってわかりにくい部分もでてきます。ただ、この映画の最大の見どころは、売り出し中のタモリが得意としていた「四か国語麻雀」などが観られること。それだけでも、価値のある映画です。