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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「青菜」と「小言念仏のようなもの」 「柳家小三治独演会」

2018-06-07 10:24:50 | 日記
昨夜は、池袋の東京芸術劇場での「柳家小三治独演会」でした。入り口に「開演18時30分 終演20時40分」とあります。
まず、弟子の一琴師が「転失気」
続いて小三治師登場。前回もちらっと書きましたが、このところ、社会情勢に怒りを表すことの多い師匠。昨夜も、ちょっとマクラ長め。で、ネタに入って「青菜」十八番。やはり、面白い。植木屋さんとお屋敷の旦那の会話。その醸し出す雰囲気は、師匠ならでは。お屋敷ご主人夫婦の「隠しことば」に、いたく感激し、自分も真似しようとする植木屋の無邪気さは、いつ聴いても、面白い。

休憩

一琴師が余技の「紙切り」をみせてくれた後、小三治師登場。開口一番
「あと2分」 1席目が長かったせいか、終演時間間近。
「こういう時に演る落語は、決まってる」と、「小言念仏」に入りますが、語るのは、念仏ではなく、1席目の「青菜」の話。実は 師匠 この落語演るのは、ほぼ1年ぶりとのこと。昨年 頸椎の手術をして、この落語に必要な手の動きが出来なくなったというのです。それが 身体も回復してきて、ようやく出来るように。良かった!まだまだ楽しませていただきたい。てなわけで、演目も「小言念仏のようなもの」とした次第です。