プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

六月大歌舞伎 芝翫 松緑 雀右衛門「巷談宵宮雨」

2018-06-26 10:14:29 | 日記
久しぶりの歌舞伎座です。「六月大歌舞伎」夜の部の「巷談宵宮雨」観てきました。中村芝翫 尾上松緑 中村雀右衛門らの出演。作は宇野信夫。24年ぶりの再演ということです

江戸時代 舞台は深川。もとは寺の住職だったが 女癖が悪く 職を追われ 日本橋で晒し者になっていた龍達(芝翫) 今は、甥の太十(松緑)に引き取られています。太十は、遊び人。女房のおいち(雀右衛門)が仕立物をして、どうにか暮らす毎日。以前 龍達の娘•おとら(児太郎)を預かった太十ですが、借金のカタに医者の家に妾奉公させている始末。そんな太十が、伯父を引き取ったのは、どこかに金を隠し持っていると踏んだから。
事実 龍達は、住職をしていた寺の庭に100両の金を埋めていた。人の目を盗んで、金を掘り出してきた太十。分け前を貰えるかと思ったら、たった2両だけ。意趣返しをしてやろうと思ったとき、通りかかったのが、かつての弟分の勝蔵(橘太郎) 鼠殺しの薬を売り歩いている勝蔵から、薬を手に入れた太十。となれば、後は•••
前半 龍達と太十の軽妙な掛け合いで笑わせ、後半は 深川八幡宮の祭囃子が流れるなか怪談に•••
2度楽しめるお芝居でした。