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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

女子高生の生態がイキイキと描かれた「レディ•バード」

2018-06-16 10:48:04 | 日記
女子高生の日常を描いた「レディ•バード」観てきました。主演のシアーシャ•ローナンという女優さん 撮影当時23歳だったそうですが、思春期の女子高生を見事に演じてくれ、面白い映画になっていました。
舞台は、カリフォルニアのサクラメント。この映画の脚本•監督は、グレタ•ガーウィグという30代中盤の女性ですが、サクラメントは、彼女の育ったところ。自分自身の経験が色濃く出た作品。なるほど、イキイキした映画になるわけですね。

時は2002年。まさに、ガーウィグ監督が女子高生だった時代。主人公は、クリスティンという女子高生。が、彼女 自らを「レディ•バード」と名付け、周りもそう読んでいます。
高校生活最後の年を迎えた彼女。なんとかカリフォルニアから都会に出たい。目指すは、ニューヨークの大学。が、母親は、地元の大学で十分という。実は、彼女の家 父親は、現在失業中。一流大学を卒業した兄は、スーパーで働いている。つまり、立派な学歴は、意味をなさない。
レディ•バードのもう一つの興味は、素敵な彼氏を見つけること。こちらは、チャンスがやってきます。学年たちがミュージカルを演る催しがあるのですが、その主役を演じるダニー。いいところのボンボンの彼に猛アタックしてゲット。お付き合いが始まります。
が、彼は「君のことは大事にしたい」と、キス以上のことは、しようとしない。そして、ある時 レディ•バードは、彼の秘密を知ってしまう。破局!
次の彼は、バンドをやっているモテモテのカイル。ちょっと不良っぽい彼とその仲間たち。レディ•バードも、そこに仲間入り。親友のジュリーとは疎遠になってしまう。
いよいよ 学年最後のイベント プロム。フォーマルなダンスパーティー。が、カイルたちは、そこに行こうとしない。この日の為におめかししたレディ•バード 「私は、行きたい」と、彼らと別れてダンスパーティーへ。ジュリーとも仲直り。
いよいよ大学。旅立つ時が。さて、レディバードの決断は•••というお話。

還暦近いオッサンが観ても、自分の高校時代を思い出し 楽しい作品でした。女性が観たら、なおさらじゃないでしょうか。特に 母親との関係は、同じような経験ある人は、多いはず。ここら辺は、ガーウィグ監督 上手いですね。