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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」

2018-06-19 10:36:54 | 日記
文化村 「ル•シネマ」で上映中の「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」観てきました。イタリアのコメディ。ギリシャの経済危機の煽りを受け イタリアも財政が苦しくなる。そのために、大学の教授たちも給料カットされたり、クビになったり。そんな不遇な教授たちが、思わぬところで再び活躍するという映画。本作は3部作の2作目。しかも、1作目は、まだ日本では公開されていない。また、原題がどういうものかは知りませんが、「いつだってやめられる」というシリーズ名。どう贔屓目に見ても、分かりにくい。そういう意味では、非常に損な映画だと思います。

主人公はズィンニという教授。どうやら、前作で逮捕されてしまったらしく、今は塀の中。因みに前作のタイトルは「7人の危ない教授たち」つまり2作目は、3人分パワーアップしているわけです。
さて、ズィンニへ取引を持ちかけたのは、パオラという女性警部。街に合法ドラッグがはびこり、非難を浴びる警察。そこで彼女 ズィンニたちを利用し、その撲滅を図ります。彼らへの報酬は、前科の抹消。余談ですが、この警部を演じるグレタ•スカラーノという女優さん パンフ見ると 御年32歳。小柄だけど、なかなかキリッとしたイタリア美人。私、タイプです^_^

閑話休題。警部の提案に乗ったズィンニ。早速 仲間を集めます。彼は、神経生物学者。さらに、古典考古学 計算化学 解剖学 文化人類学•••などのオーソリティが集まり、早速ミッション開始。何しろ天才の集まりですから「30種の合法ドラッグの摘発」というノルマを達成。万々歳かと思いきや、なぜか「ソポックス」というドラッグだけが成分が分からず、世間に蔓延している。マスコミは、相変わらず警察を非難。そこで、パオラ警部 「ソポックス」撲滅まで 報酬を与えない事にします。さて、彼らは無事に任務を遂行できるでしょうか?

前に書いたように、本作 3部作の2作目ですから、ラストシーンも 次回に繋がるようになっています。しかし、何の予備知識もなく観たら、よく分からないですよね。その点は、上映館 ちょっと不親切。
ただ、映画自体は、ギャグ満載で面白い。私の好きなシーンは、警部と教授たちの初対面シーン。
ズィンニが
「警部になにか質問がある人?」
と聞くと 9人の教授が手を挙げます。
「セクハラ質問は、御断りだぞ」
と、ズィンニ。全員 手を下ろす。
この種の下らないギャグ 私、ツボです^_^