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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

幸四郎 中車「八月花形歌舞伎」千秋楽

2020-08-27 10:11:55 | 日記
久しぶりの帝劇通いが終わり、今度は歌舞伎座です。
「八月花形歌舞伎」の千秋楽。
こちらも、コロナ禍がなければ、なんとか團十郎白猿の襲名披露興行観たかったのですが•••

例によって3階席での観劇。
が、今回は、残念ながら3階名物「めでたい焼き」は、お休みでした。
換気に気をつけ四部制での興行となった「八月興行」
私が観に行ったのは、第四部「与話情浮名横櫛」から「源氏店の場」
切られ与三郎 幸四郎
お富 児太郎
番頭藤八 亀蔵
下男 権助 彌七
下女 およし 芝のぶ
和泉屋多左衛門 中車
蝙蝠の安五郎 彌十郎
という配役。
登場人物、わずかに7名。
今の時節らしい少人数です。

お話は、余りにも有名。
木更津で、色々あったお富与三郎が
江戸で再開するシーン。

「しがねぇ恋の情けが仇•••」
の名台詞。
歌舞伎の世界に浸れて良いですね。
色男の与三郎 美しいお富 お富を口説く藤八 
無頼漢の蝙蝠安 貫禄たっぷりの和泉屋•••
約1時間の上演時間は、あっという間でした。

開演直前、自ら場内アナウンスで、直に客に感謝の意を伝えた幸四郎。
鳴り止まぬ拍手に、歌舞伎では珍しいカーテンコール。

良い興行でした。