葉真中顕さんの「そして、海の泡となる」です。
バブルの時代、「北浜の天才相場師」と言われた高級料亭「恵川」の女将•尾上縫を
モデルにした小説。
バブルの時期は、私の周りでも色々な事が起こりました。
私は、そんなに恩恵受けた記憶はないんですが、周りでは株に手を出したり
大変な時代でした。
そんなことを思い出しながら、読みました。
例によって、この方の本、初読みです。
主人公は朝比奈ハル。
和歌山の田舎で生まれ、上阪する。
仲居さん 水商売などをして、太客を掴んで
料亭のオーナーになる。
大阪千日前の「春川」
バブルを迎えた頃には、彼女が信じる「うみうし様」のお告げで
株の世界で連戦連勝。
彼女の周りには、金融マンが群がる。
「春の会」
が、バブルの終焉と共に、彼女の運命も一変する。
予想と違い、彼女に縁のある人物が、自らの人生と共に
彼女の人生を語る展開。
朝比奈ハルの事件を調べるルポライターが、彼らをインタビューする形式で
物語は進んでいきます。
語る人によって、少しずつ見えるものが変わってくる。
何が真実なのか?
バブルに巻き込まれた女性の人生。
なかなか面白い小説でした。
バブルの時代、「北浜の天才相場師」と言われた高級料亭「恵川」の女将•尾上縫を
モデルにした小説。
バブルの時期は、私の周りでも色々な事が起こりました。
私は、そんなに恩恵受けた記憶はないんですが、周りでは株に手を出したり
大変な時代でした。
そんなことを思い出しながら、読みました。
例によって、この方の本、初読みです。
主人公は朝比奈ハル。
和歌山の田舎で生まれ、上阪する。
仲居さん 水商売などをして、太客を掴んで
料亭のオーナーになる。
大阪千日前の「春川」
バブルを迎えた頃には、彼女が信じる「うみうし様」のお告げで
株の世界で連戦連勝。
彼女の周りには、金融マンが群がる。
「春の会」
が、バブルの終焉と共に、彼女の運命も一変する。
予想と違い、彼女に縁のある人物が、自らの人生と共に
彼女の人生を語る展開。
朝比奈ハルの事件を調べるルポライターが、彼らをインタビューする形式で
物語は進んでいきます。
語る人によって、少しずつ見えるものが変わってくる。
何が真実なのか?
バブルに巻き込まれた女性の人生。
なかなか面白い小説でした。