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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

浜口倫太郎「ワラグル」

2021-09-12 09:25:00 | 日記
浜口倫太郎さんの「ワラグル」です。
浜口さんは、元は漫才作家 放送作家だったそう。
自らの体験を生かしての漫才界を舞台にした物語。
「ワラグル」とは、笑い狂うという意味。
KOM(キングオブ漫才)の決勝を目指す若者たちの
物語です。

プロローグに続き
一章 死神
二章 相方
三章 特訓
四章 KOM
五章 決勝戦
と、話は進んでいきます。

2組の若手漫才コンビ
アカネゾラ(凛太 優)
キングガン(マルコ 鹿田)
有望と言われながら、何かが足りず、KOMの決勝に行けないコンビ。
その何かを教えるのが、構成作家のラリー。
彼は、その風貌から「死神」と呼ばれている。
一方、彼らを温かく見守るマネージャーの小鳥。
さらに、もう一つの物語。
KOMチャンピオンとして、一躍売れっ子になった花山家。
彼らの専属放送作家を目指す梓とその恋人•文吾
この二つの物語がリンクして、話は進んでいくのだが
ラストに大仕掛けがある。
これをどう取るかは、読んでいる人たちによって違うと思います。
私は、もっとストレートに行って欲しかったと思いました。