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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

日経ホール「神田伯山独演会」

2022-11-05 10:27:08 | 日記
昨日も暖かい一日でした。
天気予報によると、この週末は寒いそう。
風邪ひかないように気をつけたいと思います。

昨夜は、今週2度目の日経ホール。
「神田伯山独演会」楽しみました。
なかなかチケット獲れないから、この方の独演会行くのは初めて。
会場も、ほぼ満員でした。

演目と演者
権三郎槍術 梅之丞
鍔屋宗伴  伯山
大高源吾  伯山
仲入り
荒川十太夫 伯山

開口一番を弟子の梅之丞が務めた後
伯山先生登場。
「こういう時期になってきたので、赤穂義士伝より3席•••」
と前置きして、
「鍔屋宗伴」へ。
赤穂義士伝というのは300席あるそうで
その中で、珍しくコミカルな1席とのこと。

元は赤穂義士だったが、故あって道具屋となった鍔屋宗伴。
本所の吉良邸の辺りにある蕎麦屋へ入ったら、店の主人は赤穂義士。
さらに、多くの義士たちがいた。
「仇討ち」の準備と気づいた宗伴が仲間に入れてくれと頼むが
相手にされない。
宗伴 道具屋として吉良邸に出入りし、中の様子を図面に表した。
それを手土産に、再び義士の仲間入りを願い出て•••

「大高源吾」
討ち入りの前夜、両国橋で出会った大高源吾と宝井其角。
2人は俳諧仲間。
其角の句に付け句をした源吾だが、其角は、その意図を理解出来ない。
翌朝、ようやく源吾の意図に気づいた其角は•••

「荒川十太夫」
9月末に、伯山先生の師匠•松鯉先生が歌舞伎座で口演したのを聴きました。
堀部安兵衛の介錯を務めた荒川十太夫が、身分を偽り、安兵衛の墓に行く訳は•••

3席、それぞれ趣きが違う義士伝。
堪能しました。