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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「コメディ•フランセーズ 病は気から」

2022-11-09 10:12:23 | 日記
渋谷 ル・シネマで上映された「病は気から」です。
モリエールの生誕400年を記念した舞台。
本場の舞台が観られる機会など
滅多にないですから、観に行きました。

「病は気から」
主人公は、アルガンという男。
舞台は、彼が医者に払う薬代に悩んでいるところから始まります。
なんとか値切ろうと考えるアルガンですが
そのうち、娘を医者と結婚させれば、薬代を払わなくて済むと考えます。
早速、娘を呼びつける。
実は、娘には恋人がいます。
父親の「結婚しろ」という言葉に、彼との仲を認めてくれたと
勘違いして、喜んでしまう娘。
そこへ登場したのが、医者のバカ息子。
さらには、財産狙いのアルガンの後妻
娘の肩を持つメイド
兄の病気オタクぶりに苦言を呈する弟
などが登場し、事態は混迷を極めていく
というお話。

2時間ちょいの芝居ですが
主人公のアルガンを演じたギヨーム•ガリエンヌという方
ほとんど出ずっぱりなのですが、とても上手い!
きっと、彼の国では名の知れた俳優さんなのでしょう。

物語は、決して爆笑するような話ではありませんが
まずまず面白く楽しめました。