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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

安蘭けい&松下優也「サンセット大通り」パート2

2020-04-05 09:44:21 | 日記
昨日の続きです。

なにより、この作品
ロイド=ウェバーの楽曲が素晴らしい。
一幕冒頭と二幕冒頭
いずれも、ノーマが歌うビッグナンバー
「With One Look」
「As If We Never Said Goodbye」
を始め、
ジョー 執事のマックス(山路和弘) さらに、ジョーを慕うベティ(平野綾)
ノーマを良く知る大監督のデミル(浜畑賢吉)
主要人物の全てに、覚えやすいナンバーが割り当てられている。
また、皆さん ミュージカル経験豊富なので、見事に歌いこなしています。

ただ、ちょっと難を言えば、
演出の鈴木裕美 可笑しみを入れようとする場面がある。
たとえば、ノーマとジョーの出会いの場面。
ベッドには、ノーマが可愛がっていた猿の死体がある。
それを2度見して、驚くジョー。
全体的におどろおどろしいミュージカルですから
そういうシーンを入れたいという気持ち 分からないではないんですざ
作品の世界観を損なう気もします。

最後に、主役の安蘭けい
往年の大女優で、カリスマ性十分の役。
元宝塚トップスターの貫禄は十分ですし、歌も難曲を見事にこなしている。
ただ、あのグロリア•スワンソンの狂気に満ちた演技観ちゃうとねェ•••
ま、役の設定は、50歳ですから
もう十分かもしれませんが。


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