神保町シアターで「人類学入門」観てきました。原作は、野坂昭如の「エロ事師たち」主演は小沢昭一、今、思い出しましたが、野坂 小沢といえば、ここに永六輔を加えれば「中年御三家」ですね。武道館で、このお三方がコンサートを開いたなんて、今から考えたら、信じられない話です。
さて、映画に話を戻します。今村昌平監督の、この作品で、小沢昭一は、「キネマ旬報主演男優賞」などを獲っています。1966年と、ちょうど50年前の作品ですが、今観ても、十分楽しめる映画です。小沢演じる主人公のスブやんは、ブルーフィルムを製造したり、あらゆるエロ産業に手を染め、家族を養っています。女房の春は、理容師。店も、ちゃんと持っています。スブやん 未亡人になった春(坂本スミ子)と関係を持ち、そのまま居ついてしまったらしい。春には、息子(近藤正臣)と娘がいます。が、2人とも好き勝手に生きて、親の金をかすめ取ることばかりかんがえている様子。それでも、スブやん、実の子でもない2人の面倒を見ようと、一生懸命エロ稼業に精を出しています。稼業に似合わず、スブやん、真面目な男なのです。が、やはり、稼業が稼業だけに、ヤクザに狙われ、警察に捕まり、さらに、息子と仲間には金を持ち逃げされ、娘は不良化。トドメは、女房の狂い死に。
が、スブやん、これぐらいではへこたれません!再起をかけて、ダッチワイフを製作。5年の日々を費やす大仕事です。そして・・・
小沢昭一の好演は言うまでもありませんが、スブやんを一途に思い、最後、病に倒れ、精神を侵される春を演じた坂本スミ子も、負けず劣らずの熱演。寝床では、思わずドキっとするほど艶っぽく、春という女性の魅力を見せてくれました。見ごたえある映画でした。
さて、映画に話を戻します。今村昌平監督の、この作品で、小沢昭一は、「キネマ旬報主演男優賞」などを獲っています。1966年と、ちょうど50年前の作品ですが、今観ても、十分楽しめる映画です。小沢演じる主人公のスブやんは、ブルーフィルムを製造したり、あらゆるエロ産業に手を染め、家族を養っています。女房の春は、理容師。店も、ちゃんと持っています。スブやん 未亡人になった春(坂本スミ子)と関係を持ち、そのまま居ついてしまったらしい。春には、息子(近藤正臣)と娘がいます。が、2人とも好き勝手に生きて、親の金をかすめ取ることばかりかんがえている様子。それでも、スブやん、実の子でもない2人の面倒を見ようと、一生懸命エロ稼業に精を出しています。稼業に似合わず、スブやん、真面目な男なのです。が、やはり、稼業が稼業だけに、ヤクザに狙われ、警察に捕まり、さらに、息子と仲間には金を持ち逃げされ、娘は不良化。トドメは、女房の狂い死に。
が、スブやん、これぐらいではへこたれません!再起をかけて、ダッチワイフを製作。5年の日々を費やす大仕事です。そして・・・
小沢昭一の好演は言うまでもありませんが、スブやんを一途に思い、最後、病に倒れ、精神を侵される春を演じた坂本スミ子も、負けず劣らずの熱演。寝床では、思わずドキっとするほど艶っぽく、春という女性の魅力を見せてくれました。見ごたえある映画でした。
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