身体障害者の社会資源はいろいろあります。
その中で、今回は視覚障害者のための歩道ブロックについて考えたいと思います。
と言うか、私が感じた事等を書かせていただきます。
視覚障害者のための、街の歩道で見かける黄色いブロックで、ぼつぼつの突起が付いたブロックです。
『 視覚障害者誘導用ブロック』と言うのが正確な名称で、足で踏んだ感覚で歩行支援するものです。
歩くところのブロック
横から見ている写真です。
右→左、もしくは、左→右、に進みます。
止まるところのブロック
車道と交差する所、交差点のとっつきなどに使われています。
曲がり角にも使われていますね。
最近は、交差点など、車道との境目部分には、車止めのような形をしたブロックが使われるようになりました。
これが新しい停止線代わりのブロックです。
上から見た感じでは、平らなコンクリートブロックに黄色い線が引かれているだけに見えますが…
横から見ると出っ張りがあります。
凄く控えめ車止めみたいですよね。
この視覚障害者誘導用ブロック、学生時代に私も目を閉じて視覚障害者の感覚を体感してみた事があります。
確かに便利です。
しかし、最近ちょっと違和感を感じるようになりました。
視覚障害者にとって足で確認出来るブロック。
当然凸凹しています。
足で踏む事で認識出来るようにしているので、当然の作りですよね。
一方、私は体幹機能障害者です。
実は、このブロックがある事で、歩行路が凸凹して、体幹機能障害者にとっては、バランスが保持出来なくなってしまうんです。
「ブロックを避けて歩けば良いじゃないか」
確かにそうなんですが、健常者には分からない、避けきれない状況があります。
ブロックは大抵歩道の中央にあります。
これは、当然安全を考えての位置決定だと思います。
一方、体幹機能障害者も、安全を考えて、また、バランスを保持する為にはそれなりに幅をとるので、中央を歩きます。
歩きたい位置がバッティングしてしまうんですね。
私は二本杖を使っているので、右に避けて歩いていますが、杖がブロックを踏んで、バランスを崩す事があり、怖いです。
障害の状況が全く異なるため、必要とするものも当然異なります。
障害者同士、どこかで妥協するしかないのが今の状況(現状)なんですね。
自分が身体障害者になって初めて感じました。
身体障害について考える時って、それぞれの障害別に考えていて、障害間の弊害については、考えが及んでいなかった事を痛感しました。
万能な方法ってなかなか無いものですね。
その中で、今回は視覚障害者のための歩道ブロックについて考えたいと思います。
と言うか、私が感じた事等を書かせていただきます。
視覚障害者のための、街の歩道で見かける黄色いブロックで、ぼつぼつの突起が付いたブロックです。
『 視覚障害者誘導用ブロック』と言うのが正確な名称で、足で踏んだ感覚で歩行支援するものです。
歩くところのブロック
横から見ている写真です。
右→左、もしくは、左→右、に進みます。
止まるところのブロック
車道と交差する所、交差点のとっつきなどに使われています。
曲がり角にも使われていますね。
最近は、交差点など、車道との境目部分には、車止めのような形をしたブロックが使われるようになりました。
これが新しい停止線代わりのブロックです。
上から見た感じでは、平らなコンクリートブロックに黄色い線が引かれているだけに見えますが…
横から見ると出っ張りがあります。
凄く控えめ車止めみたいですよね。
この視覚障害者誘導用ブロック、学生時代に私も目を閉じて視覚障害者の感覚を体感してみた事があります。
確かに便利です。
しかし、最近ちょっと違和感を感じるようになりました。
視覚障害者にとって足で確認出来るブロック。
当然凸凹しています。
足で踏む事で認識出来るようにしているので、当然の作りですよね。
一方、私は体幹機能障害者です。
実は、このブロックがある事で、歩行路が凸凹して、体幹機能障害者にとっては、バランスが保持出来なくなってしまうんです。
「ブロックを避けて歩けば良いじゃないか」
確かにそうなんですが、健常者には分からない、避けきれない状況があります。
ブロックは大抵歩道の中央にあります。
これは、当然安全を考えての位置決定だと思います。
一方、体幹機能障害者も、安全を考えて、また、バランスを保持する為にはそれなりに幅をとるので、中央を歩きます。
歩きたい位置がバッティングしてしまうんですね。
私は二本杖を使っているので、右に避けて歩いていますが、杖がブロックを踏んで、バランスを崩す事があり、怖いです。
障害の状況が全く異なるため、必要とするものも当然異なります。
障害者同士、どこかで妥協するしかないのが今の状況(現状)なんですね。
自分が身体障害者になって初めて感じました。
身体障害について考える時って、それぞれの障害別に考えていて、障害間の弊害については、考えが及んでいなかった事を痛感しました。
万能な方法ってなかなか無いものですね。