腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



11月1日。

大阪都構想の是非を問う2度目の住民投票の投開票日です。

今後の大阪府を占う大きな審判が下ります。

1度目は大阪市内に住んでいたので投票に行ったんですが、今回は投票権がないので指をくわえて投票結果を注視したいと思います。


さて、毎月1日は映画の日。

今日も多くの人が『鬼滅の刃』を観に行くことかと思いますが。

映画と言うと、昨夜訃報が飛び込んできた。

ショーン・コネリー氏死去。

言わずと知れた初代ジェームズ・ボンド。

007シリーズにパッと出てきてすぐに売れっ子になったと思いきや、結構下積み時代が長かったようで。

ショーン・コネリーのジェームズ・ボンドと言うと、やっぱりROLEXのサブマリーナが思い浮かびます。

5代目ボンドのピアース・ブロスナンからは腕時計はオメガがタイアップしています。

おっと、時計修理屋風のブログになってきましたねぇ(笑)

話は戻って、ショーン・コネリーが着けていたサブマリーナは1956年から64年にかけて製造されたRef.6538。
(Ref.5508、Ref.5510、Ref.6536を使用したとの説もありますが)

ファンの間ではこのサブマリーナを“ボンド・モデル”と呼んでいます。

6538に搭載されているムーブメントはクロノメーター規格のCal.1030。

それまでのサブマリーナとの見た目での決定的な違いは、手袋を装着した状態でリュウズの操作性を向上させるために大口径リュウズ(8mm径)が採用された点です。

そしてこれ以降のサブマリーナにはリュウズガードが付くようになります。


『ドクター・ノオ』からもう一度観直したいところ。

『007は2度死ぬ』はずだから、恐らくどこかでまだ生きているんだろうとは思いますが。

ご冥福をお祈りいたします。


では、修理品のご紹介。
こちら↓

シチズン ウィッカ Ref.0510-L20450 クォーツ

大阪府大東市在住のM様所有。
分解掃除、プッシュボタン×2交換、電池交換、パッキン交換、防水検査(日常)を行いました。

シチズンのクォーツクロノグラフです。
ストップウォッチのプッシュボタン上下が不良だったので交換を要しました。
M様大事にお使いくださいませ。


『ロシアより愛をこめて』のボンドガール、ダニエラ・ビアンキが好きな腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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