詳しい経緯は「環境ホルモン濫訴事件:中西応援団」を参照してください。
そろそろ裁判も終盤のようで、ちょっとした感想を。
「被告の記事は環境ホルモンを重大事と考える者の社会的地位を低下させるためである」
という偏見を念頭に読めば、なるほど件の記事はそう見えなくもない。
だから、原告側がこのような主張をするのはよくわかる。
しかし、それは畢竟、原告側自身の意識を映し出す鏡にすぎない。
つまり、
「被告は環境ホルモン重大派を不当にも攻撃している」
「その方法はリスク論によってである」
「リスクコミュニケーションというテーマは、そもそも攻撃のために設定された」
「『環境ホルモンが重大事』は『宗旨』のごとく堅持すべきである」
「その『宗旨』を変える者は糾弾されて然るべきである」
という意識である。
言葉は悪いが「陰謀論」と言う単語が浮かぶ。
付言すれば、原告側はおそらく「被告を貶める作戦」として上記の主張をしたのではない。
本気で上記のように思っており、だからそのように書いた。
なぜなら、裁判での勝訴を目指すなら、こんなことは書かない。
それにしても、準備書面を書きながら「無理がある」とは思わなかったのだろうか?
(ときには「無理がある」と思っても、あえて書くのが裁判ではあると承知はしているが)
追記:先日放送された「ためしてガッテン」の、環境ホルモン(通称をあえてそのまま使用)に関する内容は、酷かったようで。
興味のある方は、中西応援団の掲示板をごらん下さいませ。
そろそろ裁判も終盤のようで、ちょっとした感想を。
「被告の記事は環境ホルモンを重大事と考える者の社会的地位を低下させるためである」
という偏見を念頭に読めば、なるほど件の記事はそう見えなくもない。
だから、原告側がこのような主張をするのはよくわかる。
しかし、それは畢竟、原告側自身の意識を映し出す鏡にすぎない。
つまり、
「被告は環境ホルモン重大派を不当にも攻撃している」
「その方法はリスク論によってである」
「リスクコミュニケーションというテーマは、そもそも攻撃のために設定された」
「『環境ホルモンが重大事』は『宗旨』のごとく堅持すべきである」
「その『宗旨』を変える者は糾弾されて然るべきである」
という意識である。
言葉は悪いが「陰謀論」と言う単語が浮かぶ。
付言すれば、原告側はおそらく「被告を貶める作戦」として上記の主張をしたのではない。
本気で上記のように思っており、だからそのように書いた。
なぜなら、裁判での勝訴を目指すなら、こんなことは書かない。
それにしても、準備書面を書きながら「無理がある」とは思わなかったのだろうか?
(ときには「無理がある」と思っても、あえて書くのが裁判ではあると承知はしているが)
追記:先日放送された「ためしてガッテン」の、環境ホルモン(通称をあえてそのまま使用)に関する内容は、酷かったようで。
興味のある方は、中西応援団の掲示板をごらん下さいませ。