標題はそのとおり。もっとも、私は文庫化してからしか読まないのだが。
そういえば『重力ピエロ』映画化の話題もありましたね。エキストラ登録でもしてみようか。
映画といえば『死神の精度』。妻が興味を持ったので、先月22日に鑑賞してきた。
始めに向かったシネコンは、上映時間にぎりぎり間に合わず。仕方ないので、1時間ちょっと遅く上映開始となる別のシネコンに移動。その間、空き時間を利用し昼食。
移動したシネコンは、たまたまカップルデーで、男女ペアの客は割引であった。結果的に遅刻して正解。
原作のうちの3編を映画化している。登場人物の履歴等はアレンジされており、原作では関連の薄い3編が密接につながる展開となっている。
この設定変更自体は、私としてはあまり関心しないのであったが、妻は特に違和感を持たなかった模様。
原作未読であれば、このくらいベタなほうが、話の収まりがよいのであろう。
「孫を同定できたかどうか」ってあたりも、そう。
仙台人としては、宮城県内を通過する話がカットされていたのは、残念。
しかし、第1話の80年代の町並み再現(というよりそれっぽい場所でのロケ)はすごい。神戸ロケなのだろうか?コインランドリーの古さとか、レコード屋の雰囲気とか、よく作りこんでいる。
金城武の演じぶりは、良かった。浮世離れというか、原作の雰囲気とはまた異なるが、ちゃんとキャラが立っていた。
小西真奈美の地味女振りも、思いのほか良かった。もともと濃い顔ではない彼女だが、おどおどする様子など、上手い。
御本人は結構苦労人らしいので、こういう役を演じるのはあるいは容易なのかもしれない。
吹越満は、原作ではもう少しクールな感じの男なのであるが、まあ、あれはあれで味があってよいのであろう。
少々情けなさを垣間見せる任侠男が、やってのける。その方が、映画的な盛り上がりという点では勝るとも言える。
富司純子も素晴らしい。達観した老境の女性の天真爛漫さを好演している。確かに、あの位でないと、死神と対峙なぞ出来ない。
ところで、本作の監督は、私より年下。金城も小西も年下だ。もう、自分も、そんな年齢になるのか、というのが、もう一つの感想。
ちなみに、上映初日だというのに客は10人前後と少なめ。まあ、田舎町のシネコンはそんなものだろう。みんな「ワンピース」や「クレしん」や「ライラの冒険」や「ガチ☆ボーイ」を観ているのだ、多分。
おかげで、ゆったり鑑賞できたので、私と妻的には人気不振も歓迎すべきことである。
ところで、最近は涙腺が緩くて困る。花粉症のせいばかりではない。
今回も「ああ、原作のあのシーンだ」と思ったら、意味も無く最初から泣けて仕様がなかった。
そういえば『重力ピエロ』映画化の話題もありましたね。エキストラ登録でもしてみようか。
映画といえば『死神の精度』。妻が興味を持ったので、先月22日に鑑賞してきた。
始めに向かったシネコンは、上映時間にぎりぎり間に合わず。仕方ないので、1時間ちょっと遅く上映開始となる別のシネコンに移動。その間、空き時間を利用し昼食。
移動したシネコンは、たまたまカップルデーで、男女ペアの客は割引であった。結果的に遅刻して正解。
原作のうちの3編を映画化している。登場人物の履歴等はアレンジされており、原作では関連の薄い3編が密接につながる展開となっている。
この設定変更自体は、私としてはあまり関心しないのであったが、妻は特に違和感を持たなかった模様。
原作未読であれば、このくらいベタなほうが、話の収まりがよいのであろう。
「孫を同定できたかどうか」ってあたりも、そう。
仙台人としては、宮城県内を通過する話がカットされていたのは、残念。
しかし、第1話の80年代の町並み再現(というよりそれっぽい場所でのロケ)はすごい。神戸ロケなのだろうか?コインランドリーの古さとか、レコード屋の雰囲気とか、よく作りこんでいる。
金城武の演じぶりは、良かった。浮世離れというか、原作の雰囲気とはまた異なるが、ちゃんとキャラが立っていた。
小西真奈美の地味女振りも、思いのほか良かった。もともと濃い顔ではない彼女だが、おどおどする様子など、上手い。
御本人は結構苦労人らしいので、こういう役を演じるのはあるいは容易なのかもしれない。
吹越満は、原作ではもう少しクールな感じの男なのであるが、まあ、あれはあれで味があってよいのであろう。
少々情けなさを垣間見せる任侠男が、やってのける。その方が、映画的な盛り上がりという点では勝るとも言える。
富司純子も素晴らしい。達観した老境の女性の天真爛漫さを好演している。確かに、あの位でないと、死神と対峙なぞ出来ない。
ところで、本作の監督は、私より年下。金城も小西も年下だ。もう、自分も、そんな年齢になるのか、というのが、もう一つの感想。
ちなみに、上映初日だというのに客は10人前後と少なめ。まあ、田舎町のシネコンはそんなものだろう。みんな「ワンピース」や「クレしん」や「ライラの冒険」や「ガチ☆ボーイ」を観ているのだ、多分。
おかげで、ゆったり鑑賞できたので、私と妻的には人気不振も歓迎すべきことである。
ところで、最近は涙腺が緩くて困る。花粉症のせいばかりではない。
今回も「ああ、原作のあのシーンだ」と思ったら、意味も無く最初から泣けて仕様がなかった。
久し振りに家でパソコン見たので初めて書き込んでみました。(いつもは会社のパソコンでこっそりと…ご内聞に)
いやー、1月からけっこう激務が続いていて・・・5月中旬まで残業続き→落ち着いたところで風邪のコンボ攻撃だったもので、記事を書く暇、あるいは体力がなかったのですよ。
今も若干の体調不良が続いておりますです。なんか疲れやすいの。
ブログネタはいくつかあるので、体力の回復を待って、ボチボチUPします。