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2017 G1 菊花賞 回顧録

2017-10-22 22:08:40 | G1レース予想

京都競馬場で行われた菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、中団後方でレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の1番人気キセキ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線で外から一気に突き抜け、早め進出から渋太い脚を見せた10番人気クリンチャー(牡3、栗東・宮本博厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分18秒9(不良)。

最後の1冠は、キセキがゲット。勝ちタイムが、「3分18秒」と例年より「15秒以上」かかる馬場状態。「3200m」のタイムくらいですな・・。上り3Fが、「40秒」もかかる展開ですからね・・。

当初、この田んぼのような泥んこ馬場なら、後ろから末脚を繰り出すこの馬は用無しだと思っていたのですが、最後の直線は1頭次元の違う脚で突っ込んできましたね・・。もう、お手上げですわ。昨年に引き続き、前走10番手以下からでも馬券になりました・・。もう、前走の位置取りにはこだわらなくてもいいかも・・。33秒台の末脚のある馬ならね。

ルーラーシップ産駒はやっぱり、重は上手かったってことかもしれませんが、やはりデムーロマジックも素晴らしい。この秋、デムーロ、ルメール、デムーロって来てるから、来週はひょっとして「ルメール」ってことになるのかも?!

はっきり言って、今年の菊花賞は、データ的には、何も追加することはできませんね・・。明らかに、例年の菊花賞ではなかったのですから。予想時にこれほどの馬場になるとは思ってみませんでした。

ただ、虎の巻に書いてある通り、「菊花賞、春のG1馬、連対馬が2頭以上、不在の時は、荒れる。その時は、「夏の上がり馬」と「春のトライアル重賞で連対しながら、結果が出せなかった馬の復活」ってことは雨が降ろうと槍が降ろうと変わらないデータなのかもしれません。ここは、どんな状況になっても、信頼できると思います。

2着のクリンチャー、3着のポポカテペトルも、データ的に少したりませんでしたが、クリンチャーは、皐月賞4着馬であり、セントライト記念、着外でしたが、よくよく見たら、2200mのすみれS勝ちがあったんですね・・。これを見落としてたのは痛いです・・。ポポかも古馬混合戦で、0,2秒差で勝ってましたしね。(昨日、その0,2秒差を強くないと言って切った自分を今殴りたいですわ・・)

ただ、この2,3着馬が強いかと言われれば、そうとは言えない気もします。良馬場なら、結果は間違いなく違ってた思いますから。

ただ、競馬は、その与えられた状況で一番強いってか、馬券になる馬を当てるギャンブルですから、そこにフィットする馬をチョイスしないと馬券は獲れません。今回、勉強になったのは、「強い=馬券になる馬」ではなく、「その条件で一番強い馬=馬券になる馬」ってことです。これからの馬券に、今回、勉強したことを活かしていきたいと思います。

今回は、回顧録的には、残すことはありませんが、少しでも来年の馬券に役立つように「虎の巻」の改訂しておきます。

菊花賞、春のG1馬、連対馬が2頭以上(1頭が重複している場合も)、不在の時は、荒れる。その時は、「夏の上がり馬」と「春のトライアル重賞で連対しながら、結果が出せなかった馬の復活」


・トライアルは「神戸新聞杯」組が強力。(直結コースなので)先行して権利をとった馬(1~3番手くらいで)は本番も、馬券になる(先行馬で、最先着馬と、上がり最速馬も要チェック。さらに、このレースで6番手以内から馬券になった馬が本番で通用する。)。神戸新聞杯組で、掲示板以下から馬券になるには、かなり確率は低いが、京都外回りコースは必ず経験している馬のみ。重賞連対馬なら、さらに良し。

・セントライト記念は、3着以内でなければ、2200~2600mのレースで勝っているオープン馬のみ。それ以下は、バッサリ。

・「セントライト記念」と「神戸新聞杯」で春のクラシック出走馬が、倍以上違う場合は、春のクラシック出走馬(ただし、上位馬)の多い方を参考にすること。

・神戸新聞杯を1番人気で、0,4秒差以上で1着になった馬が、菊花賞に出走なら、100%馬券対象になる。

・関東馬は、春の時点で2400mを走れる実績があるか、無敗馬か、長距離実績がある馬で、トライアルで連対を経験していること(最悪、掲示板は確保)。(関東馬で、2400mの重賞を連対かつ、トライアルを勝っていない馬はいらないかな・・。

・前走1000、1600万クラス負けの直行組は消し。

・古馬混合1000万勝ち(1800m以上で)でもタイム差なしでの勝利の馬は、消し。ただし、タイム差なしでも、Mペース以上で、好タイムでの勝利は、一考。

・古馬混合の2000m以上のG2で、馬券対象になった馬は買い。さらに、オープン勝ちはもちろん、同年代でも重賞で3着以内の戦歴は必要。

・夏の北海道の長距離を勝っていても、阪神や、東京の直線の長いコースで連対未経験の馬は疑ってみる。

・展開的には、内枠、先行馬が有利。4コーナーで10番手以下からは、相当な末脚のない馬じゃないと厳しい。(33秒前半の末脚で勝ったことのある馬は一考)

・8番人気以降の関東馬は消してもよい。逆に、関西馬なら、狙っても良し。

・血統的には、トニービン、ロベルト、ダンスインザダーク、ステイゴールド、スペシャルウィーク、母父サンデーサイレンスの血を持っている馬に注目。特に欧州血統(凱旋門賞馬の血)を持っている馬は、有利。(雨が降って馬場が重くなったら、凱旋門賞勝ちの馬の血が騒ぐ

・古馬1000万勝ち後で、トライアル負けの馬(神戸新聞杯)は、期待値あり。(ただし、1ケタまで

・きさらぎ賞や、京都1800mコース勝ち馬や、京都の外回り2400m、阪神1600m、1800m、2400m好走馬は、このコース向く。ローカルの小倉1800m、2000m、新潟1800m、2200mの1000万クラスで、好走した馬は要チェック!(特に好タイムで勝った馬は、期待大)

・条件馬(クラシック未出走馬)は、東京1800~2400m、京都1800、2400m外回り、阪神、2400mで、好走(連対経験)があること。

・トライアル以外のレースで2桁着の馬は消し。

・3か月以上の休み明けや、中1週といったローテーションからの馬は消し。

・改めて、春のクラシック出走馬で掲示板に乗っている馬は、要注意。皐月、ダービーのどちらにも出走してどちらかでも掲示板に乗っている馬で2200m以上のレースで連対歴のある馬は、穴で一考してみる。

これで、来年は、バッチリか?!

 



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