２０１２ G1 マイルCS 回顧録

京都都競馬場で秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)が行われ、1番枠からスタートして道中好位集団の直後に取り付いた武豊騎手騎乗の4番人気サダムパテック(牡4、栗東・西園正都厩舎)が手応えよく直線に向いてくると、残り200mを切って各馬一団の中から抜け出し単独先頭へ。直線不利を受けながらも大外から一気に差を詰めた1番人気グランプリボス(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)の猛追をクビ差抑え込んで優勝した。勝ちタイムは1分32秒9(稍重)。

見事、◎サダムパテックが、新マイル王の座を射止めました。騎乗した武豊騎手は、2年前のJCのローズキングダムの繰り上がり1着以来のG1勝利。しかも、このマイルCS初勝利。コレで、G1完全勝利に朝日杯FSを残すのみとなりました。ホント、素晴らしい勝利でした。

今回、この馬が、一番穴が無かったので、自信の◎だった！と言いたかったのですが、あまりの混戦模様に弱気にボックス買いにしてしまいました・・。結果、思った配当を手にすることが出来ず・・。ちょっと悔しい結果となりました・・。

2着は、○グランプリボス。この馬もG1・2勝馬の面目躍如。今回、2番手評価ってのは、やっぱり、前哨戦のスワンS勝ちってのが引っかかって・・。マイルCSじゃ、スワンS勝ちってのは、馬券に絡んでも、勝ちきるのは難しいんですよね・・。どっちかってと、この馬は、スプリンターっぽいので、今後は、さらに短距離化が進みそうです。

×ドナウブルーは、牝馬で、G１勝ちのない馬で、実績面では、劣っていたのですが、好走期待で買って正解でした。馬場が、思ったより回復したのも好走の要因でしょうね。予想の段階では、もっと、重馬場になると思っていたので、この印だったのですが、△レオアクティブと評価で迷って6番手にしちゃったのは失敗でした・・。印を入れ替えていれば、もっと、高配当を得ることが出来たのに・・。相変わらず、馬券が下手です・・。

▲ガルボは期待してたのにこの結果・・。ムラ駆けの馬なので、買わずには入れないのですが、好走確率は高いと思うので、来年、前哨戦で、好走していたら、また人気が無くても買いたい1頭です。

△コスモセンサー、レオアクティブは、残念でした・・。改めて思ったのは、富士Sは軽視でOKってことね・・。詳しくは、今年の虎の巻に追記しておきます。

と言うことで、馬券は、今回は、「虎の巻」のおかげで、見事馬券はゲットできましたが、配当はイマイチでした・・。◎○がバッチリだっただけに上手に買ったら3連単も獲れたなぁ・・。徐々に確率を挙げて、有馬記念までには、仕上げたいです。

と言うことで、今回も「虎の巻」に追加しておきます。

・６歳以上で、馬券に絡んだ馬は、その年、１６００ｍ以上のＧ１かＧ２勝ちのある馬。３ヶ月以上の休み明けは×。前走Ｇ１以外の２ケタ馬も×

・前２走とも２ケタ着馬も×。

・連対馬は、最低３勝は必要。３勝以下の馬は×。あと、前走、、１秒以上で負けている馬は、連対できない。

・牝馬の活躍が目立つレースですが、馬券に絡む馬は、Ｇ１馬か、牡馬混合のオープン以上ののレースで勝ったことのある重賞勝ち馬

・富士Ｓ組は、過大評価しすぎないこと。トライアルのスワンＳは、５８ｋ以上を背負って掲示板か、５７ｋで連対した馬か、Ｇ１馬券対象歴のある1番人気馬（こりゃ、苦し紛れか・・？）。（３歳なら５６ｋ）

 

・富士S組で買えるの１８００ｍ以上で実績（勝ちクラか、重賞連対）がある馬じゃないとダメ。

・３歳馬は、古馬混合戦で５５ｋ以上の斤量で勝利しているか、重賞２勝以上の勝ち馬で、Ｇ１勝ち馬か、古馬混合重賞連対馬。（勝っているほうがベター）　あと、G1馬以外なら、京都外回りコースで、勝ちクラは必須。

・このレースは、コースは違えど、中山１６００ｍの重賞で、好走した馬が穴をあける。

・天皇賞・秋から参戦してくる馬は、マイルCSで５番人気以内の馬で、そもそも能力が高い馬。

・時計が掛る馬場なら、欧州系のノーザン系、ミスプロ系、ロベルト系や外国馬（時計のある馬）が強くて、時計が早い馬場なら、サンデー系（タキオン、ディープなど）が強い。あと、ダートっぽい血統で、持続力がある馬が、穴になる。

・やや重までなら、内・先行～差しの馬が有利。外枠なら先行馬。

これで来年もバッチリか？！