ウ、ウマ~な生活

「ウマ~い」グルメや岡山・倉敷のお店の食べ歩き、旅先でのフォト、低予算で競馬のG1無料予想もしちゃったりするブログです

2023 G1 菊花賞 回顧録

2023-10-22 17:38:47 | G1レース予想

京都競馬場で行われた第84回菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、一旦ハナに立つも2周目で4番手まで下げたC.ルメール騎手騎乗の4番人気ドゥレッツァ(牡3、美浦・尾関知人厩舎)が、直線で再び先頭に立って後続を突き放し、最後は2番人気のダービー馬タスティエーラ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分03秒1(良)。

クラシック、ラスト1冠の菊花賞は、ドゥレッツァが5連勝で一気にG1の頂に昇り詰めました。

正直、勝つならこの馬かもしれないと思ってはいたものの、大外枠、重賞すら未出走の馬がまさに「下剋上」を成しえました。

スタートして、一気に先頭に立った時には、思いっきり掛かってる感じに見えたのでもう、終わりやな・・と思っていたのですが、最後、4角を回ってから再着火。後続馬をドンドン引き離す一人旅で、菊の大輪を咲かせました。

可能性があるとしたら、春のクラシックに未出走だったこの馬が、一番強かったというストーリーはあり得るとは思っていたのですが、それがまさか現実になるとは思っていませんでした。結果論ですが、この世代は、やはり、レベルの低い世代だということが分かりました。

ただ、この馬自体はまだ、底をみせていないので、まだ、青天井的に強い可能性を秘めています。次走、どこになるのか?楽しみですが有馬記念出走となれば盛り上がることは間違いないでしょう。

そして改めて、ドゥラメンテ産駒がポストディープ産駒の筆頭だったということがわかりました。菊花賞自体、ディープ産駒の得意分野でしたから、この馬が来る可能性は十分感じていましたが、予想にも書いたように、大外枠を嫌ったのが自分の敗因ということでしょうね・・。

あと、ルメールマジック。これを忘れてはいけません。「長距離は騎手で買え」は口を酸っぱくしてでも言われていることなのに、予想時には軽んじてしまうんですよね・・。終わってみたら、格言は正しいものばかり・・。反省しなくてはいけません。

ただ、残念ながらドゥラメンテ産駒も残り2世代と早逝が惜しまれるところでありますが、この馬をはじめ、タイトルホルダーや、リバティアイランド、スターズオンアースとスーパースターホースを輩出しましたからね。サイヤーラインは間違いなく残っていくはずです。

2着に☆タスティエーラ。これも、モレイラマジックで粘りこんでの2着。まぁ、3着の△ソールオリエンスもそうですが、春のクラシックホースが仲良く2,3着。この2頭は、思った通り、世代トップの実力はあったことが証明されたってことですね。

タスティエーラはホント、操縦性が高くて、器用さがあるので、中山、阪神コース向きだと思います。おそらく、初年度産駒にして父のサトノクラウンの最高傑作なんじゃないでしょうか。香港や、外国のレースにも向いてそうです。古馬になれば、宝塚記念、有馬記念でお世話になりそう。ただ、東京コースは、切れのある馬にやられそうなので、買い控えたいかな。

ソールオリエンスは、やはり、少し距離が長かったことと、鞍上のキャリアの差でしょうね。まだまだ、武史騎手は経験不足ですからね。あと、この馬自体も、粗削りなので、将来、化ける可能性はありますが、このまま尻すぼみにならないようになってもらいたいと感じています。

4着に▲リビアングラス、5着に〇サヴォーナ。人気薄をいい感じに評価できていましたが、馬券に絡まなければただの紙屑ですからね・・。結果的に今年は、春の実績馬は案外で、秋以降に出てきた馬が、能力が高かったってことだったということでしょうね。

まぁ、昨年末のホープフルSの時から、この世代はちょっと怪しいんじゃないかと思っていましたが、その直感は正解だったということでした。

◎サトノグランツ。やはり、川田騎手との悪縁は断ち切れませんでした・・・。先週のリバティアイランドは、仕方ないにしても、この馬に本命を打ったのに、10着とは、ほとほとあきれる結果で、自分が情けなくなりました・・。

△ノッキングポイントは15着・・。実は、この馬を買うか、ドゥレッツァを買うか悩んだのですが、配当的にもあちらを買うと全くプラスになりそうになかったので、消してしまったのですが、スンナリ、あっちを買っておくべきでした・・。また、イヤラシイ色気を持った自分の恥ずかしいところが出た結果です。

ということで今回も、馬券は的中ならず・・。来週は、イクイノックスが出てくるので、荒れる馬券は買えないな・・。絞って何とか1勝したいなぁ・・。

来年こそは、的中できるよう、「虎の巻」を刷新です。

・菊花賞、春のG1馬、連対馬が2頭以上(1頭が重複している場合も)、不在の時は、荒れる。その時は、「夏の上がり馬」と「春のトライアル重賞で連対しながら、結果が出せなかった馬の復活」

・トライアルは「神戸新聞杯」組が強力。(直結コースなので)先行して権利をとった馬(1~3番手くらいで)は本番も、馬券になる(先行馬で、最先着馬と、上がり最速馬も要チェック。さらに、このレースで6番手以内から馬券になった馬が本番で通用する。)。神戸新聞杯組で、掲示板以下から馬券になるには、かなり確率は低いが、京都外回りコースは必ず経験している馬のみ。重賞連対馬なら、さらに良し。

・セントライト記念は、3着以内でなければ、2200~2600mのレースで勝っているオープン馬のみ。それ以下は、バッサリ。

・「セントライト記念」と「神戸新聞杯」で春のクラシック出走馬が、倍以上違う場合は、春のクラシック出走馬(ただし、上位馬)の多い方を参考にすること。

・神戸新聞杯を1番人気で、0,4秒差以上で1着になった馬が、菊花賞に出走なら、100%馬券対象になる。
・関東馬は、基本、菊花賞では馬券に絡みづらい。ただ、複勝率100%で3勝以上している馬とか重賞連対歴がある馬とか、古馬相手の2200m以上のレースで連対くらいはしなくては関東馬では菊花賞では馬券にはなりづらい。

・前走、「2勝馬クラス」、「3勝馬クラス」負けの直行組は消し。

・「3勝馬クラス」(1800m以上で)でもタイム差なしでの勝利の馬は、消し。ただし、タイム差なしでも、Mペース以上で、好タイムでの勝利は、一考。

・古馬混合の2000m以上のG2で、馬券対象になった馬は買い(G3ではダメ)。さらに、オープン勝ちはもちろん、同年代でも重賞で3着以内の戦歴は必要。

・夏の北海道の長距離を勝っていても、阪神や、東京の直線の長いコースで連対未経験の馬は疑ってみる。

・展開的には、内枠、先行馬が有利。4コーナーで10番手以下からは、相当な末脚のない馬じゃないと厳しい。(33秒前半の末脚で勝ったことのある馬は一考)

・8番人気以降の関東馬は消してもよい。逆に、関西馬なら、狙っても良し。

・血統的には、パンパンの良馬場なら、ディープ産駒、ステイゴールド、スペシャルウィーク産駒のようなサンデー系、キングマンボの血を持つ馬が強い。重馬場とかなら、トニービン、ロベルト、ダンスインザダーク、ルーラーシップ。あと母父サンデーサイレンスの血を持っている馬に注目。特に欧州血統(凱旋門賞馬の血)を持っている馬は、有利。(雨が降って馬場が重くなったら、凱旋門賞勝ちの馬の血が騒ぐ)

・「3勝馬クラス」勝ちの後で、トライアル負けの馬(神戸新聞杯)は、期待値あり。(ただし、1ケタまで)

・きさらぎ賞や、京都1800mコース勝ち馬や、京都の外回り2400m、阪神1600m、1800m、2400m好走馬は、このコース向く。ローカルの小倉1800m、2000m、新潟1800m、2200mの3勝クラスで、好走した馬は要チェック!(特に好タイムで勝った馬は、期待大)

・条件馬(クラシック未出走馬)は、東京1800~2400m、京都1800、2400m外回り、阪神、1800m、2400mで、好走(連対経験)があること。

・トライアル以外のレースで2桁着の馬は消し。

・中1週といったローテーションからの馬は消し。

・改めて、春のクラシック出走馬で掲示板に乗っている馬は、要注意。皐月、ダービーのどちらにも出走してどちらかでも掲示板に乗っている馬で2200m以上のレースで連対歴のある馬は、穴で一考してみる。

・古馬相手の直線の長い、東京、新潟、京都の2200m以上のレースで0,1秒差以上で勝っている馬は一考してみる。

これで、来年は、バッチリか?!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿