
東京11Rで行われた第158回天皇賞・秋(3歳以上オープン、定量、GI、芝2000メートル、12頭立て=ダンビュライトが競走除外、1着賞金=1億5000万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の2番人気レイデオロ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が直線で鋭く伸びて差し切りV。ルメール騎手は天皇賞初制覇で、年間最多に並ぶ史上6人目のJRA・GI6勝目を挙げた。タイムは1分56秒8(良)。
×レイデオロが天皇賞を制しました。ってか、レイデオロじゃなくて、「ルメール」がだよね。もう、ルメールには逆らえない空気です。社台ファーム生産馬に乗ってるルメールは、馬柱見た瞬間に、「◎」打たなきゃダメですね。
1週間前の追切でアクシデントがあったのにもかかわらず、まぁ、出てくる時点で、問題はなかったのかもしれませんが、秋華賞のラッキーライラックの件もあって、触手が動かなかったです。しかも、「ローテ」
もう、「ローテーション」って観点は、データからは、削除した方がいいのかなぁ・・。すでに、「外厩仕上げ」のノウハウが確立されてる昨今、ローテを口にして馬を切るのはナンセンスなのかもしれません。特に、社台生産馬はね。「虎の巻」でのローテからのふるい落としは、今後、無視してもいいかもしれません。
おそらく、厩舎もその馬を育成するにあたり、その馬の特性は理解しているだろうし、一回使った方がいい馬は、当然、ステップレースを使うだろうし、最大の目標を掲げてレースに臨んでくるでしょうし。
特に今回は、「社台生産馬の秋の大運動会」って感じでしたし、先を見て、ここ勝負だった、「レイデオロ、サングレーザー」に目を向けなかった自分の見る目がなかったと猛省です。
レースは、ゲートを出るまで分かりませんが、◎スワーヴリチャード、〇マカヒキがまさかの「ごっつんこ」で思いっきり出遅れて、レース終了とは、ホント、情けない・・。
レース後、デムーロは、力ないコメントを出していましたが、自走、JCが目標だったことは明らかで、8分くらいでも勝てるんじゃないかと思った自分が情けないです。これで、次戦、どう評価すればいいか・・。叩き台と割り切れば期待してもいいかもしれませんが・・。
〇マカヒキも出遅れがすべてかもしれませんが、やはり、「世代」のレベルが違うのかもしれません・・。サトノダイヤモンドも京都大賞典で復活したように見えましたが、今の5歳世代は、それほど強くないのかもしれません・・。
好きなウマなんですが、中距離ではもう勝てる気がしません・・。ここは思い切って短距離路線にシフトするのもいいかもしれませんね。
▲ヴィブロスも同じく5歳世代。こちらは、ドバイターフで勝ち負けするほどの馬なんですが、国内で牡馬との対戦では、やはり、ぶが悪かったのかな・・。好条件だと思ったのですが、1800mがベストで、今回、スタミナ勝負に近い持続力が問われるレースでは、この馬の切れ味がまったく生かせませんでした。
△キセキは、その持続力勝負に自ら持ち込んでの3着。菊花賞馬の面目躍如です。この馬自体2000mのレースは得意なはずで、左回りの2000mはベストと言ってもいいレースで、前走の毎日王冠での先行策が上手いこといい経験になってました。2走目で川田騎手も手の内に入れてたみたいで、お見事でした。ただ、JCとなると、スローの瞬発力勝負になることが多いので、この馬の出方次第では、また、JCも一筋縄ではいかないのかもしれません。
×アルアインも強い4歳世代の皐月賞馬。流石でした。どちらかというと、今回のレース、「2200m」の流れで持続力勝負って感じでした。アルアインも非根幹距離の方が走る馬ですし、納得の着順。ただ、これで、おそらく、同じ展開では、キセキには勝てないと思うし、この馬は、G1では今後、勝ち切るのは難しいかもしれませんね。
2着のサングレーザーは、やはり、「マジックマン」モレイラ騎手の好騎乗でしたね。先ほども書きましたが、今回は、持続力勝負のレースになったと自分は評価しています。この馬は、もちろんこのメンバーでも切れ味は1,2番手でもありますが、戦歴は距離は違えど、同じく持続力勝負の「1400m」が得意の馬でした。距離を持たせた騎手の腕をほめるべきでしょうが、この馬も4歳馬。この世代は強いです。スワーヴリチャード以外は、みんな掲示板ですから。(おっと放馬したダンビュライトも4歳でしたか・・・)
いや~思いっきり、印が逆でした。情けない。いろいろ考えることが多いですが、この結果を受けて、今年いっぱいで「虎の巻き」は終了するべきだと考えはじめました・・。新しいメソッドを取り入れつつ、予想も進化していかねばなりませんね・・。
平成とともに、「虎の巻」も終わりを告げるべきでしょうか・・・。
そうそう、「オカルト馬券」ですが、今年も的中!これで、12年連続で「人気のタスキリレー」が継続しました。来年は、「2,4,6番人気」馬が買いですよ~。
一応、「虎の巻」は残しておきます。
・7歳以上は、その年のG2レース(1800~2000m)を1つは勝っていること。それ以外は×。
・6歳以上の馬で前走で勝っていない馬は× さらに6歳以上で馬券対象になるには、G2(2000m以上)を含む重賞を3勝以上している馬のみ。(G3のみでは、パンチ不足)
・結果、「6歳以上で、前走、重賞勝ちしていない馬は、消し」でOK。
・「5歳馬」は、G1連対馬(東京コース)を除く馬では、年内掲示板を外していないか、前2走のうち、どちらか連対している馬のみ。
「4歳馬」は、一番、このレースで相性がいいので、ぶっちゃけ、G1連対馬(2000m以上)なら、買い。それ以外なら、G2レースで連対歴があり、さらに、前走で馬券対象になっていること。
・3歳馬は、重賞を含む4勝以上馬か、クラシック連対馬か、G2以上のレースでの勝利があり、東京1800m~2400mの重賞で勝ち鞍のある馬のみ。 2000m以上の未勝利馬も消し。
・牝馬は、G1、3勝以馬じゃなきゃ、古馬牡馬混合で「2000m以上」のG2勝ちのある馬のみ。
・血統的には、父サンデー系が強い。母父トニービン、ノーザンテーストは要チェック。(特にゼンノロブロイ産駒は、東京2000mにもっとも強い血統。来年以降も要チェック)ただ、案外、母父サンデーは馬券になっていない。
・東京2000mは外枠不利。特に先行馬は致命的。(フルゲート7,8枠はほぼアウト。馬番なら13番まで。14番より外はG1でも2000m以上の勝ちがあっても抑えまで。) 圧倒的な人気でも印2つくらい落として考えるべき。そのくらい不利。
・6歳以上の馬は年内に重賞(G2クラスを含む)を2つくらい勝つか、馬券圏内を外していないくらいのレベルが無くては駄目。(晩成の可能性のある馬のみ)
・雨の場合、東京の馬場は、内から乾くんで、内が有利。で、先行有利。(ただし、雨が降っていている状態の重馬場は内は×)
・「やや重」以上の悪馬場になった時は、その日の芝のレースで馬券になっている血統の馬をチェック。同血統馬がいたら、データで残っている馬は買ってみる。
・東京1800m、2400mのG2勝ち馬(勿論、当該の2000mも)の好走馬、札幌2000m好走馬(3着以内)は買い。
・ここ数年、前走、1800、2000、2200mのレースからの馬しか馬券に絡んでいない。東京コースの高速化が原因か?!
・よって、ローテは、毎日王冠、宝塚記念、札幌記念が優秀ってことに。それ以外のレースはG1以外からの参戦は、このレース連対馬以外は、勝ち馬のみ。(オールカマー、京都大賞典も)
・ただノーザンファーム系(社台も含む)の馬は休み明けでも、走る傾向にあるので、(外厩で仕上げているので)あまりきにしなくてもいい。
・このレースで馬券対象になったことのない馬で、6か月以上の休み明けの馬は消し。
・このレースは、「リピーターレース」。特に、「3,4歳」で馬券に絡んだ馬は、リピーターになる。
・オカルト的ではあるが、「人気のタスキリレー」が継続中。来年は、「2,4,6番人気」に注意!
これで、来年は、バッチリか!?
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