Vol.１１ 念願の「オヒャンチョッパル」を食す！２０１２ 食べまくり！2泊3日韓国ソウルグルメツアー

「東和免税店」から、ホテルに帰還。相変わらず、雨は降りまくり・・・。ってか、もう、「豪雨」の域に・・。

ソウル市内はそんなに、水はけがよく無くて、プチ洪水状態・・。靴は、すでに、グチョグチョ状態・・・。同行2人は、お疲れモードで、部屋に帰ると、バタンキュー状態。ちょっと、休憩！ってお休みモードに突入されました・・。

その間に、自分には、どうしても行っておきたい、韓国グルメのお店があったんです。それは、「チョッパル」と言う、いわゆる「豚足」の料理のお店。

前回、韓国に旅行に来た時にも、行きたかったのですが、時間が無くて、断念した悔しい思いがあって、今回は、無理にでも行ってこようと、思っていたんです。

丁度、行きたかったそのお店が、宿泊していたホテルから、徒歩圏内にあったので、この豪雨の中でしたが、一人で行ってきました・・。

ところが、市庁エリアの中でも、こちらのお店はちょっと細い裏道の奥にあって見つけるまで、20分を要してしまいました・・・。

しかも、この豪雨の中・・。一人で行ってただけに、途中で気持ちが折れ掛っていたところ、このお店を見つけた時は、飛び上がるくらい嬉しかったです。

そのお店は、「オヒャンチョッパル・マンドゥ」と言うお店。ここも、ハングルが読め無かったら、スルーしてたかもな・・・。ちなみに「オヒャン」とは「五香」って言う意味らしいです。

結果的には、このお店、地下鉄１・２号線シチョン（市庁・City Hall・201/132）駅から徒歩３分というメッチャ、近いところにあった訳ですが、この辺りを、何度も何度も同じ道を行ったり来たりしてました・・。 

しかも、１６時から営業が始まっているはずなのに、中では、店員さんらしき方たちが、ご飯食べてたんです・・。えぇ～っ！と思って、一旦、店を出たのですが、やっぱり、思いなおして、再びチャレンジして入店。すると、店員さんが、ここは、まだ開いていいないから！的な感じで、ジェスチャーで教えてくれたんです。

じゃ、いつから開くの？って聞いてみると、「あっちあっち」的なジャスチャー。見てみると、そこには、「新館」らしきお店があるじゃないですか！　雨で、傘さしてたから、全然、気づきませんでした・・。

で、そちらのお店に入ったのですが、受付のおばちゃんに、チョイと怪訝な表情で、見られながらも、2階の席へ・・。後で、知ったのですが、どうやら、韓国では、こんな感じのお店で、1人で食事するってのは、あんまり歓迎してくれないというか、タブーらしいです・・。「変な人」とか「寂しい人」って思われるとか・・。まぁ、どうしても、来たかったの仕方ありませんでしたが、この後、一人で、来たことを後悔する羽目になってしまいます・・・。

2階の席についても、おばちゃん達は何だか、チョロチョロこっちを気にしてくれてるんですが、アウェイな感じ・・・。ちょっと、気にはなったのですが、早速、オーダーです。が、しかし、こちらのお店、日本語があまり通じません・・。なので、僅かばかりの韓国語と、ジェスチャーで、オーダーです。　 

「オヒャンチョッパル　（中）　29,000ウォン」をオーダー。すると、いきなり、運ばれてきたのは、「チョッパル」とは、全く違う、この「鍋セット」です。

？！なんじゃこりゃ。？！　いやいや、この量、絶対、一人じゃ、食べれないよ・・。しかも、まだ、「メイン」は登場してないし・・・。

 なるほど、さっきのおばちゃん達の顔の意味がここで分りました・・。周りは、みんな大人数で来てるもんね・・。

 とは言え、楽しみにして、ここまで来たんですから、料理をいただかねば・・。

で、まずは、こちらの鍋。「トンマンドゥクッ」（餃子とトックのスープ）　手作りのミニマンドゥ（餃子）と餅が入った鍋です。こちらは、テーブルにセットされたコンロで、煮ていきます。

 付け合せの青唐辛子やニンニクなどの野菜。キムチとたくあんも。まぁ、箸休め的なものですね。

 これこれ、韓国ドラマで、よく見たことのあるワンシーン。青トウガラシに、味噌を付けて食べてみたかったんですよ。

で、実際、食べてみたら…口の中が、大火事です・・・。辛い辛いっ・・。これは、ちょっと、無理みたい・・。

そうしている内に、ちょうど、　いい塩梅に、鍋が煮立ってきました。

 トックと、マンドゥがいい感じに仕上がっています。ここのトックは、薄切りタイプ。トロ～ンと、とろけて歯ごたえはありませんが、マンドゥから出たスープをよく吸ってます。

 こちらのマンドゥ（餃子）は手作り。小ぶりなので、ホントならパクパク、イケるんでしょうが、ナニブン、一人なんでね・・・。スープ自体は、アッサリで、美味しいのです。

 その鍋をつついていたら、ついにメインの「チョッパル」が登場。　これが、度肝抜かれました！瞬殺です・・・。マジでこのボリューム！・・・。確か、最初に「オヒャンチョッパル　（中）」で頼んだはずなんだけど・・・

 どうやら、間違いなく、これが、「中」のようです・・。その量、ハンパないです。間違いなく、一人では、食べきれない量です・・・。ケータイを持って行って無かったので、比べるものが無くて、よく分らないかなぁ・・・。このボリュームが、伝わらなかったら、残念だなぁ。

 量では、度肝を抜かれたのですが、実は、もっと、見た目、エグイ感じのものをイメージしてたのです・・・、でも、実際は、それほどでもなかったなぁ・・。てか、かなり、美味そう～で、逆に、テンション上がりました！

　特に、この皮の部分なんか、コラーゲンの塊！って感じで、プルプル～。早速、いただきましょ。

とりあえず、何もつけずにそのままをいただいてみます。いや、ウマ～。八角？っぽい香辛料の効いた甘辛い味。で、かなり、ジューシー。身も柔らかっくて、旨味がスゴイです。

正直、もっと、「ケモノ」的な味がすると思っていたのですが、そんなこと全くありません。一口、二口目は、そのままの風味で、美味しくいただけます。ただ、ただ美味い、美味い！って。

ただこの量・・・・。と言うことで、こちらのお店のスタイルで、いただくことに・・・。

 「チョッパル」って地域やお店によって食べ方がいろいろあるみたいで、セウチョッ（小エビの塩辛）を付けたり、さらにニンニクやお味噌などと一緒に葉っぱに包んだりして食べるってのがスタンダードらしいのですが、こちらのお店は、ニンニクなどの薬味が入ったお酢ベースの特製タレの中に、大量のザク切りキャベツを入れていただくスタイルらしいです。

おばちゃんが、「このタレに、キャベツを入れて食べなよ！ドバッと！ってな感じで」ってジェスチャーで教えてくれました。郷に入っては郷に従え！です。

 ただ、このタレ、かなり、匂いがキツイです、・・・そりゃそうだわな。「酢」に「ニンニク」ですよ。どっちもかなり個性的ですから・・。。ところが、これが、以外にも、チョッパルによく合うんです！

コラーゲンたっぷりとは言え、チョット、脂がしつこく感じてきたところで、このタレ。抜群です。なんか、食べ進めて行くうちに、不思議なことに、このタレがだんだんハマっていくんです・・。

このキャベツも、確かに、入れて食べるべきだわ・・。ちゃんと計算されているんですね・・・いや～これ、ホント美味いわ・・。チョンマル、マシッソヨ～。

で、ワシャワシャ、食べてたんですけど・・・で、出た～！　太っとい、骨。まぁ、食べてたら、こんな感じにはなるわな・・。これ見ちゃうと、結構、エグいなぁ・・。

 

 もう、この辺りまで、食べ進めていったら、流石に、お腹一杯。一人にしちゃ、結構、頑張った方だと思います。このチョッパル、同行2人にも、是非、食べさせてあげたい！と思って、おばちゃんに、「ポジャン　OK？」と聞いてみたら、チョッパルの残りを箱詰めしてくれて、袋を用意してくれました。　やった～。

これ、夜食にもいいわ。一応、おばちゃんに、タレと、キャベツも入れてねって感じのジェスチャーでお願いしたら、それもビニール袋にいれてくれました。カムサハムニダ。サンキューです。

おばちゃんには、言葉はあまり通じませんでしたが、ありがたいことに、美味しく、チョッパルをいただいて、お土産にすることもできました。

鍋に、チョッパル。マジ美味し。今度は、 2人以上で、来店しなければ・・・。隣の席のお客さん達が、焼酎とか飲みながら、食べてたの見て、うらやましかったもんなぁ・・・。

お会計は、ホントに、「29000ウォン」でした。　それにしても、あの量、凄いわ・・。ここも、再訪決定です！

お腹一杯になって、お土産も持って、いざ、ホテルに帰ろうと、お店を出ると、そこは、今まで以上の、豪雨が・・・。しかし、念願のチョッパルが食べれたことだし、そこは我慢で、濡れ鼠になりながら、ホテルに帰りました・・。

部屋に帰ると、同行2人は、まだまだマッタリ状態。そこで、このお土産をド～ンと出した訳ですよ。「エグい」って言われるかと思ったのですが、案外、喰い付きが良かったです・・。

ただ、あの「ニンニク酢」を出した時には、ブーイングが・・・。確かに、あの酸っぱ臭い匂いが、ホテルの部屋に充満するんですからね・・。　でも、アレつけた方が、間違いなく、美味かったはずやわ。

しかし、実際、この匂い、最終日まで残ってたらなぁ・・。メイドさん、なんじゃこりゃ？！って思わんかったかな・・・。

と、　美味しいチョッパルをいただいて、元気を取り戻したところで、さらに、バラまき用のお土産を求めて、例のスーパーに向かいます。それは、また明日。