牡馬クラシック最終戦、「菊花賞」
昨年に引き続き、今年も、皐月賞馬、日本ダービー馬が参戦してこない、「虎の巻」でいうところの「荒れる菊花賞」になる匂いがプンプンしている穴党には願ってないレースとなりました。
過去、30年振り返ってみましたが、春の2冠の1,2着馬不在のレースはありませんでした・・。となれば、夏の上り馬に目が行きがちですが、今年はどうなることか・・?!
今年も、「阪神競馬場」で行われることもあり、過去のコースデータは使えませんが、昨年のレースも参考にしつつ、馬を絞っていきます。
とは言え、今年は、かなり難解です。前述ですが、軸になる春のクラシックの1,2着馬がいないので、正直どこからでも入れます。春のクラシックの上位馬を上に取るか?夏の上がり馬を上に取るか・・。長距離実績を重視するか?阪神コースで行わる菊花賞だけに、例年よりスタミナのある馬を買うべきか?枠はやっぱり、内枠が有利か・・?
悩んで悩んだ結果消えたのがこちらの馬たち「シェルビーズアイ(前走条件戦敗退)、ボルドグフーシュ、ヤマニンゼスト(前走、直結コースじゃない神戸新聞杯、2,3着馬)、マイネルトルファン(関東馬で10番人気以下)、ビーアストニッシド、アスクワイルドモアの岩田親子、セイウンハーデス(血統、春のクラシックでの力不足感からの上澄みが感じられず)、ポッドボレット(前走条件戦敗退)、フェーングロッテン(8枠で2200m以上での連対歴無し)、セレシオン(ハーツ×アルゼンチン血統は向かない、大外)」の10頭です。
ここ2年、京都競馬場の改修工事の影響でトライアルの「神戸新聞杯」は「中京2200m」で開催されています。まぁ、菊花賞のコース自体、京都3000mから、阪神3000mに変わっているわけで、トライアルとして直結することはないのではないかと考えています。過去2年で神戸新聞杯からきた馬は「コントレイル」のみ。言わずと知れた無敗の3冠馬です。この時点では、同世代の馬たちとはレベルが違っていたわけで、このコースが阪神3000mに直結したとは思えません。昨年は、不良馬場での決着でしたし、トライアルの意味をなしていませんでした。逆にここを勝ったばっかりに本番の菊花賞では馬券内にこれませんでしたからね・・。
このコースが直結コースなら春の京都新聞杯で馬券になった馬も、好走できるはずですが、そんな馬もいません。なので、今年も、トライアルは「セントライト記念>神戸新聞杯」という見立てでOKかと。
なので、神戸新聞杯、2,3着馬、セレシオンあたりは人気ですが、やはり、神戸新聞杯は中京2200mが直結コースじゃないと思っているので、ここで権利を獲った2頭は評価を下げました。セレシオンは阪神30000m得意の福永騎手ですが、大外枠は厳しいのと、春の実績がない7,8枠馬でトライアル未経験の馬は、評価を下げました。
小倉2000m、中山、阪神2000m、2200mの好走馬(レベルの高いレースなら尚好し)、東京、阪神2400m、坂のあるコースでの好走した馬を上位に評価。あと、阪神3000mは、京都に比べてスタミナを要すると考えているので、古馬混合栓の2400m以上のレースで勝った馬も評価してまみました。
ということで、残ったは、「ガイアフォース、プラダリア、シホノスペランツァ、ドゥラドレース、ヴェローナシチー、ディナースタ、アスクビクターモア、ジャスティンパレス」の8頭です
今年は絞り切れないので、ここまで馬券的にはいい流れで来ているのでこの8頭で馬券を買おうかとも考えたのですが、それでは、今後、ダラダラ点数が増える買い目になって行ってしまうかもしれないので、ここは、思い切って、通常営業の6頭に絞ります。
まず消えるのは、「ドゥラドレース」この記事を書いている時点で何故か「3番人気」に支持されています。自分には、その理由が全くわかりません・・。馬券は下手なのは十分承知しているので、この馬が来てしまうかもしれませんが、どのあたりを評価しての3番人気なんでしょうか・・?
自分の消しの判断は、まず、「関東馬で、重賞未連対」って点。さらに、関東馬で2200m以上でも連対歴がないという点です。菊花賞において関東馬って思っている以上に厳しいんですよね・・。過去20年で合計60頭馬券内に走っている中で関東馬は、10頭もいないんじゃないかなぁ・・。その数少ない馬券に絡んだ馬は、「1800m以上の重賞で連対」か「2400m以上のレースで連対」した経験のある馬ばかり。
なのでデータ的にも消しですが、この馬は3着以下がない馬柱的には綺麗な戦績ですが、そのコースは、阪神3000mとは適性の違うコースばかりでその点でも消しという判断に至りました。
続いて、「ヴェローナシチー」も消します。1勝馬の立場での出走。オープンクラス、重賞でも2着の経験もあるので、期待値も高いです。2018年に2着したエタリオウが似た感じですし、鞍上が川田騎手に乗り替わりで強化されていると感じる方が多いのだと思います。
自分的には、これはマイナスの乗り替わりだと思います。やはり、テン乗りで3000mは馬とのコンタクトを考えるとなかなか難しいと思います。あと、個人的には、川田騎手の長距離は信頼していませんから。
エタリオウは一応、京都3000mの直結コースだった阪神2400mの神戸新聞杯2着という実績がありましたし、この馬は、直結はしないコースの中京2200mでしたが、トライアル負け。同じコース距離だった京都新聞杯2着があるので、コースが苦手ではなかったと思います。ということで、この2頭を消して残った「ガイアフォース、プラダリア、シホノスペランツァ、ディナースタ、アスクビクターモア、ジャスティンパレス」6頭で勝負です。
ちなみに、調教ベスト5は、「プラダリア、ガイアフォース、アスクビクターモア、シホノスペランツァ」の4頭で残りの馬は、それなりに見えました。
印はこんな感じ。
◎1ガイアフォース
○3プラダリア
▲14アスクビクターモア
△11ディナースタ
×17ジャスティンパレス
☆9シホノスペランツァ
です。
6番手、シホノスペランツァ。この時点で、最低人気の18番人気の馬です。気が狂った訳でもありません。過去、20年でも2勝クラス勝ちから馬券になった馬はいません。ただ、血統、コース実績では、今年の阪神3000mで一発ある可能性があると思っています。前走の松山騎手なら面白いと思ったのですが、あちらは◎のガイアフォースに乗っちゃってるんで仕方ありません・・。動きも良く見えたので買い目にいれました。この馬が来れば間違いなく万馬券です。
5番手、ジャスティンパレス。昨年のオーソクレースと同じ8枠と厳しい枠に入ってしまったホープフルS2着馬。直結コースじゃない神戸新聞杯を快勝して人気になると思いきや現在、6番人気。まぁ、3連系や馬連は売れてるとは思いますが、やはり、外枠は厳しいと思います。欧州ノーザンダンサー系の母系にディープなんで距離はもつとは思いますが、ドンとこいって感じでもないし、前走は着差があったので派手に勝ったように見えましたが、そんなにキレる脚もないので、このくらいの評価でちょうどいいはず。
4番手、ディナースタ。。鞍上の横山和騎手は同じ父のタイトルホルダーでドゥラメンテ産駒の扱いには自信があるのか、ここ2走は、ゴールドシップばりの大まくりを披露。切れる脚はないので、ここでも超ロングスパートが決まるかどうかという感じ。2年連続でドゥラメンテ産駒の勝利なるか?!血統的も良く、兄は来週、天皇賞でも期待のジャックドール。2週連続で兄弟G1制覇に向け、まずは、弟が菊の大輪を咲かせるか?!
3番手、アスクビクターモア。もう少し、内枠だったら◎の評価だったのですが、流石に7枠では、印を1つ落としての評価。前に行ければ展開は向くはず。日本ダービーの結果から、この世代トップの実力はあるはず。1,2着馬が抜けていれば、ここでは大威張りできるはず。ディープ産駒のクラシック制覇も今年が最後になるのか?!日本ダービーでは馬券でお世話になったので、今回も期待の1頭です。
2番手、プラダリア。トライアルはいかにもトライアル的な仕上げで、結果でも少し負けすぎの感もあったのですが、先週、今週の動きは抜群。こちらは、池添兄弟でG1初制覇に期待。内枠を引けたし、前にも行ける。切れる脚はないので、この枠を活かした騎乗でこちらもディープ産駒最後の1冠奪取期待です。
本命はガイアフォース。2走前のレコード駆け、そしてトライアルでダービー3着馬を撃破。遅れてきた「芦毛」の怪物になるのか?!「芦毛の菊花賞馬」と言えば、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、セイウンスカイ、ヒシミラクル、そしてゴールドシップ。名だたる名馬に肩を並べることができるか?!テン良し、中良し、終い良しの競馬スタイル、枠も1枠1番。着順も1番を期待です。
◎〇▲△の馬連、今回は、高配当を期待して◎○▲△×☆の3連複ボックスで勝負です。
ここは素直に行っても、大荒れ期待してもいい1戦。
すんなり体制が決まって、内枠、先行有利な流れで、のこり1000mくらいからディナースタがまくると予想。
そのタイミングで差し追い込みが動くと前はキツイかもしれないけど、春の実績馬はやはり強いんじゃないかなぁ・・と思ってる。
ダービー掲示板の馬は、かなり強いはず。上り馬なら、ガイアフォース以外は勝てないと思う。
大荒れ期待も、ここは先週同様印の◎〇▲を厚めに買って勝負です。
プラダリアからの勝負!いいと思います。
自分も、この馬が内枠に入ったら重い印を打とうと決めていたので、心強いです。
春の2冠の連対馬のいない菊花賞だけに一筋縄ではいかないはず。
ここは大荒れまで期待して6頭ボックスの3連複で高配当期待です。
ただ、すんなり人気上位馬で決まってしまうこともありますし、今回は、手広く勝負です。
秋華賞は春の勢力そのままやったけど、こちらはアスクビクター以外出走しないから見極めが難解。
前に行くのもそれなりにいて、ディナースタの捲りもあるから、秋華賞と違ってスタミナ比べになるんかな。
◎アスクビクターモア
素直に。というかダービーで先行して垂れなかったのを評価。母系がレインボウだからまぁ底力もありそうだし。
○ヴェローナシチー
なんとなく。崩れない魅力。勝つことはないんやろけど、京都新聞杯見るとスタミナはありそう。
やっぱり長距離は騎手。特にディナースタが動くタイミングでの駆引きがポイントだと思う。川田はこれくらいの人気のほうが冷静に乗れそう。
三連単マルチでこの2頭から10頭流す。
まぁ普通に買っても当たりそうにないんで。
3連複軸一頭
3
1.4.8.9.13.14.17.
21点
プラダリアに、期待します。ダービー5着は、この、中はいれば、大威張りですし、叩いて良化してるんで。本命です。
あとは、トライアル上位組に、穴馬をいれて。とくちゃんの、穴馬もいれました。
当たりますように。