正しくその道の大家でいらっしゃいますが、本展フライヤーを事前に見た時その色の鮮やかさ、というか…
ある意味どぎついそれに、それこそギョッとしたのですが、
どういう処理をされているのか、も含めて先ずは会場に行ってみようと…
どうも不可視光線まで含めて撮影している、作品のキャプションに「日本中どこでも、日本アルプスの上などでも、スモッグが存在し…」と言った記述が多く見られていたことからの類推。
デジタル技術を駆使ともありましたしね。
そうした技術も使って、消え去ろうとしている日本の美しい風景をまとめた企画。
まあ美しい風景写真、しかも人間の眼だけで見ることが出来ないかもしれない処理が入っているかどうかも不明な、が100枚以上の展示は圧巻。
でもなんだかなあ…大家の驕りもキャプションに感じられる。
鳥取砂丘で人が来るから美しさが穢される、などとおっしゃっていますが、あなたは別なのか、とも思ってしまう。
ヘリでも飛行機でもチャーターして撮影に臨める方だから一般人が側に来るとお嫌なんでしょうね。自分だけの風景。
美しさへの感情移入と自らへの誇り、自信が透けて見える。
まあ老人によくあること、ではありますかね、自省も込めて。
あ、今回は二部構成、後期は「天地創造」だそうです。
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