明治時代後期、高等女学校が制度的に出来て、
それまでの女子に学問は要らない的世相から良妻賢母を目指しての教育が生まれた時代。
私の母は今回の時代設定だとギリギリ後半のところに位置する女学生。戦後大学生になった世代。
その母が本当に達筆だったのを本展であらためて思い出しました。
このフライヤー(今回私は3種類の表紙(裏面は一緒)をゲット)、イラストを浅生ハルミンさん…だと思うのですが、色々調べても確たる作家名の記述が見つからない…
との対比がかなり面白く、会場で細かい文字を必死に読みながら楽しい時間を過ごしたのですが…
さて今回、あれ?と思ったのは少女たちがその想いを乗せた便箋、封筒。
凄く小さく、綺麗な木版画かなあ、の立派な美術品。
芸艸堂さん、神田明神脇に店を構える、とかが明治時代女学生が京都に修学旅行にいく際must の訪問スポット、と記憶していたのですが…
今回の展示で知ったのは「榛原」さん。こちらは日本橋。
この数日後、又も都下にてその名前を目にするとは…
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