シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

共棲の間合いー「確かさと共に生きるにはー (公園通りギャラリー)

2024-04-23 | アート・文化

ここのところにしては珍しくポカンと空いた午後。

でも夕刻には家に居なくてはいけないので、ちょいと考え渋谷に散歩。

前からいつ行こうか、と考えていた本展へ。

 

会期始まってから何回か公園通りを通ってはいるのですが、早足で通過。

フライヤーは従前からゲットしておりタイトルは承知、後は実際ここでどういった作品が展示されるかに興味。

 

先ずこの展示室から行け、と指示のあった公園通り沿いのエリア。

普段は他の企画展だったり図書コーナーだったりするところなんですが、実は入館時に何か作業/準備中だと勘違いした展示。

村上彗さん、1988年生まれの作品。これなんだと思います?

実は近場の代々木公園で採取?した欅を中心とする落ち葉🍂に失念の液体を加えて発酵させるインスタレーション。

手を入れると確かに温かく、足湯もセットされていました、試してみなかったけどメメ

最後のパネルは人間1人の体内で飼っている微生物の総量は平均予命でアフリカ象5頭分にも達するなどといった記述です。

 

次がゴミを拾おう、が主眼だったかよく分からなかったのですが、

こんなゴレンジャーみたいな衣装で活動するのは京都ベースの障害のあるなしに関わらず働く福祉施設。名称はスウイング。

改めて見るとフリーペーパーを発行したり、と障がい者をインクルーシブしながらの活動ということだと思います。

 

次に紹介は折元立身さん、1946年生まれ。

フランスパンを身に纏ってのパフォーマンスが彼の得意とするところなんだそうですが、

今回の展示は彼のお母さん、恐らく認知症という状況下での撮影。

むしろ親子としての情が感じられる、そんな作品でした。

 

最後かな、はアーティスト名は明記されていましたが、

酒井美穂子さん、1979年生まれ。

その彼女は毎日お気に入りのサブジェクト(日清の袋入り醤油味インスタントラーメン)と日がな1日遊んでいる、しかも28年以上、のをアーカイブした作品。

ということで、実は彼女を擁護している施設がアーティスト?と思った作品。

などなど、前から気になっていた展示をじっくり拝見、楽しい機会となりました。

 

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