シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

醍醐寺

2015-04-25 | 2015春奈良京都

「醍醐の花見」…

言わずと知れた秀吉の、でありますが、今回その時期での奈良訪問ということで、帰路京都で途中下車は”確信犯”^^;

そして、こちらに向かいました

 

事前に開花情報などチェックすると、こちらの”花”は枝垂れかな?

ということは微妙にソメイヨシノより早いのですが、霧雨の振る中到着しました。

 

この一列、冒頭は国宝の門、豊臣家の紋所が鮮やかなんですが、

造られたのが1599年、とかなり微妙な時期だったのが面白かったです…

醍醐寺を三か所に分けて、それぞれに入場料600円は”豪気”な仕掛け。

三か所共通券1,500円もあざとく、この辺から若干萎える気持ちも。

まあ、ここはやはり金堂、観音堂辺りを拝見するんでしょ。

 

真っ直ぐ山門まで行って、中に入れて頂きます。

ふむ、秀吉の花見に招待されたような幕は風流と見ると、邪魔と見るか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして足元の悪いクランク状になった道を進んでいくと、金堂も見えてくるのですが、それより右側の様子が気になります。

「清瀧宮本殿」という建物だそうですが、その前の枝垂れ桜!

写真でご覧のようにすでに9分方散ってはいるのですが、それでもその存在感はとんでもない!

満開のタイミングはなかなか計れない、今年は早かった、とは駅への帰途道を尋ねた時に話して下さった地元の方。

ネット上ではこの前日に満開と出ていたよなあ、は訪問客の繰り言。

その絶妙のタイミングだったらどんなに綺麗だったろう、はこの日でも実感できました。

 

そこから古い古い、五重塔へ向かいます。

 

醍醐天皇のご冥福を祈るために、第一皇子・朱雀天皇が承平6年(936)に着工し、第二皇子・村上天皇の天暦5年(951)に完成しました。初層の内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれており、日本密教絵画の源流をなすものといわれています。高さは約38メートルで屋根の上の相輪は約13メートルあり、相輪が塔の三分の一を占め、安定感を与えています。京都府下で最も古い木造建築物となっています。


とは大した存在感。何でも古い、と思いがちなんですが、951年で木造最古、なんですねえ…


そこから、更に金堂を気にせず山の上へ進みました。


祖師堂、弁天堂、借景に使ったのは今では茶店?


そこから戻って、ご朱印も頂いたのは観音堂。

ここで降る雨はピークに



最後に、

金堂の手前、不動堂もさりげなくチェック。

でも雨が強くなって、この辺から気持ちは帰途へ^^;

 

これが金堂。

観音堂でそのご朱印を頂いたご本尊、薬師如来像がいらっしゃいました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブリジストン美術館「ベスト ... | トップ | 桜新町の八重桜 2015 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2015春奈良京都」カテゴリの最新記事