薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

息子に感謝

2016年12月17日 | 日記

昨日、今年最後の議会定例会が閉会しました。

今議会は20名が質問しましたが、中でも小沢議員の残土・再生土の埋め立てに関する質問は、議場の雰囲気がこれまでとは全く違いピリピリした緊張感に包まれました。

不法投棄や残土・再生土の問題に悩み不安を抱えてきた住民の思いを感情的にならず淡々と質問する彼女の姿は、いつも以上に凛としていて本当にすごかった!

この様子は市原市のホームページから市議会→議会中継で見ることができますので、是非ご覧になって下さい。

議会終了後は「スポーツとまちづくり」について、早稲田大学スポーツ科学学術院・原田宗彦教授の話を聞きました。

ちょっと散歩したくなるような緑が多いまちに住む人のほうが、平均寿命が高いそうです。

もっとスポーツを身近に感じて生活習慣になるようなまちづくりや、設備がなくても今ある資源を活かして小規模でも持続性のあるイベントの開催で人を呼び込めるなど、国内のいろんな事例を知ることができました。

スポーツとは縁遠い私ですが、スポーツという観点でまちづくりを考えるって興味深いですね。

こうして議会が終わる度に思うのは、体調を崩さず頑張ってくれる息子への感謝です。

特に冬は睡眠時無呼吸症がひどくなり、胃出血を起こすこともあります。

質問の準備に追われて決して万全とはいえないケアしかできず、議会中に体調を崩さないかハラハラ。

時々思いだしたように「ともちゃーん、ごめんね。余裕がなくて」って声をかけると、言葉は理解できなくても感じてくれているのかニッコリ笑ってくれ、癒されます。

息子を支えているつもりだけど、私の方が支えられてるのかもしれません。

たくましくなった後ろ姿に成長を感じます。