薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

福祉避難所開設訓練

2015年10月02日 | 障がい

市の総合防災訓練では見ることができなかった福祉避難所。

今日は夕方から、市原特別支援学校の福祉避難所開設訓練に、息子を連れて参加しました。

息子にとっては初めての体験なので、どんな反応を見せるのかちょっと不安でしたが、気持ちを崩すことなく消灯時間の21時まで過ごせました。

18時半から説明があり、夕食時間。

 

これは非常食のシチュー。乾燥させた牛肉入り野菜をお湯に入れると出来上がり!

温かいものは、この時季でもほっこりしますね。

 

バナナ、ビスケット、パン、ソーセージも。

食後はプライバシー保護のための間仕切りの作成。

段ボール2枚を貼り合わせるだけで、かなりの効果がありました。

 

床に敷いてあるのも重ねた段ボール。息子には硬いけど、非常時としてはイケます。

この後、子どもたちは先生と校内の暗闇探検。

市原特別支援学校は知的・情緒障がいの子どもを受け入れる学校ですが、息子の母校・袖ケ浦特別支援学校から転任された先生がいて、安心してお任せできました。

ふと思ったことは、福祉避難所だから障がい者にとって安心できる場所なのではなく、知っている人がいてこそ安心につながるのですね。

21時の消灯。

 

足元を照らすランプが置かれ、ちょっとロマンチックなムードに。

訓練は明日の朝8時までですが、私たちはここで帰宅しました。

来年は宿泊してみようと思います。

 


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