スタッフ日記

トムスクラフトのスタッフが、いろんな事を書いていきます。

人気イベントの苦悩

2010-03-01 | イベント
 先日申し込みをしたグランフォンド福井ですが、参加者増加によりいろいろと対策を取られています。

 その中で、『自転車整備書』の提出というものがありました。

 イベントホームページによると、これまでの大会で整備されていない自転車のトラブルにより、本当にサポートを必要としている参加者へのサポートができないということからの措置ということでした。

 この『自転車整備書』は、自転車ショップで受けないといけないものらしく、現時点で点検内容な不明ですが、費用が発生する可能性は高いようですね。そしてその費用はもちろん参加者持ちです。整備が必要ならばさらに費用は掛かります。

 さあ、この取り組みはどうなのか?

 私の考えとしては、「致し方ない」ですね。

 これは、昨今のロードバイクブームの中でショップやチームなどに関わらずに自分だけ、または同時期に始めた仲間だけで走りを楽しむ方が増えたからではないかと思います。ショップやチーム(いきなりチームはあまり無いでしょうが)と関わりを持つといろいろと教えてもらえたりするので、整備不良も指摘してもらえると思います。

 このような人たちは、本当に無関心か、ネットから情報収集ができるので、それで十分と思われるんでしょうが、整備の知識が無い方の場合はネットからの情報は絶対正しく伝わらないと思います。

 そんな状況の中で、長距離イベントに参加すると何かしらトラブルも起こるというものですから、仕方ないでしょう。

 きちんと整備している方(大半の方がそうだと思います)には、迷惑な取り組みと思われるかもしれませんが、この機会に一度ショップで点検を受けてみるのも良い機会かもしれませんね。

 きちんと整備された自転車で、楽しく走りたいものです。

 私は、もちろん当店の店長に点検してもらいますよ。