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8月25日(木)「空と海」さんが「DIYショウ」に出展します!

2016年05月20日 | DIYショウ
 昨年出展の「空と海」さん、大好評につき、今年もDIYショウに来てくれる事になりました!

******** 昨年のfacebookより

 篝です。8月29日、DIYショウ最終日「翔君、ノミ打ち実演にハマりました!」 
 今回、ご紹介しているアトリエ『空と海』さんは障害福祉サービス事業所。
驚くほどクオリティの高い作品を作っています。いま、初日に実演してくれた翔くんが遊びに来てくれました。
『今日も彫っていい?』ってヤル気満々で。なのでちょっと実演をお願いしちゃいました。
彼、この会場の空気が凄い気に入ったみたい(* ̄∇ ̄)ノ



 MIYUです。
 この翔くん、よく撮れてるね。下に写っているフレームがほとんど売れてしまい、翔君たちの実演の力を教えられましたね。
付添いの方々のご苦労を思うと、簡単には行かないと思うけど、何とか次に繋げてあげたいと思います。
               ・・・・・8月29日(土)DIYショウ 最終日


8月27日「空と海」さんの「ワークショップ」あります・・・DIYショウ「A10」! 
船橋 「紙好き工房 空と海」 さん(5月15日)
まだTBSのリフォーム番組を担当していた頃、撮影に使う為に貴重な「柿渋」をある工房から戴きました。
二和の駅近くに「空と海」さんという小さな工房があり、とても親切にして頂きました。
昨年その「空と海」さんが、船橋市神保町に立派な工房を建てました。
近いのだけどなかなか行けなくて、・・・でも今年は積極的に関わっていけたらいいな~と思います。

「紙すき」「書」「木工」「機織り」・・・とても魅力ある作品が多くて、感動しますよ。

 洗面台・・・圧巻です。



「奥野さんの揺るがないコンセプト」 売れるものを創る―知的障害者による商品としての芸術作品作りー
資料提供(公財)日本障害者リハビリテーション協会情報センター


「空と海」さんのホームページ
http://www.jizokai.com/


「空と海」さん、神保町工房竣工のニュース
http://myfuna.net/reg/press/navi/2014/03/29172341.html


さすが書家の奥野さんの書は迫力があります。
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トランスワーク・・・柿沼康二

2016年05月20日 | デジタルサロン部
「イメージすることは誰にでもできる。それを実行するかしないかの間に大きな差がある」というのは、いつも思います。柿沼康二

柿沼:僕自身が書のあり方として重視している「吸って、吐く」ことを基本にしたものでした。
書の世界には、古典を手本に模倣する臨書というのがあって、これはすなわち先達の世界を吸い込む行為。
でも臨書の本当の意義は、最終的には、吸ったものを自らの表現として吐き出すことにあるんです。



『一:Bose ver.』(2011年)









『おまえはだれだ』(2002年)





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本展キュレーター・金沢21世紀美術館館長 秋元雄史

柿沼康二は、1970年生まれ。
現在東京を拠点に活躍する書家です。5歳から筆を持ち、父である柿沼翠流、手島右卿、上松一條に師事しました。
「書はアートたるか、己はアーティストたるか」との命題を立て、既存の書に収まらない新たな書の地平に挑み続けてきました。

柿沼康二の作品の特徴は、書の古典に立脚した今日的な表現にあります。
書の原理を問いつつ今日の美術として書を捉えていこうとしています。
「吸って吐いて、自由な書!」とは、柿沼康二の目指す書の在り方です。
表現スタイルには、いくつか代表的なものがあります。
古人や能筆家との対話の場である臨書。
臨書から形式発展させ、他者の言葉を柿沼流に作品化する「エンカウンター(出会うこと)」。
書の原理である墨を使って絵画的に展開する超大型の作品群。
あるいは、大型の作品での例が多い制作プロセスを観客と共有するパフォーマンス。
ひとつの言葉にこだわり、それを執拗に繰り返す「トランスワーク」。
書を時間的、空間的に発展させて、巨大なスケールで展開したインスタレーション。

このように、柿沼康二の書は、書、現代アート、サブカルチャーと関連して展開した今日的な表現です。
それは、明日へと向かう希望の書であり、自由で、未来に向かって開かれた、可能性としての書です。
本展では、代表作約700点で柿沼康二の書の世界を紹介します。

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