トンリョウ(TongLiao)ワークブーツ/バイクブーツ

ちょっと作りが違うワークブーツです。

カブのシートを張り替えです。

2015-10-16 18:12:13 | その他
今月の24・25日に 『カフェカブミーティングin青山』 が開催されます。


友人がカスタムや修理などをしてもらっているカスタムショップの方が以前参加したそうで
話は聞いていたんですが、その頃は私が “カブに乗る” なんて想像もしてなかったので
「そんなイベントがあるんだ~」 ぐらいにしか思っていませんでした。(汗)


(実際にそのカブを見せていただいたんですが人気投票で1位になったそうで見事な完成度と見事な
カワイさでした!)




最近ふとその事を思い出し 「また開催するのかな?」 とパソコンで調べてみると・・・・







今年も開催されるようです。(喜)




『1カブオーナーとしては一度ぐらいは見ておかないと!』 と奮起し、エントリーをする事にしました!!





エントリーした後にどんな様子か、これまたパソコンで画像検索をすると・・・・・





すごいカブがずらりと出ています。(汗)




思いっきり “仕事仕様” にしている私のカブがエントリーなんて場違いなんじゃないかと感じ始め、
チョッピリ後悔したんですが、せっかくなので今後カスタムしたかった内容を進めることにしました。






その一つがシートです。




カブが納車されるときに社外品のシートに交換していたんですが 『せっかく革を扱う仕事をしているので
革でシートを張り替えよう!』 と初のシート張り替えにチャレンジです。





まずは型紙を裁ちます。




ブーツほど繊細なものではないので そのあたりは気にならなかったんですが、なにしろ初めてだったので
「こんな感じかな?」 などと悩みながら型紙を裁ちました。




完成した型紙はコレです。

ブーツで使う紙ではなく、わらばん紙です。(汗)






そして、張り替えに使用する革はこの革です。

ベージュの型押しレザーです。

「ヌメ革の方が雰囲気がイイかなぁ~・・・・」 とも思ったんですが、あえて革か合皮か分からない(笑)ような
革で作っちゃいます。




この型押しレザーの型押しがちょっとそこらでは見ないような型押しなんですよ。

何の模様か分かりませんが(汗)、けっこう気に入ってます。(笑)






型紙を元に革を裁断し、漉きをかけた後、縫製です。





ミシンがけの際もブーツのアッパーを縫うときよりもざっくりとミシンがけできました。





完成したシート表皮はこんな感じです。

初めてにしてはまずまずの出来です。(喜)





完成したシート表皮をシートに被せます。



仮止めをした後、タッカーで固定します。





そして完成したシートがこちら。

“ムフフ♪”な出来でした!!(喜)

型押しレザーとブラウンの革の色合いもイイ感じです!




今回は乗り心地が悪くならないようにアンコ抜きはせず、ノーマルシートそのままです。

ペッタンコのシートもカッコイイんですが、この野暮ったい感じもカブらしくてステキじゃないですか!?












んでもってカブに取り付けです。

シートが変わっただけでだいぶん雰囲気が変わるもんですね。





シートの厚さもあるのでスタイリッシュになり過ぎず、実用性も兼ねた感じに仕上がったと思います。





これでますますカフェカブミーティングが楽しみになってきましたよ~!(喜)















トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代   ¥105,000(税込¥113,400)~

詳しくはホームページをご覧ください。


 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Tong Liao (トンリョウ)
〒270‐2212
     千葉県松戸市五香南2‐31‐5元山マーケット1F中央
電 話 : 047(710)6917
U R L :order-boots.com
E mail : boots.tongliao@gmail.com
時 間 : 10:00~20:00
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

※不在の事がありますので先にご連絡をください。

ウェルトも染色します。

2015-10-13 17:05:00 | Boots
イヤ~MotoGP日本グランプリ、ダニ・ペドロサが今シーズン初の優勝ですね~!



私の乗っているバイクはMotoGPとはかけ離れたタイプのバイクなんですが、乗るのと見るのは違うので
MotoGPが放送されるときは録画をして見ています。





特にダニ・ペドロサのファンというわけではないんですが、前回のロッシとのバトルといい、楽しいレースが続いています。


今年のMotoGPは残りわずかですが、白熱したレースを期待してます。




バイクってホントいいもんですね!(笑)












ということで工房ではコツコツ作業を進めています。





今回紹介するのはすくい縫い前の下ごしらえとして、縫い付けるウェルトの染色をしました。





トンリョウではオーダーをいただいてからウェルトの染色をしています。




仕入れ先で染色をしてもらう事もできますが、自分で染色した方が私の好みに合った色になるので
手間はかかりますが自分で染色をしているんです。







これが染色前のウェルトです。

ヌメ革を使用しているので生地色の状態です。




染色をする前に染料の乗りが良くなるように表面を軽く落とします。








するとこのようになります。

下に写ってるのが表面を落としたウェルトです。





今回は生成のウェルトと黒のウェルトがあるので黒のみ表面を落としました。







その後、表面を落としたウェルトに黒の染料を塗ります。


表面を落としていないウェルトは無色の塗料を塗り、汚れが付きずらくしておきます。






完成したウェルトはこんな感じです。

生成のウェルトもツヤが出て革の良さが引き出てます。(喜)








このほかにもすくい縫いで使用する麻糸にチャンをすり込んだり、麻糸の先に針を付けたりするんですが、
ほんと手作りをするには 「下ごしらえが多いなぁ・・・・(汗)」 と感じます。






完成してしまえば見えなかったり、目立たない部分なんですが、ブーツ作りには欠かせない作業ですし、
手を抜けない作業です。























トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

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革を切るときは。

2015-10-09 18:44:54 | Boots
工房ではオーダーをいただいたブーツ達の製作が続いています。



今日は型紙を元に革の裁断をしました。




革を裁断するときは一枚の革から各パーツを裁断するんですが、まずは 『荒断ち』 といって
型紙より少し大きめに切ります。






こんな感じですね。

なぜ荒断ちをするかというと。

一枚の革からだと裁断しずらいからです。(汗)



靴やブーツは洋服に比べて一枚の型紙が小さいのでけっこう細かい作業になるんですよね。


場所によっては1mm違うだけでもその後の作業に影響が出ちゃう事もあります。




なのでキッチリ裁断できるように荒断ちが必要なんですね。




荒断ちが終わったら次は 『決め断ち』 です。




決め断ちとは型紙と同じ大きさに裁断する事です。




決め断ちするときは包丁の刃が革に対して垂直になるように裁断します。



革は厚みがあるので刃が傾いていると断面がキレイにならないからです。


トンリョウで使用しているアッパー用の革は1.8~3.0mmぐらいの厚みがあるのでけっこう
目立つんですよね。(汗)





決め断ちが終わるとこのようになります。

決め断ちをする際には必要なラインも引いておきます。




革の裁断が終わったら “革を漉き” その後で “ミシンがけと細かな作業” となります。







さぁ、ステキなアッパーができますように!!















トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

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価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
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ブーツをオイルアップ。

2015-10-06 19:08:41 | Boots
そろそろブーツを履いてもジロジロ見られる季節ではなくなってきましたね。(笑)






私は仕事柄?夏でもブーツを履く事が多いんですが、ときどき足元に視線を感じる事があります。



やっぱり夏にブーツを履いていると 『季節外れ』 な感じがするんでしょうね。(汗)





私もすれ違う人や電車に乗ったときなどは人の足元を見る事が多いので見られてもはずかしくないように
ブーツのお手入れをしました。













今回お手入れしたブーツはこちらです。

自分で作ったプレーンブーツです。

使用した木型は 『TL03』 というトンリョウでは一番つま先が尖ったタイプです。


この木型を使ったブーツの1足目なのでまだ改善する部分がありますね。



足の寸法を元に製作したので既製品のブーツと比べると格段に履き心地は良いんですが
寸法だけでは100%の履き心地にするのは難しいんですよね。


というのもブーツは履き物なので歩行をします。

歩き方などによってもホールドする加減を変える必要があるという事なんです。




改善点も分かっているので、2足目を作るときにはもっと履き心地の良いブーツができそうです。













と履き心地に関してはこのへんにしておいてお手入れをします。







ブーツのお手入れをする際に最初にするのはブーツの汚れやホコリを落とす事です。





車を洗車するときワックスをかける前に水洗いをするのと同じですね。





汚れが目立つ場合はレザークリーナーなどを使い汚れを落とす必要があるんですが今回汚れに関しては
それほどでもなかったのでレザークリーナーは端折ります。




念入りというか、セオリーからは外れますがそのあたりはあまり気にしないで作業をしちゃいます。(笑)




でも、ホコリは落としますね。









ホコリはブラシを使って落とします。

全体に靴用ブラシを使いホコリを落とします。



その後は隙間に入っているホコリを落とします。








その際に使用するブラシはこちら。

ホームセンターで買ったブラシです。




靴用ではないんですが幅が狭く、先にアールが付いているのでとっても便利なブラシなんですよ。








このブラシはこんな所に使います。

アッパーとウェルトの隙間やアッパーの切り替えし部分の段差なんかにも使えます。












ホコリを落としたら次はオイルアップです。



このブーツはシャフトの革がとてもアジのある革なんです。(喜)


ミンクオイルを塗ったり、パンツで擦れる箇所は色が濃くなるんです。



同じ革で免許証入れを作ったんですが手の脂を吸ってイイ感じになってきてます。






お手入れ前はこんな感じです。

作った当初に比べると色がかなり濃くなっていてこれからが楽しみです。










ではミンクオイルを塗りますね。




以前はボロ布にミンクオイルを付けて塗っていたんですが最近ではこんな風に塗っています。

指に直付けです。(笑)


布を使うと布もミンクオイルを吸ってしまったり、布を使っても指までミンクオイルが届いてしまうので
布を使わず直付けにしました。





んで、そのままブーツに塗ります。

薄塗りではなく、少し多めに塗ります。



ミンクオイルは革に滲みていくので少し多めにしてます。








ミンクオイルを塗る際にはココも注意してくださいね。

履きジワの部分です。

履きジワがあるという事は 『よく動く』 という事なので履きジワの “谷” にもミンクオイルが行き届かないと
いけないんですね。







全体にミンクオイルを塗ったら細かい部分にも塗っていきます。




“細かい部分” とはこんなところです。

ホコリを落とすときにブラシを使った部分と同じですね。


指ではミンクオイルが塗れないので塗り残しがありますね。






そこはこんな感じで。

歯ブラシを使ってます。





もちろん歯ブラシでなくてもOKですよ。(笑)

指では入らない部分にはこのようにブラシを使うと塗り残しがなくなります。












オイルアップが終わったブーツはこんな感じです。

ヴァンプ部はオイルレザーではないのであまり意味がないんですがとりあえず塗っちゃいました。(笑)



この角度からも良かったので、もう一枚。

自分で作って、自分で履いているブーツなんですが 『イイ成長ぶり』 です。(喜)









シャフトはこんなに変わるんですよ。



上がオイルアップ前、下がオイルアップ後 です。


けっこう違うでしょ!?

革によって差はありますがこのぐらいの変化があるとお手入れも楽しいもんです。









ミンクオイルを塗ったときはすぐに拭き取るのではなく、革にミンクオイルが浸み込んでから余分なミンクオイルを
拭き取ると仕上がりがシットリします。






なのでこの状態で放置です。









ミンクオイルは “ピカピカ” にはなりませんが手入れをしているブーツはそのように成長していくものです。








みなさんも 『たま~に』 で良いのでブーツのお手入れをしてくださいね。


















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カブのフロントウインカー交換。

2015-10-03 11:42:18 | その他
少し前の事になりますがスーパーカブのウインカーを交換しました。



カブを所有してからずっと気になっていた箇所だったので 『やっと交換!(喜)』 という感じですかね。




カブを購入したのが今年の4月なので約5ケ月経ってからの作業です。

5ケ月間放置していた理由は 『交換が面倒』 だからです。(笑)


カウルが付いていないバイクだとウインカー交換は楽なんですが、今回のカブ君は 『ノーマルウインカーと
同じ位置に社外品のウインカーを取り付けよう』 と考えていたのでウインカーの形状選びからしなくちゃいけなかった
んです。

んなもんで、ついつい放置してました。(汗)









なぜ交換に踏み切ったかというと・・・・・・




冬支度の為に取り付けたスクリーンとカブ本体との隙間を埋めるため交換を決意しました。(笑)







ノーマルのウインカーだとこんな感じです。

ヘッドライトとスクリーンの間がけっこう開いてます。(汗)



「冬になったらこの隙間から風が入ってきて寒いかな?」 という事と見た目が気に入りません!




隙間の原因はココです。

スクリーン下部がウインカーと当たるギリギリです。



ウインカーの出っ張りが無ければスクリーンを下げられるので “ウインカー交換” となった訳です。



インターネットで埋め込み式のウインカーを探しているとカブで結構たくさん使用されているウインカーを
発見しました。(喜)





さっそくそのウインカーを購入し、作業をします。




まずはノーマルウインカーを外すんですが、外してビックリ!!

ウインカーの中にさなぎの抜け殻?が!!(驚)



とりあえず外して良かったです。(笑)




その後、同じウインカーを取り付けた方のブログを参考にしながら作業を進めます。






細かいネジを使用していたので転がったナットやワッシャーを探すのが大変でしたが(笑)、なんとか
交換終了です。




交換したウインカーはこんな感じです。

う~ん。 埋め込み式ウインカー かっこいい!!

っていうかカワイイ!!(喜)



大きさや出っ張り具合もイイ感じです。




さて、気になっていたスクリーンも下げましたよ。



上が交換前、下が交換後です。


ヘッドライトのすぐ上にスクリーンがきてます。(喜)




これですきま風対策もバッチリです。




すきま風は杉良太郎さんにお任せし、カブ君は快適に冬を過ごしたいと思います。(笑)




ただ、フロントウインカーが小さくなったのでリアウインカーと大きさのバランスがよろしくありません・・・・・



リアウインカーも交換しなくちゃ!!





っていうか、最近カブの記事が多いかな?(笑)

















トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

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価格 : ラスト(木型)代  ¥ 20,000(税込¥21,600) ※初回のご注文の場合は必要になります。
      ブーツ代   ¥105,000(税込¥113,400)~

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