EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ誌 1970年9月号

2019-05-11 13:05:43 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ誌 1970年9月号



劣化が激しいとの説明がある古雑誌でしたが、
格安で出品されていたので、
入手してみました。

取り扱っているうちに、
背表紙の一部が剥がれ落ちてしまいましたね。

本号には、キースやグレッグの写真は掲載されていないのですが、
デビューして間もないEL&Pにまつわるニュースが、
掲載されていました。

それはワイト島のフェスティバルが始まる前のニュースですね。

記事の内容を抜き書きしてみます。

昨年より大規模にになったワイト島のポップフェスティバルは、
当初の3日間の予定より5日間に延長された。

最初の2日間(26日、27日)は、ポップスに関係のあるフィルムの上映にあてられる。

27日は、「The Festival」という63年から66年にかけての、
ニュー・ポート・フォーク・フェスティバルの模様の記録が上映される。
その中には、ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、ドノバン、オデッタ、
ポール・バタフィールド、PPM等が収められている。

主な参加ミュージシャンは、

28日
シカゴ、ファミリー、テイスト、ジェイムス・テイラー、アライバル、
ライトハウス、ドアーズ

29日
ジョニ・ミッチェル、フー、スライとファミリー・ストーン、フリー、
ジョン・セバスチャン、マンゴ・ジェリー、スピリット、
エマーソン、レイク&パーマー

30日
ジミ・ヘンドリックス、ジョーン・バエズ、レナード・コーエン、
リッチー・ヘブンス、ペンタングル、ムーディー・ブルース、
ドノバン

ドアーズは、68年9月以来、久々の訪英であり、ジミ・ヘンと共に、
注目を集めている。

もう、1つ、注目の的としては、29日に出演するエマーソン、レイク&パーマー、
御存知、元ナイスのキース・エマーソンが中心になって作られた新グループで、
これが初のライヴ公演になり、多いに期待が寄せられています。

このチケットが、5日間通しで、3ポンド(約2500円)

イギリスのみならず、ヨーロッパ、遠くはオーストラリア、アメリカからも、
続々とファンがつめかけており、ロンドン中の話題を集めているとの事。

この記事の中には、
マイルス・デイヴィスや、ジェスロ・タルの名前が見あたらないですね。

8月26日から30日にかけての、
5日間のフェスティバルであった事は確かなようですが、
上述のように、2日間はフィルム上映で、
3日間はアーティストの生演奏という構成であったかは、
きちんと調べていないので解りかねます。

このニュース記事から、
EL&Pが、デビュー当時から、
本当に注目されていた事だけは
解りましたね。

以上。

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ミュージックライフ 1975年7月号

2017-12-29 18:58:44 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1975年7月号


表紙
ML誌関連は久々ですね


キース・エマーソンとグレッグ・レイクがこの世にいない、
2度目の年末を迎える事になりました。

本日、取り上げるのは、ミュージックライフ 1975年7月号。

時期としては、WORKSにやがて収録される事になる楽曲を、
それぞれのメンバーが水面下で作っていた時期になるかと思います。

「レディース&ジェントルメン」から「ELP四部作」リリースまでには、
解散説やら、ソロアルバムの完成やら、
断片的な情報が飛び交っていた事が、
古雑誌を入手して読んだ事で、
ある程度は知る事が出来ました。

エマーソン、レイク&パーマーは、
1975年の3月号におけるML誌の人気投票の結果が、
かなり良かった事もあり、
表だった活動はなくても、
EL&Pは洋楽ロックシーンの中心に位置していたのだと思います。

カラー2頁で、メンバーの写真が掲載されています。






今年のEL&P関連のリリース情報としては、
ビクター・エンタテイメントさんは、
簡素なプラケースCDボックスをリリースしたにとどまりましたが、

BMGでは、
RECORD STORE DAYとタイアップした企画で、
「BRAIN SALAD SURGERY」のシングルレコードの復刻や、
先日、その2として取り上げた、
「I Believe In Father Christmas」の10インチ盤のリリースが、
ありました。

あと、今月に入ってきた情報としては、
マイナーレーベルからの、
3(スリー)のライヴCD(以前のものとは音源が異なるようです)のリリースが、
予定されていましたが、12月に発売予定の通りにリリースされていたかは、
まだ入手していないので、解りません。

おっと、忘れてはならないのは、数度にわたって、チマチマと触れた、
BMGの「Fanfare 1970-1997 Deluxe Box Set」のリリースですね。
EL&Pのスタジオアルバムを全て網羅した初めてのボックスでした。

これも、不十分な点等、突っ込みどころはあったかも知れませんが、
グレッグ・レイクの一周忌までに、何とか形になったものを、
リリースできたという点においては、
メンバー2人の他界による心の隙間を少しだけ埋めてくれる企画だったと思います。

他にも見落としている事もあるかと思いますが、
年末の業務で疲労しておりますので、
ザッと振り返ってみました。

本年もEL&P図書室2号を覗いてくださり、
本当にありがとうございました。

以上。

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ミュージックライフ 昭和49年新年号 付録

2016-04-29 16:42:13 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 昭和49年新年号 付録



ミュージックライフの昭和49年(1974年)新年号は、
ネットを始めた割と早い時期に古書店から求めていたのですが、
何らかの理由で、未だ取り上げていませんね。

ちなみに、1974年のミュージックライフ誌に関しては、
その新年号以外は、私がざっと見たところによると、
全て取り上げています。

今日、取り上げたのは新年号の付録の一つです。

これはおよそ1年前に、
宿願叶って、ようやく入手したものですね。

昨日、たまたまキースのFacebookを見たら、
比較的最近、ジミー・ペイジと一緒に、
顔をくっつけて撮影した写真があったので、
この付録のポスターの事が思いついたのでした。

まぁ、こちらはロバートですし、
別々に撮った写真をくっつけているだけですけどね。

下部が見づらいカレンダーになっていますね。

今日、トヨタでバッテリーの交換をしている待ち時間に、
丸テーブルの上にポスターを広げて撮ったのだけど、
ちょうど目の前のテレビでは、ミネヤという番組が放映されていて、
プリンスの他界で派生したあれこれを話題にしていました。

プリンスは、2004年に「ロックの殿堂」入りをしていたようですね。
遺産は、著作物の権利も含めて、554億円とかいう話でした。

遺言は無いようなので、
その遺産を巡って、関係者間で、すでにせめぎ合いの兆候があるそうです。

キースは自伝映画に私財を投資する余裕もなかったと思われるので、
大きな遺産が無ければ、
残された関係者の争いを生む事は、ほとんど無いかも知れません。

音楽に生きた人なので、
その魂は、
生前に親交のあったミュージシャン達が、
トリビュートコンサートをやってくれる事を、
何にも代え難い喜びと感じているのではないかと思います。

以上。

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ミュージックライフ 1973年2月号

2016-04-04 15:55:35 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1973年2月号



英国でキースの埋葬が済んだ事を、
知人が教えてくれました。

日々追悼の情報に触れつつも、
実感が湧かないキースの他界。

紆余曲折あって、米国に住んでいたキース。

離婚の後に米国でホテル住まいをしていた時、
ウィル・アレクサンダー夫妻に助けられたと、
インタビューで語っていたけど、
ウィル・アレクサンダー宅への居候ができた事で、
ホテルを転々とする最悪の状態は回避できたようでした。

その恩義あるウィル・アレクサンダーとも、
なにがしかの理由で袂を分かつ事になったわけで、
よほどの事があったのだろう。

新しいパートナーが見つかったとは言え、
鍵盤楽器の演奏家として、
思うように弾けなくなった心の痛みを背負っているというのに、
ここ数年、
それに追い打ちをかけるような誹謗の言葉を、
目にしたり、耳にしたりする機会があったようです。

(T T)

このミュージックライフ、1973年2月号には、
キースのカラー写真が掲載されています。



ちょうど、
写真そのものは、72年以前のものである事は確かでしょうが、
近影かどうかは解りかねますね。

以上。

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ミュージックライフ 1973年 1月号 その2

2016-02-16 08:12:02 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1973年 1月号 その2

本誌に関しては、
初めて手にした古雑誌という事で、
入手時のエピソードについて、
昨年の、10月3日に少し綴ったのですが、
内容にも触れてみます。

この号は表紙を除いては、
EL&Pのカラー・グラビアやモノクログラビアは、
ありません。

そのため、ビジュアル的要素としては、
表紙のみなので、EL&Pの熱心なファンは、
表紙買いをした人もいたと思われます。

一方、この雑誌が発売された頃に、
EL&Pを知らなかった私みたいなファンには、
1972年のバンドの勢いを知る事が出来る記事が載っています。

今でも、こんなのがあるのかは知りませんが、

日本の民間放送34社が選定する全国ラジオ音楽賞というのがあるそうです。
その中で、ポピュラー部門というのがあって、
その年に最も活躍したミュージシャンやシンガーに賞が送られたようです。

72年はその賞が始まってから、
第3回目の年にあたるようで、
EL&Pの「展覧会の絵」は、最優秀アルバム賞。
「ナット・ロッカー」は、最優秀インストゥルメンタル・レコードに選ばれたとの事。

ちなみに最優秀男性歌手はミッシェル・ポルナレフ。
最優秀女性歌手は、カレン・カーペンター。
最優秀グループはスリー・ドッグ・ナイト。
最優秀新人男性歌手は、ギルバート・オサリヴァン。
最優秀新人グループは、T・レックス。

となっています。

ポピュラー部門におけるこの他の受賞は無いようですね。

72年は、
最優秀インストゥメンタル・レコードはあっても、
最優秀ヴォーカルレコードというのは無いみたいです。

という事は、
特に受賞のジャンルを細かく決めているわけではなくて、
その時に注目を浴びて流行った曲に、
それに相応しい賞の名称をつけて表彰するという事なのでしょう。

と、ここまで書いてみて、
「全国ラジオ音楽賞」で検索して見ましたら、
少なくとも、10年ぐらい前までは、続いていたようですね。

ここ数年では、ちょっと見つかりませんでした。

いずれにしましても、
この賞の受賞は、
EL&Pが日本国内において、
プログレシーンのみならず、
ポピュラーシーンにおいても、
際立っていた時の貴重な記録と言えますね。

以上。

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初めて手にした古雑誌 ミュージックライフ 1973年 1月号

2015-10-03 09:11:24 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
初めて手にした古雑誌 
ミュージックライフ 1973年 1月号



先般、この号の付録を取り上げましたね!

私が中学3年にEL&Pのファンになってから、
EL&Pがミュージックライフ誌の表紙を飾るという事は、
一度もありませんでした。

バンドの人気も同誌の1977年3月の人気投票の結果おいて、
ベスト10にランクされていましたし、
キース・エマーソンはキーボードプレイヤーとして第1位。

「次の表紙はEL&Pかも知れない!」

と、毎月、毎月、期待していたりするわけですが、
とうとうそれは叶いませんでした。

ミュージックライフ誌の編集部においては、
「ELP四部作」がリリースされた時点において、
EL&Pは過去のバンドみたいな捉え方をされていたのかも知れません。

本号にまつわる思い出があります。

1978年の夏休みか冬休みでした。

従兄弟が住んでいた町(今は合併されて能代市になりました)にある音楽ショップに、
従兄弟と一緒に赴いた時に、
レジの近くの本棚に、
古いミュージックライフ誌が、10~20冊ぐらい並べられているのが、
目に入りました。

店頭の人に、

「この古い雑誌、ちょっと見て良いですか」

と尋ねたら、幸いにも快諾してくれたのでした。

「EL&Pが関連しているミュージックライフ誌は、ないか?」と、
陳列してあるミュージックライフ誌を、
パラパラめくっては、本棚に戻という行為を繰り返していたのですが、

EL&Pが表紙になっている本誌を見つけた時は、

「何とか、この雑誌を手に入れたいものである!」

と思いました。

大した持ち合わせもないのに、

「すみません。この雑誌、いくらかで売っていただけないでしょうか?」

と店頭の人に頭を下げて、お願いしたわけです。

店頭の人とは言っても、お店にはいつも2人の男性がおりまして、
家族経営の1人の方だったと思います。

「うーん。
うーん。
売る事はちょっとできないけど、(従兄弟も含めて)、
1人1冊だったら、好きなのを差し上げます。」

と思いもよらない言葉を頂戴したのでした。

従兄弟は、このブログに登場した事のある、
自分の持っている「ワイアード」と、
私が購入した新品の「虹を翔る覇者」を交換してくれと言ってきた人なのですが、
ミュージックライフのバックナンバーには関心が無かったらしく、
私が欲しいのを2冊選ばせてくれたのでした。

そのうちの1冊がこの1973年1月号というわけです。

私が、書店以外で初めて入手できた古い音楽雑誌という事になりますが、
「EL&Pのメンバーが表紙になっているミュージックライフ」
を、入手した忘れられない思い出になりました。

この号は、EL&Pが表紙を飾っているだけで、
雑誌の中には、カラーや白黒のグラビアには、登場していません。
(「スター迷セリフ集」というコーナーに、
来日時のグレッグとキースが会話をしている白黒写真があるが、
セリフは編集部で適当につけたものですね。)

もう1冊は、まだ、当ブログでは取り上げていない号なので、
そのうち取り上げます。

また、音楽ショップから無料で音楽雑誌を頂戴する事ができたという、
有り難い出来事は、
その後の、私の人生に少しは影響を与えているように思います。

以上。

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ミュージックライフ 1973年 1月号付録 カレンダー

2015-09-04 11:10:25 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1973年 1月号付録 カレンダー


付録が入っている封筒


大きさはB5

この付録のカレンダーは、両面に印刷がされていて、
全部で6枚ありますね。

ひと月につき、1人のミュージシャン、
ないしは1つのバンドのメンバーの顔が、
描かれていますが、
なぜか最終月の12月だけは、
10名近いソロミュージシャンが登場しています。

元になっている写真があると思われますが、
アーティストの表情を白黒のみで表現しているので、
写真っぽくなくなっていますね。


こんな感じ

EL&Pは3月。

EL&Pに関しては、来日時の写真を元にしていますね。

カレンダーとしては、
ほとんど解りにくい仕様ですね。

EL&Pはメンバー3人なので、
3人の同じ顔が、何度も出てくるわけですが、
それはまだ良い方で、
レオン・ラッセル等のソロアーティストは、
すべて同じ顔が羅列されている状態です。

このような見づらい感じのカレンダーは、
現時点では制作される事もないでしょうが、
当時は、見やすさという事までは考えていなかったと思われます。

通常は海を越えた彼方で演奏しており、
時々日本にやってくる洋楽ミュージシャンの、
貴重な付録であれば良かったのでしょう。

以上。

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ミュージックライフ 1972年 2月号

2015-08-26 15:20:32 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1972年 2月号



本号には特にグラビアも特集記事も掲載されていないのですが、
ニュースの部分でちょっとだけ興味深い箇所がありました。

アルバム、「展覧会の絵」にまつわるニュースです。

英国では既に「展覧会の絵」がリリースされており、
ウィキによると、1971年の11月となっていますね。

音源の海賊版が出回ってしまったので、
それを急いで回収して、
当時のレコードの一般的な販売価格よりも、値段を下げて販売したというエピソードは、
衝撃のロックトリオ伝にも載っていたと思います。

当時のミュージックライフ誌に載っているニュースの信憑性がどの程度のものかは、
解るわけもないのですが、

なんでも、英国においては、当初、通常の販売価格でレコード店では売られていたそうです。

その価格は、2ポンド15シリング。

それをEL&P側が、

「70年のコンサートを収めた古いモノなので、
1ポンド42シリングでいい。」

と主張したそうです。

この販売価格の事で、
EL&P側とレコード店側で、
モメにモメているという状態との事。

レコード店側の言い分としては、
価格を下げた事で、
リリースされてすぐに、2ポンド15シリングの正価で購入したお客様から、
苦情が殺到しているので、
正価を維持するべきであるという主張のようです。

レコード店のおやじさんは、大ムクレで、
どちらに軍配が上がるかというところで、
記事が終わっています。

両者の主張の食い違いがニュースになっているわけですが、
どのくらいの数のレコード店が異口同音の主張をしていたのかも、
全く解らない話です。

英国においては、「タルカス」の後のアルバムという事で、
トップグループの座を射止めていた頃であり、
バンドの勢い最高潮という事も手伝い、
結果的には、EL&P側の主張が通ったのだと思われます。

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書籍 ロック変動時代 1971-1977

2015-04-22 16:31:53 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
書籍 ロック変動時代 1971-1977



シンコーミュージックから1988年に出版されていた書籍です。

該当する時期にあたるミュージックライフ誌の主な記事の集大成ですね。

その時のミュージックライフ誌の誌面と紙の質をそのまま集めて、
辞書ぐらいの厚さにまとめています。
全493頁。



但し、カラー頁はカバーの帯にある写真ぐらいで、
中は白黒のみの記事になります。

1988年というと、
1977年から10年ぐらいしか経っていないわけですが、
70年代の栄枯盛衰を振り返ってみたという感じなのでしょう。

EL&Pに関しては、以前、このブログで取り上げたミュージックライフ誌の記事である、
「目で見るEL&Pの歴史」というのが、2頁に渡って掲載されています。

それと、1972年の新譜紹介コーナーで、
タルカスが取り上げられた部分が載っています。
特に、注目アルバムの扱いをされているわけではありません。

毎年の人気投票の結果も当時の誌面のまま掲載されています。

EL&Pが1972年の人気投票で初めてグループ部門に登場してから、
1977年まではベスト10内にとどまっていますので、
その人気の推移を一冊で確かめる事ができる書籍としてはとても便利ですね。

海外の雑誌の人気投票の結果もところどころにありますので、
海外でのEL&Pの人気も知る事ができます。

少しだけど、ところどころに、EL&Pのメンバーの写真もあります。

私などは、好きなミュージシャンの写真はカラー写真で見たい方なので、
同じように考えるファンであれば、あまり欲求が満たされないかも知れません。

ただ、若いファンの人は70年代のロックシーンをトップバンドとして駆け抜けたEL&Pを実感する事ができると思います。

以上。

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ミュージックライフ 1974年6月号

2015-03-20 16:09:25 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1974年6月号


億単位のお金を提示されても、
「微動だにせず、我が道を行くヴォーカリスト」
を擁するバンドが表紙



カラー・グラビアにグレッグ・レイク

恐怖の頭脳改革をリリースしてから、
半年経っていない頃になるのですが、
グレッグのこの写真も、
顔の丸みから想定するに、
撮影してから1年は経っていないかも知れないです。

グレッグが自然環境や牧歌的な雰囲気に、
とても親しみを感じている事は、
マンティコア・スペシャルの映像で伺い知る事ができましたし、
その時のシーンでは小川も出て来ました。

ワークスのプロモレコードに収録されているインタビューでも、

「川を持っていて、管理をしてもらっており、
時々、写真を送ってもらったりしている。」

というような内容もありました。

その川とマンティコア・スペシャルに出てきた小川が、
同一もものかは解りかねますが、
グレッグが「小川のせせらぎ」をこよなく愛している事は確かです。

このカラー・グラビアをどこで撮影したかは、
しっかりと調べておりませんが、

グレッグは「乗る事」に関しては、
得意なのではないかと思われます。

先般、取り上げた「ビヨンド・ザ・ビギニング」の映像においても、
カーレースの成績も良かったですし、
この馬は競走馬ではないと思いますが、
乗りこなすという才能はありそうです。
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ミュージックライフ 1973年 7月号

2015-01-28 16:33:53 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1973年 7月号



EL&Pに関しては、
白黒グラビア2頁
しかも休養中とあります





休養中といっても、
既出かも知れない写真をわざわざ掲載したりしているわけですから、
当時のバンドに対するニーズはかなりのものであったのでしょう。

この時期のEL&Pというのは、
アルバム「恐怖の頭脳改革」を制作するために、
心血を降り注いでいたのだと思います。

外部のマスコミをシャットアウトしていたという話も、
読んだ事はないのですが、
情報が伝わりにくかった事もあるでしょうね。

巻末に「はだかの特集」というのがあり、
「はだか」に近い姿のミュージシャン達がたくさん掲載されています。
なぜか、キースも載っていて、1972年の来日時の写真と思われます。

その中で、キースはいつもの格好をしており、
上着を着た状態で「おなか」が露出しているだけなのですが、
この特集の中の写真に加えられると、
自然とキースの「おなか」に目がいってしまいます。

「痩せて見えるキースも意外と肉付きがよい」

みたいな事が書かれており、
確かに「おなか」が出ているとは言わないまでも、
適度にお肉がついている写真です。

特にこのキースの写真を入れ込む必要もないような特集ですが、
これもバンドの勢いがそれだけ凄かったという事なのでしょう。

数年前の、ロバート・ベリーへのインタビューで、
キース宅を訪問する時に、キースは、バスルームの窓からお尻を出して、お尻で挨拶をしたような事も書かれていましたので、
「はだかの特集」に載ってしかるべきミュージシャンではあったわけです。

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ミュージックライフ 1971年 10月号

2014-12-10 16:20:47 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1971年 10月号





セピア調のグラビア
良く知られている写真です


EL&Pのメンバーへのインタビュー記事が掲載されています。



タルカスのアナログ国内盤のピンクの解説用紙に載っていたインタビューと、
やや重複している部分があります。

内容は、
インタビュアーの「タルカス」の音に関する質問から、
モーグとメロトロンの音域等の違いについて、キースとグレッグが主に語り、
フリー・フォームについて、
ジャズのジョン・コルトレーンとマイルス・デイビスのライヴアルバムを引き合いに出しながら、
カールとキースが主に語り、
メンバーがそれぞれの持論も述べます。
アルバム、「展覧会の絵」が出る事は決まっているが、
どのようなリリースの仕方をするかは、まだ決定していないという事も、
述べていますね。

インタビューの時期としては、タルカスのリリース後のような感じですが、
この広告から判断すると、まだ、国内では「タルカス」がリリースされていないように見受けられます。



ほとんどの読者は、
このインタビューを読んだ時点では、「タルカス」を聴いていない事になります。

この号では、人気投票の中間発表が掲載されているのですが、
EL&Pはグループ部門では、前回は圏外。
この号で、初登場、第9位にランクされていますね。

ちなみにグループ部門1位は、グランド・ファンク・レイルロードです。
この結果は来日公演の影響といったものもあるようです。

キースの認知度だけは突出しているようで、
キーボードプレイヤー部門では、第1位にランクされています。
グレッグとカールもベーシスト部門、ドラマー部門ではベスト10に入っています。

本誌の特徴としては、
ピンク・フロイドの箱根公演の様子が、
カラーとモノクロのグラビアで多くの誌面を割いていますね。

以上。

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ミュージックライフ 1977年 3月号

2014-11-21 13:00:50 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1977年 3月号




とうとうこの年代のこの号を取り上げたか!

と思ったあなた!

お待たせしました。

EL&Pファンクラブの会報に載っていた、
ブライアン・メイ氏のEL&P評を知らなければ、
ロック・ミュージックのパーティではよくあるツーショットかも知れない。


華麗なるレース
ゴールドディスク受賞パーティー


カールよ。

EL&Pの音楽は退屈だと称したブライアン・メイ氏ですよ。

そんな言われ方をしていたとは知らずに、

このパーティーにお見えになり、
しかも、やったぜという感じのこの笑顔。

カールよ、貴方もきっと退屈していたのでしょう。

ま、ブライアン・メイ氏も、

「音楽も退屈だけど、カール、君も退屈な人間だね。」

みたいな事は、言ってはいないと思うけど。



ちなみに私はブライアン・メイ氏の事は嫌いではありません。

この書籍も持っていますからね。
書籍としては高額ですが、
CDの様々なリミテッド・エディションに比べたら割と普通かも。


共著「BANG! 宇宙の起源と進化の不思議」

まだ、さわりの部分しか読んでいませんが。

なるほど。

今、気が付いたのだが、ブライアン・メイ氏の視点というのは、
一般的なロック・ミュージシャンの視点とは全く異なっているのかも知れないです。

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ミュージックライフ 1974年 3月号

2014-11-01 10:44:32 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1974年 3月号



この号のミュージックライフには、
エマーソン、レイク&パーマーのグラビアは登場しません。

PFMがカラーページで登場しているのですが、
そのテクニックの説明をするために、
EL&Pがダシに使われていますね。



EL&Pがその共演をいやがるほどの演奏力という事のようですが、
果たしてメンバーの誰かが、本当に共演を嫌がるような発言をしたのか、
今ひとつ解らないところがあります。

人気投票のページとキャッシュボックスのアルバムチャートのページ



この頁上では、グレッグはリンゴと共演。
将来一緒のステージに立つとは、グレッグが全く思っていなかった頃ですね。
リンゴ人気に、カールは数票差で2位になったようです。

チャートの上でも、
EL&Pの次にリンゴがいます。
「RINGO」は、リンゴのアルバムの中では最も売れたアルバムのようです。



誌上ではありますが、
グレッグとリンゴはチャート上でも、
この頃からくっついていたわけですね。

以上。

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ミュージックライフ 1971年 6月号

2014-10-10 17:10:56 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1971年 6月号



このように、カラー頁にエマーソン、レイク&パーマーが登場しています。



2度ほどこのブログで取り上げた、
白黒のポスターがありますが、
カールの顔はこの写真から取ったと思われます。

そのポスターの顔とは、
キースはやや違う感じがしますし、
グレッグはまったく違いますね。

英国では話題のグループになっていたのかも知れませんが、
写真の説明文を読んだ限りにおいては、日本では、まだまだ認知されていない感じです。

ところが、1年後には日本の球場でのコンサート。
予想できた人はいないかも知れないです。
来日はEL&Pにとっても本当にサプライズだったのでしょうね。

ザ・ナイスなどは、日本国内での売れ方がどうであったかは今ひとつ解りかねますが、
これ以前のML誌に目を通すチャンスがありまして、
キースは、新しい音を創造して奏でるミュージシャンとして、
ロックファンには知られていたようではあります。

表紙をめくると、
折りたたんであるカラーピンナップがあるのですが、
その裏に、ワーナーさんの白黒の広告があります。
EL&Pは、ファーストアルバムが最新だったようで、
タルカス前という事になりますね。

以上。

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