EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ASIA カセット 米国版

2018-07-07 10:48:39 | Carl Palmer関連
ASIA カセット 米国版


インデックス表側
背の部分は大文字だけど、
表側はAだけ大文字


ASIAのカセットテープは、
これまで国内版の製品を数点取り上げていますが、
こちらは米国版になります。

デビューアルバムに関しては、
モンスターアルバムという事もあり、
カセットテープも幾度に渡って再販されていると思いますし、
その度にインデックスのデザインも、
微妙に変化していると推定されます。

こちらの中古品は、
インデックスの裏側に発売者の管理シールのようなものが、
貼ってあります。



余計な事をしてくれていると思いましたが、
幸い、剥がしやすい付箋程度の粘着力しかなくて、
簡単に剥がす事ができたと思いきや、
単に劣化して剥がれ落ちる状態になっていただけでした。



見たところ、
多くの情報が記載されているわけではありません。

このインデックスのシンプルさを見ると、
かなり後期のヴァージョンではないかと思われます。

2013年に、
「BRAIN SALAD SURGERY」のカセットテープを取り上げた事がありますが、
それも、インデックスがシンプルヴァージョンでしたので、
これに近い感じですね。

このASIAのインデックスに関しては、
ジャケット写真の方は、細部の微妙な色遣いも、
きちんと反映されている感じがしますので、
後期ヴァージョンのインデックスのジャケットとしては、
かなり良い物だと思います。
それにしても、
カセットテープのインデックスには、
とてもシンプルなものから、
この3(スリー)のインデックスのように、
多くの情報を入れて折りたたむ仕様のものもあり、
レコードジャケットとはまた異なった、
様々なヴァージョンが展開していますね。


本体

以上。

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THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN FIRE スペイン盤

2018-06-01 10:27:17 | Carl Palmer関連
THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN FIRE 
スペイン盤



シングル盤の割には、
丈夫な用紙を用いています
ピクチャースリーヴで、
両面同じデザインですが、
裏面には小さい文字で、
制作国等の記載があります


ブログを始めた頃、
アーサー・ブラウンのファイアのシングル盤を取り上げていますが、
こちらはスペイン盤になります。

このシングル盤を制作する段階では、
カールはまだアーサー・ブラウンに参加していなかったような事は、
こちらのシングル盤を取り上げた時に触れています。

キースの事をオルガンのジミ・ヘンドリックスと呼称したのは、
アーサー・ブラウンであったと、
キース・エマーソン自伝に記されていました。
キースの記憶に間違いがなければ、
その通りなのでしょう。

カールとアーサー・ブラウンとの関わりは、
60年代の後半のみのつきあいだと思っていましたし、
実際、そうなのかも知れませんが、

先般、
ほとんど覗く事がない、
カールのサイトを覗いてみましたら、
カールがプログゴッドを頂戴した祝いの席に、
アーサー・ブラウンもいたようで、
カールとの2ショット写真もアップされておりました。

プログゴッドにつながる実績の一つとして、
アーサー・ブラウンのバンドに参加した事も、
無視できないと思いますので、
そんな関係で祝いの席にいたのかも知れません。

この「ファイア」は、
ブラック・サバスやザ・フーも演奏していると、
ネット上のアーサー・ブラウンを取り上げているサイトに記載されてますが、
これらのバンドのアルバムに収録されているかまでは解りません。

アーサー・ブラウンが、
EL&Pが「リターン・オブ・ザ・マンティコア」において、
「ファイア」を演奏して収録したという事を、
把握しているのかは解りかねますが、
もし、把握しているとしたら、
決して気分の悪いものではなかったと思います。

以上。

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Sole Survivor シングルレコード オランダ盤

2018-02-12 17:15:47 | Carl Palmer関連
Sole Survivor シングルレコード オランダ盤

エイジアのシングルレコードは、
周知の通り、アルバムジャケットのデザインが、
ロジャー・ディーンによるものという事もあり、
シングルレコードのジャケットのデザインも、
アルバムジャケットのデザインの一部を用いているものが、
多いようです。

国内盤のシングルレコードなどでは、
ロジャー・ディーンがアルバムジャケットに描いたロゴそのものに
メンバーの写真を加えたデザインというケースもありました。

エイジアのレコードジャケットにおける、
オランダ盤の独自色というのは、
これまでも幾つか取り上げていますが、
このシングルジャケットもそのうちの1つですね。

このオランダ盤のジャケットも、
ロゴを用いていますが、
ジャケットの絵柄のロゴをそのまま用いず、
形状をそのままにして新たに着色しています。


スリーヴジャケットは、
向かって右横からレコード盤を取り出す仕様


加えて、
メンバーの写真を、
やや絵像に近いような処理を施しているようです。

そのため、
普通の写真だと割と簡素になるデザインが、
独特の濃さを放っているジャケットに仕上がっている感じです。


ジャケット裏側
既に取り上げている
Heat Of The Momentと同じデザイン


エイジアに関しては、
楽曲のクォリティ等は、
ともかくとして、
ジョン・ウェットンが所属していない時期も、
ジェフ・ダウンズが支えていたので、
今後も続いていくのだと思いますが、
イエスが忙しければ、
それもなかなか出来ないでしょうね。


レーベル面

以上。

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PM  2008年 リイシューCD

2018-01-09 16:06:19 | Carl Palmer関連
PM  2008年 リイシューCD

ジャケットには、
「CARL PALMER’S PM」と表記されています。


ジャケットは2ツ折りのペラ紙

リリースから30年以上経過し、
「PM」のバンドとしての売りは、
「EL&Pのカールが・パーマーが在籍していた、カールのリーダーバンド」
という事のみになっている感じですね。

カール・パーマーがオフィシャルサイトや、
DVDのパッケージに用いている、
斜め字体のCPマークがあります。

このCDのジャケットに於いては、
その斜め字体のCPマークではなく、
新規のマークらしきものが、
描かれていますね。


CD盤面

グレッグ・レイクのツアー時に登場したGLマークに関しては、
以前、取り上げまして、賞賛したのですが、
正直、
このCPマークは、パッと見てあまり格好良くないと感じ、
あえてデザインする必要もなかったのではと、ふと思いました。

しかし、ジッと見ていると、
このマークは、

「CPを一筆書きしたものをデザインしたのでは?」

と思えて来ました。

こんな感じですね。



これはこれでありかも知れませんね。

ジャケットはその頃のカールの写真ではなく、
リリース時点での短髪のカールの写真を用いています。

購買層はEL&Pマニア以外にはないわけですが、
それを狙っているにしても、
当時の資料的な写真も用いておらず、
(ないのかも知れませんけど)
作り手のどうでも良い感じが伺えます。

以前に述べたような気がしますが、
カールはこのバンドのサウンドで、
売れると思って制作していたのでしょうかね?

「とりあえずは、新たなバンドを組んで何かやってみよう!」

ぐらいの気持ちで始めたのかも知れないです。

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エイジア ファーストアナログ オランダ盤

2017-11-20 15:58:20 | Carl Palmer関連
エイジア ファーストアナログ オランダ盤


ジャケット表側

「DON’T CRY」のオランダ製の12インチ盤を取り上げた時に、
オランダ盤は、英米で流通したオリジナルジャケットのデザインに、
ワンポイント、独自のものをプラスしているような事を書きました。

その遣り方は、
ファーストアルバムのジャケットデザインで、
既に行われていたようです。

一見、よくシュリンク上に貼られている、
内容告知や宣伝のシールのように見えますが、
このジャケットデザインの一部になっています。


向かって右上部

日本の場合は、帯にメンバー名や概要が記されていたわけですが、
確かにこのような印刷が為されていると、
レコード店で手にしたときに、
ジャケットの裏側を見たりしなくても、
このアルバムに参加しているメンバー名が、
一目で解るという利点はあります。

オランダの遣り方というのは、
オリジナルにこだわるよりも、
解りやすさを優先する傾向というのが、
あるのかも知れませんね。

ちなみに、
ジャケットの絵柄は、
ややぼやけている感じです。
ジャケット裏側の下部の表記の英文字は、
文字の輪郭が二重になっていました。


レーベル面

以上。

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ASIA SOLE SURVIVOR 英シングルレコード プロモ盤

2017-08-30 08:51:49 | Carl Palmer関連
ASIA SOLE SURVIVOR
英シングルレコード プロモ盤


キースが他界してから一年の間に、
カール・パーマーは、
グレッグ・レイク、
ジョン・ウェットンと、
生涯のビジネスパートナーを、
次々と失う事になりました。

カール自身が、

「EL&Pのメンバーとは、そんなに親しくはなかった。」

と述べているように、
大切な親友を失ったという感じとは、
違うのかも知れません。

カールとジョン・ウェットンの関係は、
どんな感じであったかは解りませんが、
エイジアのオリジナルメンバーに名を連ねた事により、
カールの世界的な成功はEL&Pのみにならずに済んだ事は確かでしょうから、
ジョン・ウェットンに、並々ならぬ恩義は感じていたと思いますね。

ジョン・ウェットンが健康を維持していたら、
エイジアはまだまだ続いていくような感じもありましたので、
これからの仕事の上でも本当に大切なパートナーを失ってしまったわけです。

エイジアのシングルレコードは、
何枚か取り上げていますが、
赤色系統のシングルレコードのジャケットを取り上げるのは初めてです。


スリーヴジャケット表面
裏面にはこのエイジアのロゴは、
ロジャー・ディーンが描いたものとの記述あり


オリジナルエイジアと言えば、
鮮烈なデビューアルバムのジャケットと、
セカンドアルバムの色調が似通っているので、
私にとっては、青とか空色みたいなイメージがとても強いです。

特にバンドカラーが青系統だというわけではないのでしょうけど。

この「SOLE SURVIVOR」の英国盤シングルレコードは、
受け取ってみて、初めて、プロモ盤であると解った次第。



ネット上にアップされている、通常盤のレーベル面では、
真ん中の大きなAの文字は描かれていませんね。

大きなAはエイジアの頭文字ではなく、A面という事のようですが、
B面の真ん中には大きなBの文字がありません。

昨夜、アルバム「詠時感」からのシングルカットであるこのレコードを、
聴いてみたのですが、
1曲ではあっても、売れるアルバムの曲というのは、
楽曲の特徴をあれこれ言う以前に、
そこに込められた勢いというのがあるような気がします。

最近、「イン・ザ・ホット・シート」のCDを2度ほど聴いたりしたので、
何だか、その違いが浮き彫りにされる感じもありました。

以上。

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アトミック・ルースター ドイツ再発盤 Red VINYL

2017-06-21 10:12:13 | Carl Palmer関連
アトミック・ルースター ドイツ再発盤 Red VINYL


ジャケット

91年にドイツで製作・発売された、
アトミック・ルースターのデビューアルバムの再発盤です。


レーベル面


盤面

カラーレコードで色は赤。

これまで取り上げて来たカラーレコードは、
透明なものを除くと、
キースのサントラ関連がほとんどでした。

色はオレンジ色っぽいものと、
赤い色でしたね。

この2点は、
いずれもキースの他界の前の年と、
キースが他界してからリイシューされたものなので、
比較的最近のものですね。

透明色もカラーの範疇に入るとすれば、
クリアヴィニール仕様とか記していますが、

グレッグのライヴとか、
キース参加のピンク・フロイドのトリビュートアルバムとかを、
取り上げています。

この2点もここ数年でリリースされたものです。

あとは、「ナイスの思想」のLPの国内盤。

こちらはリリース当時の品物なので、
60年代末期のものです。
色は暗い赤色でした。
これも取扱販売時には、「赤盤」と表記されている事が多いです。

ザ・ナイスはそのうちに取り上げる予定の、
確かドイツ製のホワイトヴィニール盤もありますが、
これも90年代のリイシューだったと思います。
(やや、記憶が曖昧です。)

91年というと、
ブラック・ムーンリリースの前年にあたるわけですが、
日本では、レコードがほとんど製作されていないと思われます。

日本もドイツもいろいろなヴァージョンで再リリースをするところは、
共通していますが、
EL&P関連商品に関しては、90年代以降、
日本ではレコードの再発はないと思います。

(クリムゾンや詠時感という例外はありますが)

数年前ぐらいから、レコード再ブームとか、言われていますが、
ヨーロッパの国々では、
日本とは異なり、著名作品やマニアックな作品のレコードは、
ずっとリイシュー盤が出ていたようです。

以上。

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Atomic rooster Friday the thirteenth フランス盤

2017-05-19 10:38:05 | Carl Palmer関連
Atomic rooster
Friday the thirteenth
シングルレコード フランス盤


アトミックルースターのシングルレコードのリイシューボックスを取り上げた事があります。

その時にボックスの裏側に載っていたカールの写真があるジャケットを、
拡大してみたのですが、
こちらの方は、リリース当時の品物になります。


ジャケット

ジャケットの上部の隅が欠損していていたので、
ジャンク品扱いになっており、
とても安かったので、求めてみました。
経年劣化というより、
劣悪な取扱による欠損という感じですね。

ひょっとしたら、
ネズミに食べられたかも知れないという事も、
充分に考えられます。

フランス盤のEL&Pのシングルレコードを幾つか取り上げていますが、
ジャケットの横から取り出すスリーヴタイプでした。

このジャケットも同様ですね。

ジャケットはEL&Pのシングルレコードのジャケットほど、
厚くはなくて、ペラ紙よりやや厚い感じです。


裏側
いろいろなレーベル
どのように扱うとこれだけ汚くなるのか不思議でもある



レーベル面

ごくごく最近まで私は全く知らなかったのですが、
この「13日の金曜日」のシングルレコード国内盤が、
東芝よりリリースされていたようです。

オークションで見かけたのですが、
かなりの高値がつきましたね。

当時はアルバムがリリースされているバンドは、
売れ筋の如何を問わず、
英国に倣ってシングルレコードもリリースするようになっていたのかも知れないです。

以上。
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アトミック・ルースター・ファースト・アルバム SHM-CD

2016-12-19 15:38:19 | Carl Palmer関連
アトミック・ルースター・ファースト・アルバム
 SHM-CD


アトミック・ルースターのデビューアルバムは、
これまで二度ほど取り上げました。

本日取り上げるのは、
マーキーから今年の夏にリリースされた、
アトミック・ルースターの紙ジャケットCDになります。



このタイトルでは、初SHM-CDになると思われます。

アトミック・ルースターのファーストアルバムを解説する時、
あるいは、以前取り上げた再リリース時のアナログ盤の帯なども、
全てではありませんが、
カール・パーマーが在籍している事が1つの売りになっていました。

私が、最初に聴いたのは、高校時代であり、
EL&Pの音楽と比較すると物足りない感じがしたのですが、
今、聴いてみると実に味わい深いロックだなと思いますね。

通販サイトのレビューを見ても、評判が良い。

国内盤という事で、
解説用紙が入っているのですが、
キーボードプレイヤーのヴィンセント・クレインにかなりの比重を置いたものになっていますね。

ヴィンセント・クレインは、
元々評価の高いキーボードプレイヤーであったのかも知れないですが、
日本においてはカールほどの知名度はなかったと思われます。
年月を経て、バンドの奏でていた音楽自体が評価されてきて、
メンバーの誰を主軸に据えて解説するかも、
変化してきているという事かも知れませんね。

以前、何かの折りに検索して見た時に、
ヴィンセント・クレインが他界しているのを知ったのですが、
本日さらに検索してみたら、
1989年に他界しています。
自ら命を絶ったような記述がありました。

キースの訃報を耳にした時、
カールの頭の中には、ヴィンセント・クレインの事が、
浮かんでいたかも知れません。

以上。

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Do ya wanna play,Carl ?NEW, UPDATED VERSION

2016-08-26 17:52:47 | Carl Palmer関連
Do ya wanna play,Carl ?NEW, UPDATED VERSION



この「Do ya wanna play,Carl ?」のCDは、
かなり前に取り上げていましたが、
2014年に、この「NEW, UPDATED VERSION」が登場したのは、
ほとんどのEL&Pファンはご存知かと思います。

「MVD AUDIO」というところからリリースされたわけですね。

ジャケットのデザインは表側も裏側も、
大きな変化はないのですが、
一部の曲目を差し替えているというのが、
売り文句になっていました。



当初、私は、
「入れ替えるような秘蔵の曲でも見つかったのか」と、
単純に思ったのですが、
何の事はありませんでした。

最初のリリース時には、
カール・パーマー・バンドが、
まだ誕生していなかったわけです。

その後、カール・パーマー・バンドは、
キャリアを積みまして、
日本においても、ビクターエンタテイメントから、
3枚のライヴCDがリリースされました。

そのカール・パーマー・バンドの音を、
3曲収録したという事です。

グレッグのアンソロジーである、
「FROM THE BEGINNINIG  RETROSECTIVE」
が、「Castle」から再リリースされた時は、
収録曲の方は変えずに、ジャケットを変更していましたが、
こちらの方は、逆のパターンですね。

以上。

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Heat Of The Moment オランダ盤 シングルレコード

2016-07-11 12:58:55 | Carl Palmer関連
Heat Of The Moment オランダ盤 シングルレコード

イエスの秋頃の来日が決定したようですね。

創業メンバーのいないイエスという事になりますが、
スティーヴ・ハウとアラン・ホワイトが健在でいる限り、
70年代のアルバムの再現ツアーは続いていくのでしょう。

アラン・ホワイトに続く重鎮の立場には、
ジェフリー・ダウンズがいるわけですが、
メンバーの経歴から見たら、
音の方はともかくとして、
5人中、2人はエイジアのオリジナルメンバーという布陣です。

ジェフリー・ダウンズが、イエスを熱心にやる限り、
エイジアの次のアルバムも登場しないでしょうから、
カールは、自分のバンドで稼ぐしかないですよね。

エイジアのオランダ盤のレコードは、何点か取り上げていますが、
デビューアルバムからのシングルカット作品を取り上げるのは、
初めてかと思います。


ジャケット表側


レーベル面

これまで取り上げてきたエイジアのレコード等は、
国内盤はともかくとして、英国盤とかオランダ盤がほとんどですね。

理由の1つに、オランダ盤の中古品が安価であるというのはあります。
シングル盤などは、EL&Pのシングル盤と価格を比べると、
十分の一ぐらいの価格で手に入るという事はありますね。

それと、オランダ盤は、
既に取り上げている12インチシングルのジャケットに象徴されるように、
英国オリジナルデザインに、少しだけ付け足しをする事によって、
微妙な変化を加えるというケースがあります。
その変化も一目見て解りやすいものがほとんどです。

ファーストアルバムからのシングルレコードのジャケットは、
ほとんどの国が、
アルバムのデザインの一部を用いて制作している事がほとんどなので、
このオランダ盤のシングルジャケットも特に際立った特徴はありません。


ジャケット裏側

また、シングルレコードの裏ジャケットに、
カセットテープの商品番号が記されている事がありますが、
この裏ジャケットには、
カセットテープのパッケージデザインも、
カラーで取り入れているので、それはちょっと珍しい感じがしますね。

以上。

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エイジア アルファ ピクチャーレコード

2016-05-30 11:58:18 | Carl Palmer関連
エイジア アルファ ピクチャーレコード




価格もそれなりに


およそ、1年ぐらい前(2015年4月14日)に、
エイジアの英シングル盤のピクチャーレコードを取り上げた際に、
エイジアのピクチャーレコードは、
日本では発売されていないかも知れないと綴りました。

しかし、事実は違っておりまして、
発売されていたわけですね。

調べが足りませんでした。

日本で発売されていたとしても、
ファーストからサードアルバムまでが、
ピクチャーレコードになっている可能性が高いわけですが、
本日取り上げる「アルファ」は、
現物を安価で入手できましたので、
間違いなく制作されていた事がはっきりしました。

こうなると、
80年代のポップスファンの脳裡に焼き付いている、
メガヒットのファーストアルバムが、
日本でピクチャーレコード化されている可能性もあるわけですが、
未だに見た事がありません。

ピクチャー盤をどのように捉えるかについては、
1年前のところに綴っておりますので、
今日は特に書く事がありません。

「アルファ」のジャケットは、
「詠時感」や「アストラ」のジャケットが、
一つの架空生物、ないしはアンドロイドか異星人の全身に焦点を絞って描いているのに対して、
植物、鳥、ピラミッド、建物のような造形物を詰めこんでいます。
そのため、ジャケットデザインとしては、何となく焦点が定まっていない印象を受けています。
但し、イエス等に親しんでいたプログレファン以外のポップスファンからは、
空想的要素と精密さの両方が混在しているロジャー・ディーンのジャケットデザインは、
斬新なものとして受け止められていたと思うので、
ピクチャーレコードの需要も発生していたと思われます。

以上。

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エイジア アストラ カセット 国内版

2015-12-25 11:58:41 | Carl Palmer関連
エイジア アストラ カセット 国内版

「アストラ」の国内アナログ盤の入手経緯については、
2013年4月19日に記していますね。

こちらは中古で求めたカセットテープになります。



アナログ盤の裏ジャケットもそうですが、
裏側にメンバーの顔写真が登場していますね。
リリース前には、
このメンバーでやり抜こうと思っていたのでしょう。

アナログ盤に付いていたシールも、
数を少なめ(2枚)にして同梱していたようです。



シールは1枚だけ剥いで使用しているのが、
何ともご愛嬌です。
どこに貼り付けたのでしょうね。



インデックスの裏側もジャケットと同様の顔写真ですが、
この頃のエイジアって、
「アストラ」リリース時には、既にバンドが分解していたのか、
他の写真がなかったのかも知れないですね。

「アストラ」がリリースされたのは、
1985年の12月、
時節としてはちょうど今頃になります。

私は同じ日に購入したラッシュの「パワー・ウィンドウズ」は、
何度も聴きましたが、
「アストラ」は割とすぐに飽きてしまいました。
私にとっては、ポップすぎるので、波長が合わなかったのかも知れないです。

「詠時感」は、とても斬新な響きを感じて何度も聴いたのですが。

これから数ヶ月後に、
エマーソン、レイク&パウエルがリリースされるわけです。

社会人になってから、営業の関係で、勤務先からすぐに車を買わせられたわけですが、
車のカセットプレイヤーで聴くために、
レコードからカセットテープの両面に録音したのは、
「エマーソン、レイク&パウエル」とラッシュの「パワー・ウィンドウズ」でした。

以上。

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エイジアCD ASIA LIVE  IN  TOKYO  2008 

2015-09-09 16:06:17 | Carl Palmer関連
エイジアCD ASIA LIVE  IN  TOKYO  2008 



英国盤で2枚組。

オフィシャルブートとの記述があります。

エイジアのオフィシャルブートまで関心があるわけではないのですが、
このインパクトのあるジャケットが気になって、
安価で中古が発売されていたので求めてみた次第。

タイトル通り、オリジナルメンバーが集結を果たして、
スタジオ盤を1枚制作した時に、
それに伴って実現したジャパンツアーの東京公演のライヴのようです。

音の方はライヴ盤を制作する目的で録ったわけではない感じですが、
充分に聴く事ができます。

同じオフィシャルブートでも、
マンティコアヴォルツとは大違い。

21世紀になってから録音されているブートって、
総じてこんな感じなのでしょうか?

この時期のライヴでは、ご存知のように、
「庶民のファンファーレ」を演奏しています。

エイジアであれば、
コンサートの時間をおよそ2時間としても、
「詠時感」と「アルファ」の収録曲で、
ほぼ埋める事ができるでしょうし、
スティーヴが参加していない「アストラ」も含めて、
ニューアルバムから数曲演奏すれば、
バンド名義の曲の演奏だけで時間を稼ぐ事ができます。

にも関わらず、自分たちが過去に在籍していたバンドで演奏していた曲を演奏するというのは、
ファンサービスなのでしょうね。

確かに、「詠時感」をメガヒットさせた頃の客層とは異なり、
現時点でエイジアのコンサートに足を運ぶファンの多くは、
メンバーが元在籍していたバンドのファンでもあるでしょうし、
エイジア側でも、そのニーズに応えたいと思っているのでしょう。

ジョン・ウェットンは確かにクリムゾンにいたわけですが、
「クリムゾン・キングの宮殿」を歌う事はあったとしても、
ウェットンが曲作りに参加していたわけではないので、
多くのプログレファンへのファンサービスという事になるのかも知れません。

以上。

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DON’T CRY 3-TRACK 12inch オランダ盤

2015-08-19 15:20:03 | Carl Palmer関連
DON’T CRY 3-TRACK 12inch オランダ盤


このDON’T CRY の12インチは、先に英国盤を取り上げているのですが、
本日取り上げるのはオランダ盤です。

ジャケットは英国盤12インチとの一目見て解る違いがあります。


前に取り上げた英国盤12インチ
レコード盤は上部から取りだす


オランダ盤12インチ
微妙に手が込んでいます
レコード盤は向かって右横から取りだす
ジャケットは英国盤ジャケットより厚くて、
ほとんどLP用ジャケットの厚み



拡大


レーベル面


レーベル面拡大

オランダ盤のデザインは、
ロジャー・ディーンのイラストの邪魔をしているという見方をされる方もいるでしょうね。

12インチ盤のジャケットを制作するにあたり、
「アルバムジャケットのデザインの一部を取り入れただけではないのだよ」
という仕事をしたかったのだと考えます。

以上

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