EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

オムニバスCD It's the 70's

2020-02-01 10:58:40 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD It's the 70's


これまで取りあげて来たオムニバスアルバムを、
大雑把にいくつかに分類してみました。

1.ほぼプログレ系収録

2.60年代から70年代ロック系収録

3.70年代ポップス及びロック系

このうち、「3」に関しては、
日本の洋楽ファンに、
しっかりと認知されていないと思われる楽曲が、
収録されている事もあったように思います。




表紙を含めて8頁の
ブックレットジャケット
珍しく、Emerson,Lake&Palmerの文字が入っています。




プラケース裏側
私が解るアーティスト名は、4つぐらいかな

本日、取り上げるのは、
おそらく「3」に属するオムニバスアルバムであると思います。
英国製。
EL&Pはラストの収録曲として登場します。

「Fanfare for the common man」のシングルヴァージョン
が収録されていますね。

この曲は、「1」や「2」のタイプのオムニバスCDに収録されていても、
あまり違和感なく聞こえますが、
「3」になると、ヴォーカルが入っていない事もあり、
アルバムの流れの中で異色の曲として耳に入ってきますね。

制作する側もそれを見越して、
最後に収録する曲として選択をしているのかも知れないです。
また、オムニバスアルバムで、「この良い曲は一体誰の曲なのだろう」
と思うときは、「2」の時が多いですね。

オムニバスアルバムも、制作者の想いが、入っているか、入っていないかで、
受け取る側の印象が左右されるような気もします。

聞いたことのない曲でも、良い曲は良い曲ですし、
これらの収録曲は本当にヒットしているのだろうかと、
思うようなアルバムもあります。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

The Morning Side Of Love Vol.2

2019-08-02 15:44:34 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
The Morning Side Of Love Vol.2


デジパック仕様

2枚組のオムニバスCDです。

制作国はイタリア

HMVでは、このCDをジャズという事で取り扱っています。

一言でジャズと言ってもいろいろあるでしょうから、
大枠での分類という事なのでしょう。

HMVの説明によると、
クラブやラウンジ・ミュージック・シーンで使用されている、
Chill Outなスタイルを幅広い時代やジャンルからセレクションしたコンピレーションアルバムとの事。

「Vol.2」なので、第2弾という事ですね。

全26曲入りのこのアルバムの中に、
EL&Pの「ラッキー・マン」が収録されていました。

福岡のレコードショップでは、
このアルバムについて、
「ゆったり系生音をコンパイルした」と表現をしておりまして、
確かに「ラッキー・マン」も「ゆったり系生音」という楽曲に入るのでしょう。

これまで取り上げてきたどのオムニバスアルバムとも異なり、
私が聴いた事のない曲がいっぱい詰まっていましたが、
その中に「ラッキー・マン」も違和感なく収録されている感じですね。

概要はさておき、
このyaplog!(ヤプログ)のシステムが、来年の1月で終了するそうです。

ヤフーなども、ブログサービスは終了するそうなので、
ブログサービスからの広告収入が、
大幅に減っている事が要因かも知れませんね。
他社への引っ越しと言っても、
このブログ全体を引っ越しするのは、
私の能力では容易ではないと思っています。

時間は思いの外、
早く経過しますので、
ブログサービス停止の1ヶ月ぐらい前から、
あわてて対応しても、
間に合わないと思っているのですが、
他社に引っ越しをしても、
そのブログサービスもいつまで続くのか、
あてにはならないです。

それでも取りあえずの方針を、
早めに決めて対応したいと思っています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年8月2日 yaplog!
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Island Life 50 Years of Island Records

2019-07-01 13:17:26 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
Island Life 50 Years of Island Records

アイランドレコードのオムニバスCDを何度か取り上げていますが、
その装丁は、
いずれも60年代末期のレーベル色を意識したものでした。
ピンク色ですね。

その当時の音源のみを集めて収録しているので、
懐かしさも込めてピンク色にしていたという事もあるでしょう。

本日、取り上げるのは、
収録音源の年代範囲をさらに広げた、
アイランドレコード50周年記念のオムニバスCDという事になります。

範囲が広がった事により、
「U2」の曲が、
最初に登場しますね。

また本品は、ボックス仕様ではなく、
デジパック使用になっていますね。


画像① スリーヴケースにデジパックを収納

10年前の2009年にリリースされた品物のようです。

これまで取り上げたピンク色装丁の、
3枚組ボックスと同様、
3枚組なのですが、
2枚組のCDにボーナストラックのCDを1枚付けて、
3枚組としているようです。


画像② 開くとこんな感じ

EL&Pは、
DISC2の最後に「LUCKY MAN」が収録されています。

以前、
「EL&Pの楽曲がオムニバスCDに収録される時に、
最初か最後の曲として収録される事がしばしばある」
と述べたように思いますが、
このオムニバスCDにおいては、
ボーナストラックのDISC3を除けば、
最後の曲として収録されたという事になりますね。

オムニバスCDとは言っても、
私にとっては、
良く解らない会社で制作しているものが圧倒的多数を占めているわけですが、
レーベルの公式なオムニバスCDにおいて、
EL&Pの楽曲がラストを飾っているのは、
ファンとしては悪い気はしないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年7月1日 yaplog!
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Greatest Hits Best Selection カセット

2019-05-09 09:23:58 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
Greatest Hits Best Selection カセット


パッケージ(ペーパースリーヴ)表側
良く見るとProgsessive Rockになっている


88年から90年に頃に制作された、
オムニバスカセットテープです。

洋楽アーティストをカテゴリー別に分類して、
制作したシリーズのようで、
プログレッシヴロックもその中にあったわけです。

当時、
音楽ショップ以外で販売していたところから新品で入手し、
車のカセットプレイヤーで聴いていました。

91年の引っ越しの時に紛失したらしく、
テープ本体もケースを覆っているスリーヴも、
見つかりません。

たまたま未開封品が、
オークションに出ていたので、
再入手する事ができました。

その頃は、70年代ロックのオムニバスCDも、
音楽ショップ以外にも出回っていましたし、
このブログでも取り上げていますが、
本品は、オムニバス系にも手を出してしまう、
私のようなEL&Pファンにとっては、
文句無しの収録構成と選曲でした。

パッケージの裏側に楽曲リストがあります。
全12曲。


パッケージ(スリーヴケース)裏側

ご覧のように、
「SIDE ONE」がキング・クリムゾンの「エピタフ」から始まり、
「SIDE TWO」が「悪の教典#9第一印象パート2」から始まります。
加えて、SIDE TWOにはザ・ナイスの「アメリカ」も収録されているので、
EL&P好きとしては思わずニヤッとしてしまうわけです。

当時、オムニバスCD、オムニバスカセットも含めて、
「悪の教典#9」が収録されている品物は、
初めて目撃しましたので、
見つけた時は、かなり嬉しかったのを覚えています。

EL&P関連以外の曲では、
PROGRESSIVE ROCKのオムニバスアルバムには、
ほとんと登場しない、
ボストンやアース・ウインド&ファイヤーの曲も、
収録されているので、
ちょっと風変わりな選曲とも言えます。

ちなみに
本シリーズは、
このようなカセットテープのみでなく、
同じパッケージデザインのCDも見た事があります。

以上。

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オムニバスCD Classic Rock Anthems

2019-02-22 13:19:27 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD Classic Rock Anthems


ジャケット表下部に、EL&Pの名前はありません

90年代に制作された、
全20曲、1枚組のCDです。

収録アーティストは以下の通り。

1.Deep Purple
2.Black Sabbath
3.Jimi Hendrix
4.Hawkwind
5.Status Quo
6.Nazareth
7.Lynyrd Skynyrd
8.Wishbone Ash
9.Gary Moore
10.Emerson Lake And Palmer
11.Golden Earring
12.Joe Walsh
13.Canned Heat
14.Atomic Rooster
15.Python Lee Jackson Featuring Rod Stewart
16.Focus
17.Geordie
18.Girlschool
19.Motorhead
20.Uriah Heep

60年代後半から70年代のロックが好きなファンに、
比較的知られていると思われるアーティストで、
構成されています。

EL&Pは庶民のファンファーレのショートヴァージョンを収録。

車のCDプレイヤーで、
1曲目から通して聴いていると、
ヴォーカル入りのロックの中で、
異彩を放つ曲として耳に入ってきます。

EL&Pを知らない人が、
このCDを聴いたら、
とても不思議な音にきこえた事でしょう。

EL&Pの個々のメンバーと共に演奏した、
あるいは、メンバーと関わりのあったミュージシャンも幾つか入っていますね。

ジャケットブックレットは、
表紙を含めて8頁なのですが、
4頁と5頁目に収録曲名とアーティスト名が列挙されていますが、
その他の頁は文字が1つもない抽象的な絵柄になっており、
どうして、見開きのペラ紙だけで済ませなかったのかやや疑問。

以上。

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CD a Rock’n’ Roll CHRISTMAS

2018-12-05 16:36:03 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
CD a Rock’n’ Roll CHRISTMAS


USA盤です

1995年にリリースされたと思われる、
オムニバスクリスマスCDです。

オムニバスのクリスマスCDに、
グレッグ・レイクの曲が入っている事が、
しばしばありますが、
このアルバムは、
タイトルの通り、
ロックアーティストが演奏した、
クリスマスソングに焦点を絞って制作されたようです。

ジャケットの下部に、
「GREG LAKE」ではなく、
「EMERSON,LAKE&PALMER」の名前が入っているので、
「WORKS Volume2」からのヴァージョンが収録されている可能性を、
推察するわけですが、
そうではありませんでした。

なんと!

「THE RETURN OF THE MANTICORE」

に収録してあるヴァージョンでした。

これはちょっとした驚きでしたね。

このヴァージョンは、
記憶に間違いがなければ、
確か、EL&Pのメンバーと一緒に録ったものではないと、
グレッグが言っていたように思います。

とは言え、
「THE RETURN OF THE MANTICORE」
の制作過程に関わっていない人から見れば、
「THE RETURN OF THE MANTICORE」
に収録されている、
「EMERSON,LAKE&PALMER」の「I Believe In Father Christmas」
という事になるわけです。

いずれにしましても、
本品からも、
ジャケットの印象だけで判断してはいけないという
発見があり、
オムニバス中古安価品収集の励みになりました。

以上。

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オムニバスCD Born to Be Wild

2018-10-31 15:31:16 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD Born to Be Wild


ジャケットの鳥をみると、
「3.2」のプロモ映像を思い出します


2002年に英国からリリースされたオムニバスCD1枚組です。

比較的よく知られているアーティストが収録されています。
70年代ロック系という感じですね。
特に英国にこだわる事なくアーティストを選んでいる感じです。

全16曲。

EL&Pは、12曲目に、「Fanfare For The Common Man」が収録されています。

同じタイトルで、ほぼ、同じデザインのジャケットで、
1992年にリリースされた全18曲入りというCDも存在しています。
この2002年盤と、何曲かは同じ曲が収録されているようなのですが、
そちらの方にはEL&Pの曲が収録されていないのです。

収録曲

1 –Black Sabbath Paranoid
2 –Deep Purple Black Night
3 –Focus Hocus Pocus
4 –Nazareth Broken Down Angel
5 –Bachman Turner Overdrive* You Ain't Seen Nothin' Yet
6 –Geordie All Because Of You
7 –T. Rex Metal Guru
8 –Atomic Rooster Tomorrow Night
9 –Free Wishing Well
10 –Manfred Mann's Earth Band Joybringer
11 –Golden Earring Radar Love
12 –Emerson, Lake & Palmer Fanfare For The Common Man
13 –Motörhead  Ace Of Spades
14 –Rainbow  All Night Long
15 –Peter Frampton  Show Me The Way (Live Version)
16 –Rush The Spirit Of Radio (Long Version)

このオムニバスCDの場合、
EL&Pが収録されている事を知って、
タイトルとCDのジャケットデザインを記憶して発注すると、
EL&Pが収録されていないという事態も起こりえたわけですが、
幸いそうならずに済みました。

以上。

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100 Huge Hits of the 60's & 70's

2018-09-21 10:04:46 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
100 Huge Hits of the 60's & 70's



英国製のオムニバス4枚組CDです。

オムニバスCDは頻繁に取り上げていますが、
「4枚組」は確か初めてだと思います。

レーベルは英国のサンクチュアリ。
EL&Pの公式なアルバムを、
SONYで発売する以前に、
英国でリリースしていたところです。

2007年に制作されたものですが、
プラケースが厚みのある仕様になっています。

英国から送付されてきたものですが、
プチプチ封筒ではなく、
厚紙の封筒に入っていました。
そのためか、
写真のように、
プラケース上にひび割れが生じていました。

ま、
安い中古品のオムニバスCDなので、
このような事もおこりうると、
受けとめております。

EL&Pに関しては、
「庶民のファンファーレ」が、
4枚組のDISC4の最後の曲として、
収録されています。

短いヴァージョンですね。

それから、
若きキースとご縁のあった、
「P.P. Arnold」の曲も2曲あります。

これまで、取り上げて来たオムニバスCDは、
70年代のある程度知られているアーティストが、
収録曲の半分以上を占めているものがほとんどでしたが、

この4CDに関しては、
ザッとみた感じでは、
よく解らないアーティストが並んでいますね。

英国ではソコソコ知られていても、
他国では全く知られていないようなアーティストが、
多く含まれているのかも知れません。

そのためか、
大手通販サイトの、
海外の方のレビューの星の数を見ると、
良い評価が得られていないようです。

また、
ヒットとは言っても、
どのぐらい売れてヒットと見なしているのか、
基準がなければ曖昧なところはあるでしょうね。

それでも、
レビューが何件か出ているのは、
購入する方もいたという事でしょうから、
リリース時は、
お買い得な価格設定をしていたのかも知れません。

以上。

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映像作品 OCEANS( オーシャンズ) DVD

2018-08-17 14:38:22 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
映像作品 OCEANS( オーシャンズ) DVD


DVDのパッケージ

1972年に制作されたサーフィンの映像作品です。

サーフボード等の専門の人が見るのと、
私のような全くの素人が見るのでは、
目の付け所等は、言うまでもなく、違うわけなので、
素人に見えた映像の簡単な説明をすると、

幾つかのサーフフィンの聖地(?)での、
サーフィンの様子を、
押し寄せる巨大な波と共に撮影した作品です。

一般的な映画とは異なり、
なにがしかのストーリーがあるわけではなく、
人を食べるような巨大な波の上を、
優れたサーファーが、
波乗りをしている様子を、
幾つも幾つも収録しているわけですね。

押し寄せる巨大な波も、
サーファーから見たら、
その海によって、
微妙な違いがあるのだと思います。

そのダイナミックな巨大な波の
BGMに流れているのが、
60年代末から72年頃までの、
ロック音楽です。

説明には、

「音楽はジミ・ヘンドリックス、ザ・バンド、サンタナ、フー、エマーソン・レイク&パーマー、ムーディーブルース、オシビサ、ハワイアン、南アフリカの民族音楽とやりたい放題である。」

とあったので、
EL&Pのどの曲がどんな感じで使用されているのか、
気になっていたのですが、
入手して鑑賞したら、

「タルカスの噴火の始まりから途中まで」

が使用されていました。

「タルカスの噴火」は、
この作品に収録されている、
多くの歌モノのロックの中で、
ザ・フーのトミーの前奏と共に、
異彩を放っている感じがしますが、

映像の中の巨大な波が、
ダイナミックなサウンドを見事に許容しており、
当時としては、
とても先進的な映像作りに挑んでいたのではないかと、
思うわけです。

以上。

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CD Instant Party More '70s Rockadelic

2018-07-09 13:12:26 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
Instant Party More '70s Rockadelic

ライノレコード制作のオムニバスCDで、
シリーズものの1枚のようですね。

このようにジャケットデザインには、
全くお金をかけずに制作した感じです。



これまで取り上げたオムニバスCDの中では、
最もシンプルなジャケットデザインです。

チープな感じがする絵柄よりは、
良いかも知れません。

ジャケットを見ると、
アーティスト名ではなく、
収録楽曲名が表記されています。

これも数多のオムニバスCDに見る特徴とは、
異なっています。

EL&Pはラッキーマンを収録。

「また、ラッキーマンか!」

などと思ってはいけません。

けっこうロックっぽいパワフルな音が、
数曲続いての登場なので、
際立って美しい曲に聞こえてきますね。

EL&Pっていいな。

以上。

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A History of Progressive Rock

2018-06-04 17:08:29 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
A History of Progressive Rock


ペーパースリーヴケース入り

2枚組のプログレ系のオムニバスCDになります。
制作国はドイツ。

手にするまで、
2枚組である事以外は解らなかったのですが、
どうやらシリーズもののようです。

このEL&Pのベストが同じシリーズのようです。
ペーパースリーヴがついて、
その中に2枚組のプラケース入りCDがセットされています。

2004年の制作のようですが、
90年代の2枚組プラケースCDのパッケージを踏襲しているようです。
厚みがあるので豪華感はありますけどね。



ブックレットも付いておりまして、
アーティストのカラー写真が載っています。
EL&Pの写真は、
ラッキーマン日本盤シングルレコードのジャケットに使用されていたものですね。

DISC1が7曲、
DISC2が9曲で、
全16曲の収録ですが、
EL&PはDISC1とDISC2にそれぞれ1曲ずつ収録されています。

DISC1に「石をとれ」。
DISC2に「未開人」。

それぞれ初期のライヴヴァージョンである事は解りますが、
既出のオフィシャルのライヴ音源かどうかまでは確認しておりません。
音は良いです。

タイトルと組数から、
様々なプログレ系のミュージシャンの楽曲が、
収録されていると想像されますが、

「1アーティストで2曲収録」

という遣り方を一部取り入れて、
CD盤を埋め尽くそうとしている感じもあります。
制作者が、プログレ史を語る上で、
個人的に重視しているアーティストに関して、
2曲収録したようにも思えます。

2曲収録されているバンド、ミュージシャンは、
EL&Pの他には、

Barclay James Harvest
John Wetton
Focus

ちなみに、
ジョン・ウェットンの収録曲は、
「レッド」と「スターレス」なので、
このような選曲をする事で、
タイトルに似つかわしいものにしようとしたのかも知れません。

他の著名アーティストとしては、

Curved Air
Caravan
Rick Wakeman
Family
Van Der Graaf Generator

がそれぞれ1曲ずつの収録。

DISC2の終わりの3曲は、
アーティスト名

Karnataka
Mostly Autumn
Nektar

となっています。

この3つのアーティストは、
日本においては、
プログレマニアにしか知られていないように思いますし、
ブログ村の他の方が取り上げた事があるバンドもあります。

このオムニバス2CDは、
ドイツの制作者がかなりのコダワリを持って収録曲を選んだ感じがします。

以上。

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オムニバスCD 18 Rock Classics Vol. 2

2018-04-25 08:09:10 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD 18 Rock Classics Vol .2


10CCがメイン?
ちなみに収録曲は、
「I'm Not In Love」


70年代から80年代にかけての英米ロックが、
全18曲収録されたオムニバスCDです。

ジャケットペラ紙の裏側に、
収録曲を取り扱っている音楽会社が記されており、
EL&Pはワーナーとありますので、
80年代に制作されたオムニバスCDのようです。

EL&Pはラッキーマンが収録されています。

これまで取り上げてきたオムニバスCDとは、
全く異なった印象を受けます。

英国のロックもあるのですが、
全般的な感じとしては、
アメリカンな音が、
怒濤のように押し寄せて来ます。

収録順にアーティスト名を列挙しますと、

Electric Light Orchestra
Reo Speedwagon
10CC
Dexys Midnight Runners & Emerald Express
Toto
Big Country
Argent
Bachman-Turner Overdrive
Atlanta Rhythm Section
Cher
The Stranglers
Steppenwolf
Emerson Lake & Palmer
Earth Wind & Fire
The Allman Brothers Band
Echo And The Bunnymen
Spyro Gyra
The Darts

但し、プラケース裏側には、
「Printed in England」の文字があり、
英国で作られたシリーズのようです。
そのためか、
ペラ紙ジャケットに使用されている写真も、
英国出身のバンドを選んでいますね。

EL&Pの「Lucky Man」の後に、
アース・ウインド&ファイヤーの「Let's Groove」
の流れはこれまでのオムニバスCDの中では、
全くの未体験ゾーン。
知っている曲であっても、
驚かされる展開もあるものです。

ELOなどは、EL&P人気が下火になって来た頃に、
人気を集め出したバンドだったように思います。
オークションなどで、
ELPの品物を検索していくと、
なぜか、ELOの品物が出てきます。

よく見ると、ELOの品物を出品していて、
出品タイトルにELPをつけていたりします。

キーボードを打ち間違えたのかも知れませんが、
世の中には、
ELと言ったら、ELOしか思い浮かばない人もいるのだと思っています。

ちなみに、
某プログレ系雑誌の記事の中に、
「ELT(日本のグループ)が出て以後、ELPは死語になった」という、
冗談ともつかない表現があった事を思い出します。

いずれにしましても、
通常、私が入手しているオムニバスCDとは、
傾向性の異なった音に溢れているので、
かなり新鮮味がありました。

以上。

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LD ヒストリー・オブ・ビートクラブ VOL.2

2018-03-19 09:52:10 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
LD ヒストリー・オブ・ビートクラブ VOL.2

ブログを始めた頃に、
このビートクラブの「プログレ先駆者たち」のVHSを取り上げましたが、
これは、
ヒストリーと称されている、
70年代に活躍した25のアーティスト・バンドによる演奏映像が、
収録されたものですね。

VHSを1本入手した頃は、
このようなヒストリーものがある事も良く解っていませんでしたが、
秋田に戻ってきて、レコード店の分厚い商品カタログをつぶさに観察している時に、
この商品の存在を知りました。

その時は、既にレーザーディスクプレイヤーを購入していたので、
もし、求めるとしたら、LDだとは思っていたのですが、
廃盤になっていたか、何かの理由で、
即、注文という手続きをしなかったのだと思います。

ヤフオクをやるようになってから、
この品物は時々、出品されるのですが、
あまり安くありませんでしたが、
昨年ぐらいにようやく手にする事ができました。

気になっていた理由は、
EL&Pの映像が含まれていたからなのですが、
それが、「ナイフ・エッジ」ではなく、
「石をとれ」だったからです。


ジャケット表側
これらの肖像画、
似ているのかね



ジャケット裏側の一部
EL&Pの次の曲は、
ザ・バーズの「霧の8マイル」はヴォーカルなしのヴァージョンを集録
これはなかなか渋い演奏


昨夜、
数年ぶりに、
レーザーディスクプレイヤーを作動させようとしましたら、
家内がどこかに片付けたのか、
リモコンが見つかりません。
(プレイヤー自体は、いつでも鑑賞できるように、
テレビの下に置いて、コードを抜いた状態にしていたのです)
本体のボタンを操作して、
何とか再生できました。

これは、
「ナイフ・エッジ」の映像とは異なり、
もともとの映像を加工した、
余計な編集がしてありました。

ステージ上の演奏シーンをそのまま普通に映したもので良いのですが、
メンバーのそれぞれの演奏シーンを四角で囲んで、
その四角の映像の廻りを蛍光ペンの黄色みたいなもので着色したりしています。
「展覧会の絵」のように、
アメコミみたいな映像が折り込まれていない事だけは幸いでした。

「石をとれ」は、グレッグの最初のヴォーカルがあって、
その後、キースのピアノソロが始まるわけですが、
途中でフェードアウトさせて終了しました。

この終了の仕方は、
他のバンドに関してもそうなっているものもありましたね。

ちなみに、
収録されていたイエスの映像は、「プログレの先駆者たち」と同じもの。
キング・クリムゾンも「プログレの先駆者たち」の「太陽と戦慄パート1」と同じ映像かも知れませんが、
昨日は確かめる時間がありませんでした。

EL&Pは「ナイフ・エッジ」の演奏とは、
衣装も違っている感じでしたので、
別の日に収録されたものかも知れないです。

全体としては、
映像加工がされているものもありますが、
多くの著名ミュージシャン、
五大バンドではないプログレバンドの若かりし頃も、
見る事ができて、
かなり新鮮味がありますね。

ビートクラブはDVD化もされているので、
経済的余裕があったら、それも欲しいところですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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オムニバスCD GIANTS OF ROCK LIVE

2018-01-11 17:15:49 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
GIANTS OF ROCK LIVE


見開きジャケット表側

中古で入手したオムニバス2枚組CDです。

収録されているのは、
70年代から80年代初頭までのロックのようですね。

2枚組なのですが、
これまで取り上げたオムニバス2CD等とは、
新品での入手の仕方が異なっています。

英国の新聞を購入した際に、
それに付いていたクーポン券をカットして書店に持っていくと、
このCDと交換できる仕組みのようです。

その新聞(デイリー・メール)の何月何日号かは解りませんが、
購入した時に付いていたクーポン券で、
最初の1枚目である「DISC1」と交換できるわけです。

その「DISC1」は、見開きの紙ジャケットに入っているのですが、
入っているのは「DISC1」のみ。

この見開き内ジャケットの片側に「DISC2」を挿入できるようになっており、
「DISC2」に収録する曲のリストが内ジャケットに記されています。

こんな感じ。



次回の新聞か、指定された次の号の新聞のクーポン券で、
「DISC2」と交換できます。

それによって、この2枚組CDのコンプリートが可能となるわけです。

但し、
「DISC2」の単品しか入手できなかった場合も考えてか、
紙製シングルジャケットに「DISC2」が入っています。


DISC2のみのシングルジャケット
DISC1の見開きジャケットの裏側と同じ絵柄である


あるDVDを全巻揃えると、
別途特典の申込ができたりした事がありましたが、
そんな仕組みを簡略化したような遣り方ですね。

ジャケットは経費がかからない紙製であるのは当然としても、
ジャケットデザインが独特ですね。

英国の紳士達は、無料(新聞代はかかっていると言えますが)で頂戴できるCDのジャケットにまで、
このような感じの女性を求めているのかな。

現時点で、日本で同様の事を企画したとしたら、
アニメに出てきそうな女性の絵を描いたジャケットになる事も、
選択肢の1つとしてあるかも知れないです。

EL&Pの曲は、「庶民のファンファーレ」の70年代のライヴが収録されていました。

全体として、なかなか聞き応えのあるライヴを選んでいる感じです。

ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は、オーケストラとの共演の音源ですが、
オーディエンスの大合唱が、
面白かったりします。

以上。

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オムニバスCD Rock Progression

2017-12-01 13:59:03 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD Rock Progression

英国で1998年に制作された2枚組のオムニバスCDです。



ジャケット
ブックレット仕様



ブックレット裏側は、
プラケース裏側と同じデザインで、
収録曲が記載


収録されている曲は、プログレ系のミュージシャンがほとんどですが、
ナザレスから始まってブラック・サバスの曲などもありますね。

注目のEL&Pの収録曲ですが、
なんとDISC2に大胆にも、
組曲「タルカス」が、まるごと収録されています。

これはなかなか珍しいと思います。

1枚組のオムニバスCDに「タルカス」を収録したら、
他のミュージシャンの曲が数曲減る事になると思いますが、
2枚組でなおかつ企画者の好みと言う事もあったのかも知れませんね。

他には、ザ・ナイスの「アメリカ」や、
ゲイリー・ムーアの「パリの散歩道-Parisierre Walkways」のヴォーカル無しのライヴヴァージョンなど、
EL&Pファンが良く知っている曲も収録。

「タルカス」の後の曲に、
タンジェリン・ドリームの「Genesis」という曲が入っているのですが、
このようなオムニバスアルバムに入るタンジェリン・ドリームの曲というのは、
かなり異彩を放っている感じです。

私の高校時代に文通相手が、この曲が入ったカセットテープをプレゼントしてくれたのだけど、
その方は当時、この曲を聴いて瞑想していると言っていました。
今にしても、この曲を聴いて瞑想をしていた彼の独自の感性には、不思議なものを感じます。

以上。

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