EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

オムニバスCD プログレッシヴ・ナイト

2017-08-11 08:45:40 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD プログレッシヴ・ナイト


ペラ紙2ツ折りジャケットだが、
内側は真っ白で印刷無し


プログレ系バンドのライヴ録音を集めた、
国内製のCDです。

製作年は、80年代末期と推定されます。

これまで取り上げたオムニバスCDでも、
ライヴ録音だけを集めたものもありましたが、
プログレ系の音に絞ったライヴ録音だけを集めたものを取り上げるのは、
本CDが初めてかも知れませんね。

EL&Pは、「展覧会の絵」の冒頭の、
「プロムナード」から「賢人」までの連続した音が、
1曲目として、
「ナットロッカー」が、
2曲目として収録されています。

が、「EL&P」のバンド名は、
帯には表記されておりません。

このCDがリリースされた頃、
3人ジェネシスは絶好調で、
ピーター・ガブリエルも「So」で、
超一流ソロアーティストの仲間入りを果たした後であり、
イエスも「ロンリー・ハート」の爆発的ヒットの余韻がまだ残っていたと思います。

EL&Pは、
エマーソン、レイク&パウエルが、
大ヒットも伴わず一発解散みたいな感じだったと思うので、
売る側としては、
あえて帯に載せる必要のないバンドだったのかも知れません。


ペラ紙ジャケット裏側

ただ、
収録されているバンドは、
EL&P、イエス、ジェネシス、ロキシーミュージック、マンザネラ&イーノなので、
帯に記載しようと思えば出来たはずです。


ほら、「EL&P」の文字だって、
充分に入れる隙間があるじゃないか!


選曲をされた方と帯のデザインを担当した方が、
違うのかも知れませんね。

以上。

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アイランド オムニバスCD STRANGELY STRANGE BUT ODDLY NORMAL 2009 Ver.

2017-07-10 13:14:51 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
アイランド オムニバスCD 
STRANGELY STRANGE BUT ODDLY NORMAL
2009 Ver.



箱の上側から撮影

2015年の9月28日に取り上げた品物の異なるヴァージョンです。

その時の記事を読んでみると、
その時点で、このboxは既に所持していたみたいですね。

キング・クリムゾンの曲が他のアーティストの曲と差し替えられています。

フィリップ翁がこのようなオムニバスCDにまで目を光らせているわけではないと思うので、
オフィシャルスタッフサイドが、徹底した音源の管理をしているのだと思います。

見方によっては、DISC2からクリムゾンの2曲が抜けた事により、
別のミュージシャンの楽曲が2曲プラスした事になるわけですから、
そのミュージシャンにとっては、少しは良かった事になるでしょうね。


インナーは2005 Ver.と同じ

表紙と裏表紙を含めて、48頁のブックレットが入っており、
P17とP18がEL&Pの紹介になっています。

バンドの白黒写真が1枚と、
メンバーごとの写真が掲載されています。

アーティストによってはカラーの写真で紹介されています。

キング・クリムゾンの曲を抜いたため、
企画の仕切り直しの意味もあってか、
CD盤のデザインは変更されていますね。


CD盤面

アイランドレーベルの持っている音の雰囲気みたいなものが、
伝わってくるベストCDです。

以上。

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同日、追記。

私はキング・クリムゾンのオフィシャル側の要望等があって、
キング・クリムゾンの音源だけ抜くことになったと解釈していましたが、
どうやら、そうでもないようです。

と言うのは、
この2009年にさらに高額なアイランドのボックスが発売されており、
そちらの方にはキング・クリムゾンの楽曲がしっかりと収録されています。

となると、
この3枚組のボックスは、アイランドレーベル側が、
再リリースをするにあたり、
マニアに再度購入を促すために、
収録曲を一部変更するという試みをしたのではないかと思ったりします。

キング・クリムゾンの2曲だけを抜いているので、
余計な推測をしてしまいました。

但し、高額な方のボックスへの収録を認めて、
再リリース3枚組への収録は認めないという取引もあったかも知れないですね。

アースクェイク ロック・エイド・アルメニアCD 帯付き

2017-06-07 09:26:18 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
アースクェイク ロック・エイド・アルメニア
CD 帯付き



CD盤面

ジョン・ロードが他界した時に、
キースが参加しているという事で、
輸入盤のCDを取り上げたのですが、
本日取り上げるのは、
輸入盤国内仕様という事で帯が付いている品物です。

帯の仕様は、
写真のように、
このブログではザ・ナイスの紙ジャケットのCDで取り上げた事のある、
裏側の全面を覆うタイプです。



この裏側の全面を覆うタイプの帯が、
90年代の初め頃から出ていたという事なのでしょう。

このタイプの帯は、
通常の被せ帯より、用紙の面積が増えるので、
一見、コスト高に見えますが、
特に解説用紙を入れない代わりに、
収録曲やアーティスト名を細かく記載するスペースを、
帯の裏面に確保できるという利点があります。

但し、このようなプロジェクトの場合、
何のためにこのプロジェクトが発生して、
発起人は誰であったかを、
きちんと日本語で解説してくれた方が、
親切と言えるのですが、
残念ながらそれはありません。

一方、英国製のジャケットブックレットは、
表紙を含めて8頁のホチキス閉じで、
このプロジェクトの経緯もきちんと説明しているようです。
わずかですが、被災状況の写真も載っています。

同時期に発売されていた同タイトルの映像作品は、
収録アーティストがCDと全く同じではないのですが、
国内盤がリリースされており、
解説も入っていたのですが、
CDに関しては、
国内仕様盤が流通するだけにとどまっていたように思います。

どのアーティストも、
このプロジェクトのために新曲を作っているわけでもないので、
過去の楽曲を提供して、その売上が、そのまま寄付になるという事でしょうから、
発起人としては、経費のかからない遣り方で、少しでも売りたかったのだと思います。

以上。
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20世紀ポップ・ロック大全集 パンク&レゲエ・ムーブメント 1998年

2017-05-08 10:24:05 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
20世紀ポップ・ロック大全集
パンク&レゲエ・ムーブメント 1998年




英BBCが、
ロックにおける様々なムーブメントが誕生した背景を、
楽曲にとどまらず、
当時のミュージシャンへのインタビューを加えながら、
ドキュメンタリー番組を制作したようです。

日本では数回に渡ってNHKで放映されたらしく、
それを商品化したものの1本です。

DVDBOX化もされているようですが、
レビュー等を読むと、全てが収録されていない等の問題点もあるようですね。

この「パンク&レゲエ・ムーブメント」においては、
「パンク」が出てきた背景として、
プログレッシヴロックが挙げられており、
パンクミュージシャンへのインタビューなどから、

「プロレッシヴロックというのは誰にでも演奏できる音楽ではなくて、
一部の人達の愛好するものなので、誰もが演奏できる身近な音楽として、
パンクが始まっていった。」

みたいな感じでまとめられています。

番組の進行上、
プログレ系のミュージシャンを映像の中に少しだけでも登場させる事が解りやすいと踏んだのか、
最初の映像として、
マントを羽織って演奏するリックがほんの少しだけ登場し、
庶民のファンファーレプロモ映像のキースとグレッグも登場します。
時間的にはリックよりはやや長い感じです。

番組の中では、
プログレの衰退という言い方はしていませんが、
冒頭の作りはそのような印象を受けるようになっています。

但し、80年代に入ってからもアルバムのヒットを飛ばしたプログレ系のバンドも存在するので、
説明時にEL&Pの映像を流すのが、
最も無難であると考えたのでしょう。

キースとグレッグは30秒も映っていないのですが、
このように記載されると、
「庶民のファンファーレ」の演奏がまるごと収録されているような印象を受けますね。



このシリーズ全体の中では、
プログレッシヴロックは蚊帳の外に置かれていているようですが、
ドキュメンタリー番組としては、
かなり面白い作りになっていると思いました。

以上。

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2CD Prog Rock & Beyond

2017-05-01 15:15:55 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
2CD Prog Rock & Beyond


ジャケット


ジャケット下部拡大
EL&Pの名前も記載


オムニバスCDを買う一般的動機というのは、
「懐かしさにちょっと浸ってみる」という事もあるかと思います。

ミュージシャンの熱心なファンであれば、
アナログ時代のアルバムのCDを再度購入すれば良いわけですが、
アルバムCDを買うほどでもないという場合、
安価なオムニバスCDにヒット曲が入っていたら、
ついつい手が出てしまうという感じなのかも知れません。

そう考えると、ヒット曲を収録する事が、
もっとも売上につながる事は確かですし、
あまり知られていない曲が入っていては、
購入者も懐かしさに浸る事ができないわけです。

EL&Pの場合、
オムニバスCDに収録されるの曲というのは、
「ラッキー・マン」を始めとして、
他に数曲ぐらいありますが、
そのほとんどが、シングルカットされている曲ですね。

一般的に知られている曲を収録するケースがほとんどのようです。

但し、本日取り上げた、
この2枚組オムニバスCDに収録されている曲は、
何と、「BRAIN SALAD SURGERY」!

意外ともいえる選択です。

制作年が2017年のようなので、
EL&Pの楽曲を収録するオムニバスCDにおいても、
キースとグレッグの他界後に新たな局面を見る感じですね。

デジパック仕様の3面開きの表側が、
4頁の薄いブックレットを差し込むようになっています。

ブックレッドの収録曲の説明を見てみると、
どうやら、現時点において、
BMGで揃えられるプログレっぽいミュージシャンを集めたようです。

知らないバンドがあったとしても、
プログレっぽい音作りというのはあるわけですが、
このCDを聴いている感じでは、
そうではない曲をかなり収録している印象を受けますね。

EL&Pの曲の中でも、
人気曲がどうかもアヤシイ「BRAIN SALAD SURGERY」ですが、
このオムニバスCDに収録された楽曲の流れで聴いていると、
明らかに普通のロックではない曲作りが際立っている感じがします。

以上。

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アーティスト名CATSKILL TAKESのGREENE COUNTY EDITS

2017-02-22 10:20:16 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
アーティスト名CATSKILL TAKESの
GREENE COUNTY EDITS


シンコーミュージックから、
「THE DIG」のエマーソン、レイク&パーマーのオンリームック本が出る事になったようです。

発売予定日をキースの1周忌に合わせていますが、
もし、グレッグが他界していなくても、
この企画が水面下で進行していたかどうかまでは解りかねますが、
キースの他界にたたみかけるような、
グレッグの他界がこの企画を後押しする事になった事は否めないと思います。

それでも、エマーソン、レイク&パーマーオンリーの書籍とか書物は、
今のところ数えるほどしかないわけなので、
1冊でもオンリー本が増えるのは喜ばしいことです。

特にこのブログの始め頃に取り上げた事のある「THE DIG」でのEL&P特集は、
皮肉な事にクィーンと一緒に特集されていて、
しかもクィーンが表紙という、
まぁ、なんとも、70年代の後半の人気の推移を、
改めて回想させてくれるようなムック本でした。

シンコーミュージックとしては、
77年3月頃に出版された「衝撃のロックトリオ伝」以来の、
エマーソン、レイク&パーマーオンリー本になると思います。

ムック本とはいえ、40年ぶりのオンリー企画本です。


本日取り上げるタイトルのレコードはこちら。



ジャケット
このレコード店の独自のデザインで、
ここからリリースされたレコードに共通していると思われる
ジャケット両側の中央部にレーベル面が見える開口部がある



レーベル面

このレコードはディスクユニオンのサイトで見つけたものです。

説明によるとニューヨークのレコード屋に「Dope Jams」というがあり、
そこでは制作部門の「Slow To Speak」なるものが存在して、
さらにイリーガル・リミックス/リエディット専科の「Track Rabbit Suppers」
というところから、リリースされたものであるそうです。

リリース年は、2012年との事ですね。

「Re-Edit(リエディット)」とは何を意味するのかという事で、
検索してみたところ、
既存の曲を再編集する事で、印象的なフレーズを反復したりする事で、
ダンス・ミュージックの世界では、普通に使われている言葉のようですね。

レコードのA面は1曲入り
B面は4曲入りで、

B面の3曲目に、
「When The Apple Blossoms Bloom In The Windmills Of Your Mind I'll Be Your Valentine (Twelve Tribes)」
邦題「あなたのバレンタイン」が収録されていて、
収録時間は、「5:18」となっています。

作品第二番に収録されているオリジナルの収録時間が「3:56」なので、
「1:22」長くなる編集が為されているわけです。

音質や音響を考慮に入れず、レコードが再生できるスピーカー内蔵型のプレイヤーを入手して聴いてみたところ、
(ターンテーブルのサイズだけは、LPサイズにこだわって、安価なストック品を入手しました。
しかもアームがオートリターンでした。)
曲の出だしのフレーズ等が、違和感なく反復されて収録されていました。

もともとインストの曲ですし、EL&Pにしては地味な曲の部類に入ると思うので、
反復されている部分も注意して聴いていないと、リエディットされているかも解らない感じですね。
ま、それが、このような編集曲を作られる方のプロの仕事とも言えますが。

当ブログでは、
このダンス・ミュージック向けにDJリミックスされた曲が入ったCDは2回ほど取り上げていたように思いますが、
「EL&Pと言ったらこの曲」
というところから、持ってきていない選曲がいずれもマニアックと言えますし、
長い事聴き続けているファンにとっては、それがむしろ新鮮だったりするわけです。

以上。

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オムニバスCD ロック・コレクション F-014

2017-02-08 08:01:18 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD ロック・コレクション F-014

これは80年代の中頃から末頃に発売されたオムニバスCDなので、
今、世間を賑わしている「JASRAC」のシールが帯に貼られています。

日本で発売されている洋楽のオムニバスCDの多くは、
基本的にペラ紙ジャケットにはカタカナを使用せずに、
英文字でタイトル等を表現し、
帯やプラケースの裏側にカタカナ表記をしていると思います。

こちらのCDは、
写真のように、ジャケットの表側に、
収録されているバンドの名前をカタカナ表記をするという、
珍しいタイプのものですね。


こんな感じ


プラケース裏と帯
帯に「JASRAC」のシール
帯の背部がELPファンをそそる


とは言え、
カタカナ表記の場合でも、
EL&Pに関しては、「ELP」とか、「EL&P」とか、
省略した形で表記されるのがほとんどですが、
しっかりと、「エマーソン・レイク&パーマー」と表記しているので、
知らない人でも、きちんとしたバンド名を知る事ができますね。

収録されている曲は、
「聖地エルサレム」。

このような日本国内で作られたオムニバスCDには、
通常、シングルカットされたりしている曲を収録するものですが、
日本ではシングルレコードになっていない「聖地エルサレム」を選択するケースがあります。

埼玉県越谷市の駅付近にあったヨーカドーのワゴンから見つけたオムニバスCDを、
ブログを始めた頃に取り上げていますが、
その中にも「聖地エルサレム」を収録したものがありました。

アルバム「恐怖の頭脳改革」の冒頭の曲として、
印象が強いという事に加えて、
オムニバスCDに収録するには、短めの曲として、
ちょうど良いという事もあるのでしょうね。

以上。
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ロック事典-プログレッシヴ・ロック オムニバスCD

2016-09-23 15:51:34 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
ロック事典-プログレッシヴ・ロック オムニバスCD


こんなシンプルなジャケットはけっこう好き
裏は真っ白のペラ紙です


日本音楽著作権協会のシールが貼られているCDです。
制作年は、80年代末から90年代初頭頃と推定いたしますが、
価格からするとこのタイプのオムニバスCDの出始めという感じでもないと思います。



中古で求めたので、帯は付いておりません。

当ブログでは、EL&Pの楽曲が含まれた様々なオムニバスCDを取り上げて来ましたが、
プログレ系の音のみを収録している国内盤のオムニバスCDを取り上げるのは、
初めてかと思います。

海外盤のプログレ系オムニバスCDは、制作された年代にもよるのでしょうが、
日本においては著名でないバンドやミュージシャンの楽曲が含まれていたりする事もあります。
(単に私が知らないだけでしょうけどね。)

このオムニバスCDはその点において、
あまりにも認知されているバンドとミュージシャンで構成されています。


プラケース裏

むしろ、現時点では、プログレ5大バンドの曲が全て網羅されているオムニバスCDなど、
制作される事はあり得ないでしょう。

イエスの「ラウンド・アバウト」から始まるので、
アルバム「こわれもの」が始まった感じになるのですが、
次の曲が、キング・クリムゾンの「21世紀のスキッツォイド・マン」なのが、
面白いところです。

その次に来るのが、ピンク・フロイド。
その次にウェットンヴォーカルのクリムゾンの曲。

そしてジェネシス。
ピーター・ガブリエルのソロ。

ブライアン・イーノと続きます。
イーノの曲は歌モノですね。

その次にアラン・パーソンズ・プロジェクト。
プログレの範疇に入るときも、入らないときもあるアラン・パーソンズです。

ここでようやくEL&Pが登場!
曲はラッキーマン。

その次にムーディー・ブルースで、
再度、イエスで終了となります。

キング・クリムゾンが2曲。
イエスも2曲。

イエスで始まって、
イエスで終わるという構成ですね。

ヴォーカルで言えば、
ピーター・ガブリエルが続けて2曲。
ジョン・アンダーソンがオープニングとラストの2曲。
と書きながら、肝心なところを書き漏らすところでした。

グレッグ・レイクのヴォーカルも2曲ですよね。
(突っ込まれずにすんだわ)

とは言っても、
最多出演はビル・ブルーフォードという事になりますか。

あと、ラウンドアバウトの演奏時間が、
「21世紀のスキッツォイド・マン」より長い事を、
今頃になって知った次第であります。

全体としては、
制作者の好みが反映されているのかも知れませんね。

以上。

キースは他界したけど、
EL&Pを愛し続けて行きましょう。
応援よろしくね。

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ATLANTIC ROCK & ROLL 3 COMPACT DISC SET

2016-08-19 17:40:05 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
ATLANTIC ROCK & ROLL 3 COMPACT DISC SET




オムニバスアルバムに収録されたEL&Pという事で、
幾つかのCDを取り上げて来ましたが、
本日、取り上げるのは、
その中でも豪華な部類に入るオムニバスCDセットと言えます。

このCDセットの制作当時に、
アトランティックに所属していたロック系のバンドやミュージシャンの著名曲やヒット曲を集めて、
3枚のCDに収録したものですね。

1991年のリリースです。

このセットの国内盤が出ていたかどうかまでは、
ちょっと解りません。

この中にEL&Pも1曲だけ収録されています。

レッド・ツェッペリンや、
イエス、ジェネシスなどは、
数曲入っているのですが、
ツェッペリンは別格としても、
イエスもジェネシスもバンド自体が存在して活動をしていたので、
ある程度は、その時の勢いも加わった選曲と見るべきかも知れません。

それはそれとして、
1992年から1993年にかけて、
アトランティックからヴィクトリー・ミュージックにEL&Pのアルバムの発売権が移行しているようなので、
このセットが1992年に企画されていたとした場合、
リリース月によっては、
EL&Pの楽曲は収録されずに終わっていたかも知れません。

そう考えるとこのセットの有り難みが増すようです。

EL&Pの収録曲は「悪の経典#9第一印象パートⅡ」です。

90年代のコンサートにおいては、
短いヴァージョンからフルヴァージョンも含めて、
必ず演奏していた曲ですが、

制作サイドが、この曲を選んだ理由というのは、
このセットのタイトルに歌詞が重なる部分があったからかも知れないですね。

いずれにしましても、

当時、CDのセットは3枚組以上になると、
このようなLP盤サイズのボックス仕様になっていた事があります。


CDのジャケットは3枚とも同じ
これにLP盤ジャケット大のブックレットが付属


レッド・ツェッペリンの数枚組のベストとか、
イエスのライヴ数枚組とかも、
このLP盤サイズのボックスに収納されていました。

今は、CDのみのセットだけだと、
このタイプ(LP盤サイズ)のボックス仕様にはしない事がほとんどだと思われますが、
LP盤と抱き合わせのセット等は、このタイプを継承していますね。

以上。

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オムニバス ハイクォリティCD ROCK TIMES 1975/78

2016-04-21 11:01:00 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバス ハイクォリティCD 
ROCK TIMES 1975/78


国内取扱発売者の説明によると、
ドイツの南部のシュティッツガルドに本拠地を置く大手雑誌社が、
ZOUNDSというレーベルでミュージック事業も行っており、
そこの製品のようです。
これまでもいろいろなオムニバスCDを取り上げていますが、
それらと一線を画しているのは、
全ての音源をマスターソースからのマスタリングで行っているとの事。
そのため、高音質な再生が可能となっているようです。


ジャケットはタイトルを強調
このCD盤が黒いのには、理由がありまして、
磁気の影響を最小限に抑えるためブラック一色にしているそうです。
高速回転のバランスも考慮した印刷デザインを用いて、
読みとり誤差を排除しているとの事。
なんでも、色を付ける染料の中には磁気を帯びる磁性体を含んでいるため、
多色印刷は多層になるため回転バランスが損なわれるとの事。


CD盤表
ジャケットブックレットは
収録アーティストの白黒写真と
簡略バイオグラフィーが充実



CD盤裏
見慣れていない黒色


私のようなものには、あまりご縁のない説明で、頭にこびりつかない内容ですが、
より良い音の再生に向けて、細部に渡るまで、こだわりを持って製作されているCDだという事だけは、解りますし、
CD盤の色に関しては、多色印刷はお勧めできないという事が、この文章から読み取る事ができます。

私などは、EL&Pの様々なCD盤のデザインの違いの面白さを取り上げて来ましたしが、
多色印刷が再生に及ぼす影響なんて、考えても見ませんでした。

1996年リリースのEL&Pのアルバムのcastle盤CDデザインが、
「BRAIN SALAD SURGERY」を最後に、そのカラーは違うにせよ、
ただのEL&Pマークになっている事に、
失速した感じを持っている事を述べて来ましたが、
この説明を読むと、シリーズの途中から、再生上の影響を考慮して、
ジャケットデザインをCD盤に取り込む事を中止したのかも知れないと思ったりします。

このオムニバス盤はVol.10でシリーズが完結しているのですが、
EL&Pは、このVol.6に含まれていました。
収録曲19曲中、
最後に収録されています。

選ばれた曲は、「FANFARE FOR THE COMMON MAN」なのですが、
WORKSに収録されているアルバムヴァージョンの方が選ばれていますね。

オムニバスアルバム系で、長い方のヴァージョンを取り上げるというのも、
画期的な試みと言えますが、
英国や欧州の国々では、この曲は、EL&Pの代表曲の一つになっている感じもありますので、あちらの方々にとっては意外でもない曲が選ばれたという事になりますか。

音の感じとしては、
何だか、レコードで最初に聴いた時の感じが、蘇ってくるようでもあります。

値段が高い理由も少しだけわかったような感じがしました。

収録曲

1. Show Me The Way :Peter Frampton
2. Parisienne Walkways :Gary Moore
3. There Goes Another Love Song :The Outlaws
4. Godzilla :Blue Oyster Cult
5. I Can't Stand The Rain:Eruption
6. Because The Night :Patti Smith Group
7. Le Freak :Chic
8. Sunny :Boney M.
9. Yes Sir, I Can Boogie :Baccara
10. So You Win Again :Hot Chocolate
11. Lay Back In The Arms Of Someone:Smokie
12. Ginny Come Lately :Albert West
13. Stumblin' In :Chis Norman & Suzie Quatro
14. Wishing On A Star :Rose Royce
15. Rich Girl :Hall & Oates
16. A Glass Of Champagne :Sailor
17. Am Fenster :City
18. Sturmvogel :Puhdys
19. Fanfare For The Common Man :Emerson, Lake & Palmer

なお、このレーベルからは、
EL&Pの曲のみが収録されたCDもリリースされていたのですが、
1枚組にも関わらず、価格が高くて買うのを躊躇しているうちに、
今では、万単位の価格がついているという次第です。

以上。

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Dream Weavers The Best of 70’s Progressive Rock

2016-02-08 17:43:00 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
Dream Weavers
The Best of 70’s Progressive Rock




プログレッシヴロックのタイトルを冠したオムニバスCDです。

70年代の音楽をジャンル別に集めたオムニバスCDのシリーズがあり、
その中にプログレのジャンルも設けたようです。

2007年リリースなのですが、
Rhino関連の音源を用いている記述があり、
その範囲の中でセレクトしたという事なのでしょう。

全10曲、
「悪の教典#9第一印象パートⅡ」から始まって、
あっという間に終わります。

一般的にプログレッシヴロックの範疇に入るとは思われない、
ミュージシャンの楽曲も入っています。

ゲイリー・ライトとかね。
(なつかしすぎますよ。)
その唯一の大ヒット曲の曲名「Dream Weaver」を、
タイトルに重ねています。

プログレっぽいアレンジもあるといえば、
あるから、収録したのかも知れません。

イエスは、「ラウンドアバウト」が収録されているのですが、
私はこのCDで、
「ラウンドアバウト」のシングルヴァージョンらしきものを、
初めて聴きました。
とっても短いです。

これはバンドがシングル向けに制作したというより、
レコード会社が不自然な流れにならないように、
始まりのギターの部分とか、
リックのキーボードソロの部分とかを上手にカットして制作したような感じがしました。
イエスの方はねちっこく聴いて情報を集めているわけではないので、
詳細は不明です。

ジョン・アンダーソンや、
スティーヴ・ハウの曲も収録されているのですが、

ジョン・アンダーソンの曲は、
何故か、ヴォーカルが入っていないものを選んでいます。
いつヴォーカルは出てくるのかと思っていると、
終わっているという感じ。

それから久々に、
マンフレッド・マンズ・アース・バンドの「光に目もくらみ」を、
聴く事ができました。
これが、ブルース・スプリングスディーンの曲である事を、
前にどこかで読んでいたけど、
すっかり忘れていました。
この曲が入ったアナログアルバム輸入盤は自宅にあります。

このオムニバスCD、
もう2、3曲、入れて欲しかったですね。

以上。

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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
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アイランド オムニバスCD STRANGELY STRANGE BUT ODDLY NORMAL 2005ver.

2015-09-28 16:55:32 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
アイランド オムニバスCD 
STRANGELY STRANGE BUT ODDLY NORMAL
2005ver.


amassのニュースによると、グレッグとジェフ・ダウンズの未発表音源が、
11月にとうとうリリースされるようですね。

取り上げられている画像は、
ジャケットに予定しているのかどうかは解りませんが、
もしそうだとした場合、配色も数色、デザインもシンプルで渋め。

個人的には、先般のライヴアルバムのジャケットが、
あまり惹かれるものではなかったので、
それに比べたらかなり良い印象。

情報によると、
全7曲ではあっという間に終わる感じですし、
そのうち3曲は既に発表されているとなると、
お楽しみはますます少なくなるわけですが、
それでも、日の目を見ないよりはマシですね。

今のところ、アナログ盤は予定していないみたいですが、
これは、とにかく聴いてみたいので、まずはCDですな。

本日、取り上げるのは、
4月にアイランドレーベルのオムニバスアナログ盤を取り上げましたが、
こちらの方は、3枚組のボックス入りCDです。

3枚組ボックスと言っても、いろいろな仕様があるわけですが、
個人的には、このタイプの仕様は、けっこう好きですね。

「菓子折箱」仕様とでもいいますかね。


タイトルを横にして、
上にカパッと開ける



上にタイトルが記されている


ブックレットには、EL&Pの写真もあり
インナースリーヴの似顔絵は、
アナログ盤のものと同じです



CD盤

このボックスの装丁は、
このブログでもよく話題にしてきた、
ピンク色レーベルを元にしているので、
アイランドレーベル関連の何かであるというのが、
とても解りやすい。

販売店の説明によると、
初期のアイランドレーベルの音源を収録しているという事ですが、
DISC3の1曲目にEL&Pに関しては、「ナイフ・エッジ」が収録されています。

それから、
DISC2には、キング・クリムゾンの名義の曲が、2曲収録されており、
「キャット・フード」でグレッグの声を聴く事もできます。

このオムニバス3枚組CDは、これまで、幾度か再リリースされているようですが、
どうやら、キング・クリムゾンの曲が収録されているのは、
この時にリリースされたモノだけのようです。

いろいろとあったのでしょう。

手元に後発の再リリースのボックスもありますが、
実際、他のミュージシャンの曲に差し替えられています。

そう考えると、最初のヴァージョンは、オムニバスCDとは言え、
珍品の部類に入る事になりますね。

以上。

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オムニバスCD グルーヴィー・ロック・キャラヴァン

2015-07-10 16:49:24 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD グルーヴィー・ロック・キャラヴァン


下から2番目にEMERSON,LAKE&PALMERの文字


CD盤
先般取り上げた、キース参加サントラの
ザ・チャーチのアナログ復刻レコードの色みたいだ


1999年にビクターエンタテイメントで製作されたオムニバスCDです。

これまでも、ビクターエンタテイメントで製作した幾つかのオムニバスCDを取り上げましたが、
これは、全体を通して聴いてみると、ちょっと毛色が変わっている印象を受けました。

DJを生業にしている人達が選曲を担当したらしいのですが、
どうやら、取り上げているミュージシャンの代表曲というのではなく、
某サイトの説明によると、ちょっとはずれた曲を選んでいるようです。

比較的マニアックなバンドが選ばれており、
楽曲そのものはとても味わい深い響きを放っていますね。
私にとっては初めて聴く音がほとんどでした。

ややプログレの範疇に属するのは、
コロシアムとトッド・ラングレンだけだと思います。

何故か、エマーソン、レイク&パーマーの「ホウダウン」が収録されていますね。

これは一時代を彩ったバンドとして、取り上げる対象になったのだと思います。

「ホウダウン」自体は、
EL&P全盛時のオープニングに使用されている曲なので、代表曲の1つになるとは思います。

一方、国内においてラジオで頻繁に流れた曲としては、「ナットロッカー」だと思われますが、変化をつけるために、「ホウダウン」を選んだとも考えられますね。

以上。

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オムニバスCD CLASS REUNION Greatest Hits Of 1971

2015-05-19 09:08:14 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD CLASS REUNION
Greatest Hits Of 1971



ジャケットは2つ折りペラ紙
このようなデザインはけっこう好きだ


1995年に米国でリリースされたオムニバスCDです。

これまで取り上げたオムニバスアルバムは、
プログレッシヴ系やロック系がほとんどでしたが、
このアルバムに関しては、
あまり知らない名前もありましたので、検索してみました。

結果として、
このアルバムはジャンルに関わらず、
グラミー賞にご縁のあったミュージシャン、
あるいは一時ではあっても、
大ヒットをとばしたミュージシャンを中心に選んでいる感じがします。

ここでエマーソン、レイク&パーマーが出てくるはっきりとした理由はわかりませんが、
ジャンルを超えた楽曲を演奏しているバンドの著名な曲という事で、
「ラッキー・マン」が収録されたのかも知れません。
(それ以外に考えにくいですね。)

ロッド・スチュワート、
スティーヴィー・ワンダー、
キャット・スティーヴンス
故ジョー・コッカー
等の著名ミュージシャンの楽曲を含めて、
全12曲収録。


プラケース裏側

単純にヒットチャートを賑わした著名なミュージシャンやバンドというよりは、
かなり渋めのミュージシャンを集めた感じがします。

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EL Pea アイランド オムニバス アナログ盤

2015-04-28 14:37:22 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
EL Pea アイランド オムニバス アナログ盤


果物?





レーベル

タイトルだけ見ると、EL&Pの何かのアルバムのように見えない事もないのですが、
アイランドレーベルの2枚組のオムニバスアルバムです。

アイランドレーベルのアナログ時代のオムニバスアルバムは何点か出ているようで、
EL&Pの曲が収録されていないものもありますが、
こちらはSide4の1曲目に「ナイフ・エッジ」が収録されていますね。

このアルバムジャケットは、私が、それまで見たこともない特徴があります。

私が海外のアナログ盤コレクターとかであれば、珍しくも何ともないのかも知れませんが、
国内のアナログ盤の2枚組ダブルジャケットから連想される仕様ではないわけです。

見開きジャケットを開くと、曲が収録されているミュージシャンやバンドの似顔絵が描かれています。



昨日、ブログ内の説明の時に記した、「ザ・ナイス」の似顔絵の感じとも違う似顔絵ですね。

その見開きジャケットの中心部に、アナログ盤を収納する透明な袋が1つだけ貼り付いているわけです。


透明な部分のフチにスポンジがついている

国内の販売者から求めた中古品なのですが、
入手した時は、半透明の丸底内袋にレコードが入っていて、
ジャケットの外側に梱包された状態で届きました。

ジャケットの底割れ防止という事で、国内の中古レコード販売者がレコードを送付する時には、そのやり方をします。

但し、これは海外の品物なので、
アルバムリリース当初からその内袋に入っていたかはかなりアヤシイですし、
これに2枚のアナログ盤を内袋で保護もせずに、ただ突っ込む仕様だったのかも知れないですね。

この程度のスポンジが果たしてクッションの役割を果たすのかは疑問。

以上。

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