ハイ・ヴォルテージ・フェスティヴァル 2010 /
エマーソン・レイク&パーマー 【コンプリートBOX】
感想その2
NHKFM「今日は一日プログレ三昧日」にしょぼいネタ。
特典の復刻雑誌です。
写真① 表紙

写真② 裏表紙

復刻雑誌には、ミュージックライフ誌に掲載された72年の記事のみ掲載されていました。
一年間に幾度か掲載されているので、それを集めたものですね。
キース、グレッグ、カールのインタビューとか、来日滞在記とかがメインの内容です。
それと雑誌の前後に当時掲載されたと思われるカラーグラビアを少々。
そのため、70年代のEL&Pの全貌を知る事はできません。
レディーズ&ジェントルマンライブ時は、既に疲労困憊していた事も考えられます。
(衝撃のロックトリオ伝に、「つかれきっていたグレッグ」という章があるので)
そう考えると、トリロジーを持って来日してから、頭脳改革を製作するまでが、最も勢いがあったと見る事ができます。
頭脳改革を作った時点で燃え尽き、燃え尽きたままツアー。
それで疲労困憊みたいな感じでしょうか?
72年の記事のみを抽出した意味もそのあたりにあるのかも知れません。
精神的にも肉体的にも最も勢いのあった時期が72年であると。
個人的には、73年、74年の記事を全く取り上げなかった事は、不満ですけどね。
リアルでEL&Pを知らないで、このコンプリートBOXを入手した人は、ちょっと気の毒な感じがします。
それは、これから記す状態も含めてですけど。
あとは、この復刻雑誌の作り方ですね。
やや見づらい写真でありますが、

写真③
これは見開きで写したので、ゆがんでいるのではなく、雑誌を見開いた時の中心にあたる部分が最初からゆがんでいるのです。
文字や並線がゆがんでいます。
カラーグラビア以外のすべての頁がこんな感じです。
すべての頁ですよ!!!
この復刻雑誌の製作の仕方自体に問題があると思われます。
雑誌を開いてコピーをする時の事を想像してみて下さい。
コピー機のガラス面にコピーしたい頁を密着させても、
製本箇所の部分は、ガラス面に密着できないので、きちんとコピーする事が難しい。
製本箇所の部分の文字が、ゆがんだ感じで複写されますよね。
どうやって製作したかは、製作した人でなければ、解らない事ですが、結果としては、素人がやった仕事みたいなものが完成品として出来ているわけです。
まぁ、「内容が解ればそれて良い」という人であれば、それで良いのでしょうが、いみじくも復刻雑誌と称するなら、もっと丁寧な仕事をするべきでしょうね。
それでも、雑誌のところどころにある当時の広告はそのままなので、時代の香りがしてくる事は確かではあります。
とは言え、「内容が解ればよい」と言う主旨であれば、当時の記事をみながら、打ち直しをすればよいわけですね。
今は、印刷屋さんじゃなくても、パソコンで出来ますからね。
立派な復刻カラー表紙をつけているだけに、中身のつくりのお粗末さが、余計に強調されてしまったように思います。
あと一つ考えられるのは、エマーソン、レイク&パーマーファンに対する甘えのようなものかな。
エマーソン、レイク&パーマーのファンは大抵の事には耐えてくれると思っているのではないかな。
まぁ、その辺りは、否定はできない感じもあるけどね。(笑)
そんな事を踏まえてみたにせよ、結成40周年を祝うコンサートDVDに付帯する企画としては、充分とは言えなかったと思いますね。
それでは。
2011年10月15日 yaplog
エマーソン・レイク&パーマー 【コンプリートBOX】
感想その2
NHKFM「今日は一日プログレ三昧日」にしょぼいネタ。
特典の復刻雑誌です。
写真① 表紙

写真② 裏表紙

復刻雑誌には、ミュージックライフ誌に掲載された72年の記事のみ掲載されていました。
一年間に幾度か掲載されているので、それを集めたものですね。
キース、グレッグ、カールのインタビューとか、来日滞在記とかがメインの内容です。
それと雑誌の前後に当時掲載されたと思われるカラーグラビアを少々。
そのため、70年代のEL&Pの全貌を知る事はできません。
レディーズ&ジェントルマンライブ時は、既に疲労困憊していた事も考えられます。
(衝撃のロックトリオ伝に、「つかれきっていたグレッグ」という章があるので)
そう考えると、トリロジーを持って来日してから、頭脳改革を製作するまでが、最も勢いがあったと見る事ができます。
頭脳改革を作った時点で燃え尽き、燃え尽きたままツアー。
それで疲労困憊みたいな感じでしょうか?
72年の記事のみを抽出した意味もそのあたりにあるのかも知れません。
精神的にも肉体的にも最も勢いのあった時期が72年であると。
個人的には、73年、74年の記事を全く取り上げなかった事は、不満ですけどね。
リアルでEL&Pを知らないで、このコンプリートBOXを入手した人は、ちょっと気の毒な感じがします。
それは、これから記す状態も含めてですけど。
あとは、この復刻雑誌の作り方ですね。
やや見づらい写真でありますが、

写真③
これは見開きで写したので、ゆがんでいるのではなく、雑誌を見開いた時の中心にあたる部分が最初からゆがんでいるのです。
文字や並線がゆがんでいます。
カラーグラビア以外のすべての頁がこんな感じです。
すべての頁ですよ!!!
この復刻雑誌の製作の仕方自体に問題があると思われます。
雑誌を開いてコピーをする時の事を想像してみて下さい。
コピー機のガラス面にコピーしたい頁を密着させても、
製本箇所の部分は、ガラス面に密着できないので、きちんとコピーする事が難しい。
製本箇所の部分の文字が、ゆがんだ感じで複写されますよね。
どうやって製作したかは、製作した人でなければ、解らない事ですが、結果としては、素人がやった仕事みたいなものが完成品として出来ているわけです。
まぁ、「内容が解ればそれて良い」という人であれば、それで良いのでしょうが、いみじくも復刻雑誌と称するなら、もっと丁寧な仕事をするべきでしょうね。
それでも、雑誌のところどころにある当時の広告はそのままなので、時代の香りがしてくる事は確かではあります。
とは言え、「内容が解ればよい」と言う主旨であれば、当時の記事をみながら、打ち直しをすればよいわけですね。
今は、印刷屋さんじゃなくても、パソコンで出来ますからね。
立派な復刻カラー表紙をつけているだけに、中身のつくりのお粗末さが、余計に強調されてしまったように思います。
あと一つ考えられるのは、エマーソン、レイク&パーマーファンに対する甘えのようなものかな。
エマーソン、レイク&パーマーのファンは大抵の事には耐えてくれると思っているのではないかな。
まぁ、その辺りは、否定はできない感じもあるけどね。(笑)
そんな事を踏まえてみたにせよ、結成40周年を祝うコンサートDVDに付帯する企画としては、充分とは言えなかったと思いますね。
それでは。
2011年10月15日 yaplog